2022年2月の記事一覧
2月25日(金) 音楽「ミッキーマウスマーチ」
2月25日 歌舞伎「勧進帳」を終え、この日からキーボードで新しい曲にチャレンジしています。
陽春分校は1人1台、キーボードを使えるようにしてあります。
まずは、音符あてクイズから。先生がランダムに出題する「音符」を声に出して読んで、キーボードで弾きます。正しく読んで、正しい鍵盤を弾かなくてはいけないので、大変です。
先生に「ちがいます♪」「おしい!」と、言われながらも果敢に挑んでいます。
さて、まずは課題曲を聴きます。「たぶん全員が聴いたことある曲だと思いますよ~」と言われ、イントロクイズのように集中して聴いています。
「ミッキーマウスマーチ」です。軽快な音楽に、みなさん、リズムをとりながら聴いていました。
いろんな国の人がいる陽春分校ですが、みんな知っていそうでした。
まずは出だしの部分。指の確認をしながら弾きます。
出だしは同じ音符を8回弾きますが、リズムが難しいようで苦戦していました。スキップするように、楽しい感じで弾くのがコツだそうです。
聴きなじみのある曲でみなさん楽しそうでした。次回もどんどん続きを習うようですので、卒業までに「ミッキーマウスマーチ」、ぜひマスターして、聴かせてくださいね。
2月24日(木)おひなさま
2月24日 エントランスにお雛様が飾られました。陽春の先生が貸してくれた立派な7段飾りのお雛様です。
生徒さんたちも手伝ってくれて無事に飾ることができました。
まずは丁寧に丁寧に箱から出します。
一通り箱から出してみます。(そぉっと手渡ししています)
だいたいの位置に置いたら・・・(彼は五人囃子だから3段目だねと指示がでます。)
写真を見ながら調整していきます。
置く位置が決まったらここからが(も?)大変です。楽器や矢など小さな小物を持たせなくてはいけません。
なぜだか呼吸をするのを忘れて見守ってしまいます。
完成しました!
「菅原道真は授業で習ったの覚えてる?」「小野小町はNo.1Japanese美人だよ」「これはお嫁に行くとき持って行く道具だよ」と先生から教えてもらっていました。
通りかかった生徒さんたちが「きれい~」「すごい!すてき!」と言っていて、日本人の生徒さんはもちろんのこと、海外からきた生徒さんたちも日本の伝統文化に触れる良い機会だなと思いました。
3月3日が過ぎたらきちんと仕舞います。みなさん、安心してくださいね。
2月22日(火)総合発表「国際理解」~Part7~
2月22日 この日の3年生の発表も個性的で、面白くてよく調べられた発表ばかりでした。紹介します。
1人目は・・・献血についてです。献血の使い道や必要性などを調べてまとめてありました。この発表者の方は、献血をしようとしましたが、自身が使っているうがい薬がひっかかり、献血をすることができなかったそうです。でも、実際に見た、献血ルームの雰囲気を伝えることで、他の人の献血に対する恐怖心を軽くしようと、一生懸命発表をしていました。また、献血ができない条件も調べて、注意喚起をしていました。
2人目は・・・絶滅危惧種についてです。絶滅危惧と一言でいっても、カテゴリー(ランク)分けされているそうです。すでに絶滅してしまった種もいるそうです。日本ではニホンオオカミやニホンカワウソなどがそうです。今絶滅してしまいそうな生物を守るためのアクションも紹介していました。
3人目は・・・日本のおにぎりとアジアのおにぎりについてです。アジアのおにぎりには草で包んで携行しやすくしたものや、げんこつという意味のおにぎりなどがあるそうです。自分でおにぎりを作った感想も発表していました。みんなから「おにぎり食べたくなっちゃったな~」という声が所々から聞こえてきました。
4人目は・・・台湾のお祝いについてです。赤ちゃんが生後4ヶ月になると健やかに成長するようにお祝いの儀式をするそうです。赤ちゃんにクッキーやドーナツの首飾りを巻くそうです。また、16歳になると伝統的な衣装を着て成人を祝う地方があるそうです。お祝いの日には紅い亀の甲羅を模した餅を食べることもあるそうです。
どれもよく調べてあって、メッセージ性があったり、ポリシーを感じる良い発表ばかりでした。
受験生は受験前の登校最後でした。受験生へクラスメイトからエールが送られたり、持ち物の確認を一緒にしたり、励ましている様子がたくさんみられました。各々が心に残す方がいいかなと思い、写真には撮りませんでしたが、とてもすてきな場面にたくさん出会うことができました。受験生のみなさんが、実力を出し切れるよう願っています。
2月21日(月)総合発表「国際理解」~Part6~
2月21日 1・2年生も発表があったので、ご紹介します。まずは1・2年うさぎグループからです。
1人目は・・・中国の住宅事情についてです。マンションに住む人がほとんどで、内装がされていない状態で売られているので、自分たちの好みにカスタマイズができるそうです。また、キッチンについては、中国の料理は火力が強かったり、油を多く使うので、日本のようにリビングやダイニングと一体になっていることはなく、独立だったり、個室なんだそうです。なるほど。
2人目は・・・民族衣装について発表しました。人形に着せる、ミニチャイナドレスを自分で作りました。
世界のいろいろな民族衣装が調べてあって、とても面白かったです。
3人目は・・・中国のサラダです。豆腐を干した麺のようなものを使います。パクチーやきゅうりなども入れて、とてもヘルシーなサラダです。豆腐を干した麺の味の想像がつかないので食べてみたいです。
