2月18日(金)音楽 歌舞伎「勧進帳」

2月18日 この日の音楽は歌舞伎「勧進帳」の鑑賞最後の日でした。

前回、偽物の「勧進帳」を読み上げ、富樫から投げかけられるさまざな問いを、すべて答えることで疑いがはれた弁慶たちでしたが、まだそれだけではないんです・・・と、不穏な感じで終わっていました。

関所を通れると安心したところで、番兵の一人に、「義経に似ている」と指摘されてしまいました。

さて、その疑いを晴らすために、弁慶はどうしたでしょう。

まわりと相談して考えます。

「棒をもっているから、これで手品をしてみんながびっくりしているうちに逃げちゃう!」「棒で富樫たちを倒して逃げる」といった面白い意見が出てきました。

答えは、主君である義経を棒で叩くことで、義経でないということをアピールした。でした。

通しで鑑賞します。真剣に画面をみて、引き込まれていました。ストーリーを習ったので、しゃべっている日本語は難しいですが、今このシーンだなと、イメージできたようです。

逃げようとしたが、富樫によびとめられました。疑ってしまったお詫びに、お酒をふるまってくれるそうです。

お酒をたくさん飲んだ弁慶ですが、扇子をもってなにかしようとしています。なにをしようとしているか周りとまた相談します。

「手品で鳩を出す!」「大道芸!」と、みなさん面白すぎる考えです。

弁慶はお酒のお礼にと舞を舞って、そのうちに義経たちを先に行かせます。

みなさん動画にくぎ付けです。

観終わった後、自然と拍手がおこりました。本物も観てみたい!と、興味がわいたようです。この先も音楽の授業は多種多様な授業が展開されるようです。楽しみですね。