2020年11月の記事一覧
11月27日㈮イルミネーションの季節がやってきました
いよいよ翌週は12月です。
寒くなってきて、日も短くなってきましたね。
この日は、先生方が、校舎の窓にイルミネーションを飾り付けしました。
最近は、生徒のみなさんが登校する時間に日が落ち始め、下校する時間には真っ暗です。
イルミネーションを見に出かけるのも難しい世の中ですが、陽春のイルミネーションを見て、少しでも心をいやしてもらえれば嬉しいです。
写真では分かりにくいですが、赤黄青緑のライトがキラキラ輝いていて、とてもきれいです。
「かわいい」「いよいよクリスマスですね」と嬉しそうな声も聞こえてきました。
2020年、陽春で勉強するのもあと4週間です。みなさんで楽しくすごしましょうね。
11月26日(木)知識構成型ジグソー法で授業をしています
この日は、国語の授業で「知識構成型ジグソー法」(以下ジグソー法)を使った授業が行われました。
「ジグソー法とは?」わかる人も少ないと思うのでジグソー法について説明をします。
埼玉県では、東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)と連携し、
2010年から県内各教科の担当教員によるジグソー法の教材の研究開発と、その普及の取り組みをしてきました。
川口市でも多くの先生方が実践しており、学習効果の高い学習方法です。
具体的にどんなことをするのかというと、生徒同士が対話(教えあい・学びあい)を通して、主体的、協働的に問題、課題に取り組んでいきます。学ぶべき内容が真の知識として生徒に定着することを目指す、そんな学習方法です。
昨年度は、社会などの教科で実践しましたが、今回は先述した通り国語の授業で行いました。
内容は、「最後の晩餐」の絵は、「明暗法」「遠近法」「解剖学」を生かしているが、どのようなところでそれらが見られるか話し合ってみよう、という内容でした。*教科書に載っている教材をもとにしています
まずは「エキスパート活動」という活動を行い、「明暗法」「遠近法」「解剖学」がどこで使われているか確認をしました。それぞれが班に分かれて、どこで使われているか、お互いに意見をぶつけ合います。お互いが理解しあい、説明するための準備をしました。
次に「ジグソー活動」という活動を行い、「明暗法」「遠近法」「解剖学」がどこで使われ、どのような効果があるかをお互いに伝えあい、「最後の晩餐」のよさをお互いに理解しあう、という活動をしました。
陽春分校の生徒は外国籍の生徒も多いため、なかなか伝え合うということが難しい生徒もいます。しかし、どの生徒も一生懸命に伝え、そして、耳を傾け、お互いに意見交流をすることができていました。グループの話合いの中で、理解が深まっていく様子を見ると、改めて「授業は先生が主体となっていくのではなく、生徒と一緒に作っていくものなんだ」と思わされます。今回の授業は、明らかに「生徒主体の授業」でした。「生徒が作っていく授業」でした。
次週も「ジグソー法」は続いていきます。みんなで中身の濃い授業を作っていきましょうね。
11月25日(水) ランプシェードが完成間近です
2・3年生の美術はランプシェードづくりですが、完成が見えてきました。
様々な色が明るく照らされるのが、早く見たいですよね。
上記の通り、各自が一生懸命に作業を進めています。
このあと、中を切り抜き、明るいライトを中に入れます。
一つ一つの作品も、まるで完成を待っているように見えました。
11月24日㈬老眼は大変ですが、一生懸命やっています
今週の技術は、ラジオづくりのための確認です。抵抗などを確認したり、通電について確認したりしていました。
ラジオづくりは、ハンダでつなげたり、組み立てたりして終わると思っていたのですが、奥が深いです。
作業はとても楽しいのですが、大変なことがあります。説明書の字が小さいことです。陽春分校の生徒さんは、老眼の人が多いため、虫眼鏡が欠かせませんでした。因みに、虫眼鏡は全て技術の先生が準備をしてくれました。有り難いですね。
確認が終われば、いよいよラジオづくりです。とても楽しみですね。
11月20日(金)笑顔あふれる下校でした
いよいよ3連休ですね。
下校時、先生方はいつも通りみなさんを見送っていました。
帰るときの皆さんは、いつも以上に笑顔が輝いているように見えました。
前日の予想以上に、清々しい笑顔がマスクによって隠されているように見えました。
この日は週末だったため、どのクラスも加湿器の清掃を念入りに行いました。
そのため、当番の生徒はどのクラスも遅く帰りました。
一番最後に帰っていく生徒の背中が、いつも以上にさわやかに見えました。
現在、新型コロナウイルスの第3波が来ているといわれています。
しっかりと対策をしたうえで、休日を送ってほしいものです。
陽春分校の生徒全員が元気に24日㈫登校してもらえたら、と思います。
みなさん、充実した週末をお過ごしください。
11月19日㈭下校時は満足感でいっぱいのようです
授業が終わったあとの爽快感は、格別ですね。「今日1日しっかり勉強したなあ」と言う気持ちになる下校時は、自然と笑みがこぼれているように見えます。
この日の下校姿も、いつも通り笑顔満点でした。
普段ピースなどすることはありませんが、思わずピースをしたくなるほど、下校は清々しい気分になるようです。頑張って勉強したからこそのポーズに見えました。
下校のときは何を話しているかを聞くと、「Go to eat」の話題だそうです。「中学生」とはいえ、「陽春分校の中学生」の話題は、少し大人びているかもしれませんね。
翌日の授業が終われば3連休です。翌日の下校は、もっと清々しい笑顔がマスクの下にありそうな予感がしました。
11月18日㈬改めて、マスクは大切ですね
みなさん、マスクをしっかりつけて生活していますか?
