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11月26日(木)知識構成型ジグソー法で授業をしています

この日は、国語の授業で「知識構成型ジグソー法」(以下ジグソー法)を使った授業が行われました。

「ジグソー法とは?」わかる人も少ないと思うのでジグソー法について説明をします。

埼玉県では、東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)と連携し、

2010年から県内各教科の担当教員によるジグソー法の教材の研究開発と、その普及の取り組みをしてきました。

川口市でも多くの先生方が実践しており、学習効果の高い学習方法です。

具体的にどんなことをするのかというと、生徒同士が対話(教えあい・学びあい)を通して、主体的、協働的に問題、課題に取り組んでいきます。学ぶべき内容が真の知識として生徒に定着することを目指す、そんな学習方法です。

昨年度は、社会などの教科で実践しましたが、今回は先述した通り国語の授業で行いました。

内容は、「最後の晩餐」の絵は、「明暗法」「遠近法」「解剖学」を生かしているが、どのようなところでそれらが見られるか話し合ってみよう、という内容でした。*教科書に載っている教材をもとにしています

まずは「エキスパート活動」という活動を行い、「明暗法」「遠近法」「解剖学」がどこで使われているか確認をしました。それぞれが班に分かれて、どこで使われているか、お互いに意見をぶつけ合います。お互いが理解しあい、説明するための準備をしました。

次に「ジグソー活動」という活動を行い、「明暗法」「遠近法」「解剖学」がどこで使われ、どのような効果があるかをお互いに伝えあい、「最後の晩餐」のよさをお互いに理解しあう、という活動をしました。

陽春分校の生徒は外国籍の生徒も多いため、なかなか伝え合うということが難しい生徒もいます。しかし、どの生徒も一生懸命に伝え、そして、耳を傾け、お互いに意見交流をすることができていました。グループの話合いの中で、理解が深まっていく様子を見ると、改めて「授業は先生が主体となっていくのではなく、生徒と一緒に作っていくものなんだ」と思わされます。今回の授業は、明らかに「生徒主体の授業」でした。「生徒が作っていく授業」でした。

次週も「ジグソー法」は続いていきます。みんなで中身の濃い授業を作っていきましょうね。