11月17日(水)3年生理科「酸性とはどんな性質?電離式」

11月17日 この日の3年生の理科はいろいろな実験をしていました。

青い液体、無色透明の液体、少し茶色い液体が入った試験管、小さい鉄のようなもの、リトマス紙などが配られました。

まずは透明の液体と少し茶色い液体をそれぞれリトマス紙に1滴ずつたらしてみると・・・

 青いリトマス紙は赤く、赤いリトマス紙は赤のままになりました。

このことから、この2種類の液体は酸性であることがわかりました。

次に、青い液体それぞれに2種類の液体を1滴ずつ入れると・・・

両方とも黄色く変わりました。実はこの青色の液体はBTB溶液というもので、水溶液の性質を調べるのに使われます。

黄色くなったので、やはり酸性であることが確認できました。

今度は、小さな鉄のようなもの、マグネシウムを2種類の液体に入れると・・・

ぶくぶくと溶けていきます。このとき発生する気体を試験管に集めて・・・

マッチを近づけると・・・

「ピュン!!!」という音がして、小さな小さな爆発がおきて、試験管の中に、水蒸気がつきました。

このことから、水素が発生していたことがわかりました。

この2種類の液体は、「塩酸」と「酢酸」でした。

さて、ここまでの実験は、1・2年生の学習を思いだすための実験でした。

先生が「ここからが本題だよ。難しいよ。」と、ホワイトボードをひっくり返すと・・・

酸の電離式の問題がでてきました!(みなさんから「ひゃー!」と、悲鳴があがりました)

実験で確認したことも踏まえつつ、問題をときます。

実験をしながらだと理解が深まりますね。みなさん難しい問題にも果敢に挑む様子がすばらしかったです。