米国立衛生研究所によると、1分間の会話で飛沫が約1000個飛ぶそうです。
また、国立感染症研究所によると、せき1回で約10万個、くしゃみ1回で約200万個の飛沫が飛ぶそうです。
その距離は、会話は1〜2m、咳は3m、くしゃみは5mと言われています。
学校の入り口に、飛沫が飛ぶ距離を示した掲示物を貼りました。
「こんなに飛ぶんだ」ということを、みなさんに実感して欲しいです。
マスクをつけると、喉の乾燥を防ぐこともでき、感染症の予防になります。
人にうつさないため、また、自分を守るために、マスクをしっかりつけましょう。
11月17日㈫技術の授業が充実しています
前日から始まった技術の授業ですが、大変好評です。
「よくわかる」「とても面白い」などの声が聞こえます。
あまりの授業の充実ぶりに、授業後「今日の授業、ありがとうございました。とても面白かったです」と、言いにいく生徒までいました。
先生のフォローも充実しています。
授業者の先生を含めて3人以上の先生が毎時間技術の授業に行っているのですが、この日は6人もの先生が授業にいたことがありました。
生徒21人に対して6人ですから、手厚いですよね。細かい作業など、どうしていいかわからない生徒へのフォローをする先生の姿が多々見られました。これなら生徒もわかりやすいだろう、と思わせる授業風景でした。
今後の授業が、とても楽しみですね。
11月16日㈪技術の集中授業の時間割になりました
11月16日から、技術の集中授業が始まりました。
これから、LED付きのラジオを作成していきます。携帯電話やスマートフォンにも繋げられる便利なラジオだそうです。
初回は、部品の名前を学習しながら、キットの中身を確認しました。その後、ニッパーの使い方も練習しました。
ニッパーや、はんだごてなど、慣れないものを使いますが、けがややけどに気をつけながら楽しく作成していきましょう。
11月13日㈮3回目の道徳の授業がありました
今年度3回目の道徳の授業がありました。
今回も、生徒のみなさんが『分かる授業』『「自分だったらどうだろう」と考えられる授業』になるよう、担当の先生方が準備をしていました。
テーマはクラスによって「生きること」「命」「責任感」「思いやり」など様々です。
どのクラスも、真剣に話を聞いたり、積極的に意見を発表したりしていました。
次回の道徳は、1月15日です。楽しみですね。
11月12日㈭加湿器を設置して
空気が乾燥する季節になってきましたね。
先日、各ホームルーム教室に加湿器を置きました。
加湿器は、毎日しっかりと管理しないと、カビが生えてしまい逆効果です。
保健係や担当の生徒が中心になって、毎日、水を取り替えたり、掃除をしたりしてくれています。
登校後、進んで準備をしてくれている生徒もいます。
風邪やインフルエンザが流行る時期が近づいてきました。みんなで協力して、しっかりと予防していきましょう。
11月11日㈬ 羽子板がもうすぐできます
このブログでも何度も書いています日本文化の羽子板ですが、完成が近づきました。
今は、絵をずっと塗っていますが、それぞれがこだわりがあり、とても時間をかけています。
来週には完成して、再来週には体育館で羽子板を使った活動ができそうです。
自分が作った羽子板で遊べるというのは、日本人でもなかなか経験できないことです。
いい経験ができましたね。
11月10日㈫ 生徒会役員が決まりました
11月7日(金)に行われた投票の開票が11月9日(月)に行われました。
その結果、立候補した3人が全員当選となりました。
当選、おめでとうございます。
これからは、当選した3人が陽春分校の先頭に立って、陽春分校をよくしていこうとしてくれるでしょう。
「生徒として何ができるか」から考えていくことになると思いますが、
3人を中心に生徒の皆さんによる「よい学校づくり」が楽しみになりました。
11月9日㈪埼玉県教育委員会教育長訪問がありました
