1月14日(金) 道徳 国際理解「その子の世界、私の世界~世界の子供たちの状況を知る~」

1月14日 この日、4時間目は全クラスが道徳でした。

3年生の1クラスでは、4時間目までに7枚のイラストから自分が気になるものを選んでおくように言われました。

世界の子供たちの写真の一部だけのイラストです。

同じイラストを選んだ人同士でグループを組みます。

このイラストの隠れているところはどんなイラストが続いているのか、グループで話し合います。

先生から、全体の写真が配られました。少年兵の写真や児童労働、地雷教育を受けている子供、スモーキーマウンテンで子育てをしている少女の写真など、目をそむけたくなるような写真です。

生徒たちも「予想してた通りだけどつらいな」「よくみると悲しそうな顔をしてる」と、言いながら悲しそうな顔でした。そこから感じ取ったことをグループで話し合います。

次に、発表します。他のグループはフルの写真をここで初めてみました。どの国の写真のときも、みんながつらい、でも目を背けてはいけないと、他のグループの発表を一生懸命に聞いていました。

発表がすべて終わると先生から「では、この現状を知って、自分にできることはなにか、考えてください」と言われました。

「ちゃんとしたところに募金をする」「ボランティアにもっとたくさん参加する」「たくさん知って、他の人にも伝えて、もっと大きな力にする」などさまざまな意見がでました。

じつは陽春の生徒たちは休みの日に有志で、ユニセフのボランティアに参加しています。

陽春分校にはこの写真にのっている国からきた生徒もいます。クラス全体が他人事ではなく、自分でもできることはないか、それぞれが自分の国のことのように一生懸命に考えていました。

深く考えている姿が、「道徳」の授業らしい姿だなあ、と思いました。