陽春分校は、埼玉県初で唯一の夜間中学校です。教育長が今年度代わられたので、去年に引き続き、陽春分校の視察に来てくださいました。
授業を見終わった後、「生徒の皆さんが熱心に学習している」と教育長を始め、視察に来られた方々が褒めてくださいました。
陽春分校のことをよく見ていただいて良かったですね。
11月6日㈮生徒会役員選挙がありました
生徒会役員選挙がありました。陽春分校として初めての生徒会役員選挙でしたが、昼間の中学校とは全く違う形で行いました。
1番大きな特徴は、生徒会役員選挙立候補者演説が全て動画での放送となったことです。これは新型コロナウイルスの対策のためです。各クラス教室で動画を見ました。各クラスとても静かに、真剣に視聴していました。
動画の視聴が終わったあと、選挙管理委員会指示のもと、投票を行いました。
結果は、12日㈪に出ます。選挙管理委員会の皆さん、開票をよろしくお願いします。
11月5日㈭生徒会役員選挙前日でした
11月9日㈮は、生徒会役員選挙です。
選挙管理委員会が一生懸命準備してくれたおかげで、無事に選挙を迎えられそうです。
前日ということもあり、立候補する生徒も少し緊張しているようです。
今日も登校時間や下校時間に、校舎の入口で「投票お願いします」と挨拶をしていました。
他の生徒も「頑張ってください」「応援しています」と声をかけていました。
もう一度ポスターを見て、立候補者を確認している生徒もいました。
選挙当日、一人一人、責任をもって投票をしましょう。
11月4日㈬総合学習の作品が展示されました
総合学習の授業で作っていた新聞が完成しました。
母国や住んでいる地域の文化や芸術、遺産などについてインターネットで調べてまとめました。
特に上手にできた生徒の作品が階段に張り出されています。前を通る生徒たちがじっくり読んでいました。
1人の生徒が「伝えたいことがたくさんあってまとめるのが大変でした」と教えてくれました。
写真や絵を取り入れながら、わかりやすく書かれています。
どれも母国への誇りが伝わってくる作品ばかりです。初めて知ることもたくさんあって楽しいです。みなさんも読んでみてくださいね。
11月2日㈪2021年度の募集について
11月1日㈰から2021年度の生徒募集についてホームページで公開されました。
生徒の皆さんにとって「後輩が入る」という感じですかね。
在校生のみなさんも、来年度のことを知っておいてもらえたら、と思うので、時間があったら、以下の「入学について」を見てもらえたらと思います。
入学(にゅうがく)について 【約7分】
今後、入学を希望する生徒が面接に来ます。
今年は、11月17日㈫~20日(金)の期間、
入学を希望する生徒のための学校公開日(新型コロナウイルス対策のため完全予約制)もあります。
これから陽春分校にはいろいろな人が見に来ると思いますが、来年度の入学希望者の可能性が高いです。
生徒の皆さんは、知らない人がいたら、暖かく迎える姿勢でいてくれたらうれしいです。
10月30日㈮前期が修了して、帰りの会で通知表が配られました
中国の生徒が多い3年生のクラスでは、毎日帰りの会で中国語講座が行われています。
今週の中国語は『かわいい』という意味の『可爱』でした。
みんなで練習した後は、1人ずつ発音のチェックです。
母国語ではない言語の発音は難しいです。
入学した頃は、ほとんど日本語を話せなかった生徒たちが、上手に話せるようになってきていることのすごさを、改めて感じます。
日本語、英語だけでなく、クラスメイトの母国語も学ぶことができるのは嬉しいですね。
この日は前期の最終日でもありました。
1人ずつ、先生から成績表を渡され、じっくり読んでいました。
前期の学校生活はどうでしたか?
授業、行事、係など、いろいろなことに前向きに取り組んでいる姿が素晴らしかったです。
後期もみなさんで楽しく学んでいきましょう。