ここからは1・2年のライオングループです。
1人目は・・・フィリピンの「ハロハロ」についてです。かき氷のような冷たいデザートで、フィリピンで人気のハロハロの店を紹介してくれました。また、自分で作ったものも動画で発表していました。コーンなどが入っていて美味しそうです。
2人目は・・・フィリピンの料理「アドボ」の作り方です。豚の角煮のような感じですが、酢を使っていて、ニンニクやナンプラーも使うそうで、ちょっと日本の角煮とは味が違うそうです。
じつは、データのトラブルがあり、発表の準備がうまくいかない生徒がいました。でも・・・
発表ができるようにみんなで考えたり、空いた時間をトークでつないだりと、手伝っていました。陽春の人たちの優しいところが、こんなピンチのときにもみられました。
2月21日(月)総合発表「国際理解」~Part5~
2月21日 この日は3学年とも発表がありました。
3年生
1人目は・・・フィリピンの学校についての話でした。フィリピンには以前は高校がなく、中学4年間を過ごしたら義務教育を終え、一部の人だけが大学に進学するような制度でした。でも、2013年に教育改革が行われ、高校ができたそうです。この発表では、高校でのことをクイズ形式で出していました。(発表時の写真とれませんでした。すみません)
2人目は・・・トルコの料理「ラフマジュン」の作り方です。ピザのような感じですが、スパイスを入れた味付けなんだそうです。
3人目は・・・「腌篤鮮」という料理で上海豚肉スープの紹介です。鍋や材料を手作りのイラストで作り方の説明をしました。上海の家庭料理で、クミンを入れたり、塩の量など味のアレンジができるそうです。
4人目は・・・中国の「ピーマンの肉詰め」です。ピーマンというよりシシトウに近い細長い形のピーマンに肉をつめて焼いていました。普段料理をあまりしないようですが、一生懸命頑張って作っている感じがしました。
5人目は・・・ネパールの「モモ」についてです。桃ではなく、ネパールでは「モモ」は餃子のように、肉や具材を生地で包んで蒸したものだそうです。スパイスや酢、パクチーなど、餃子とはちょっと違う味付けみたいです。餃子のような、肉まんのようでもあり、おいしそうです。
6人目は・・・中国(仏教)の「放生(ほうじょう)」についてです。コロナの収束や、みなさんの健康を願い、「放生」について発表しようと思ったきっかけだそうです。イラストも自分で考えて、美しいポスターができました。
1・2年生の発表はPart6でまたご紹介します。
2月18日(金)音楽 歌舞伎「勧進帳」
2月18日 この日の音楽は歌舞伎「勧進帳」の鑑賞最後の日でした。
前回、偽物の「勧進帳」を読み上げ、富樫から投げかけられるさまざな問いを、すべて答えることで疑いがはれた弁慶たちでしたが、まだそれだけではないんです・・・と、不穏な感じで終わっていました。
関所を通れると安心したところで、番兵の一人に、「義経に似ている」と指摘されてしまいました。
さて、その疑いを晴らすために、弁慶はどうしたでしょう。
まわりと相談して考えます。
「棒をもっているから、これで手品をしてみんながびっくりしているうちに逃げちゃう!」「棒で富樫たちを倒して逃げる」といった面白い意見が出てきました。
答えは、主君である義経を棒で叩くことで、義経でないということをアピールした。でした。
通しで鑑賞します。真剣に画面をみて、引き込まれていました。ストーリーを習ったので、しゃべっている日本語は難しいですが、今このシーンだなと、イメージできたようです。
逃げようとしたが、富樫によびとめられました。疑ってしまったお詫びに、お酒をふるまってくれるそうです。
お酒をたくさん飲んだ弁慶ですが、扇子をもってなにかしようとしています。なにをしようとしているか周りとまた相談します。
「手品で鳩を出す!」「大道芸!」と、みなさん面白すぎる考えです。
弁慶はお酒のお礼にと舞を舞って、そのうちに義経たちを先に行かせます。
みなさん動画にくぎ付けです。
観終わった後、自然と拍手がおこりました。本物も観てみたい!と、興味がわいたようです。この先も音楽の授業は多種多様な授業が展開されるようです。楽しみですね。
2月17日(木)「進路ガイダンス」と理科「地球と人間」
2月17日 この日は進路ガイダンスがありました。来週はついに受験です。
この日はプリントの提出がありました。乗る電車や、誰と行くかなど当日の動きを事前に自分で調べて書いた、試験当日の動きのプリントです。受験生のみんなが安心して受験ができるようにと、陽春の受験担当の先生が作ってくれました。手厚いサポートです。
事前指導です。配布されたプリントを見ながら進めていきます。内容は当日までに準備することや、コロナ感染症に関わることなどです。こちらも、受験担当の先生が、何度も何度も受験要項を読み込んで、みんながわかるように作ってくれました。もう一度言いますが、本当に、受験生のみんなのためを考えた手厚いサポートだなと思います。
体調に気をつけて、全力を発揮できるよう、願っています。
さて、3年生の理科は教室で行っています。
「地球以外の惑星や天体に動物はいると思いますか?」という質問からのスタートでした。
「いると思う」と答えた人が多かったです。「微生物くらいいるんじゃないですか?」と、言った人がいました。良い着眼点です。でも答えは「今のところはいないと思われる」そうです。
生命が存在するための条件は、「空気」「水」「温度」があることが必要だそうです。
「じゃあまずは空気。空気はどんな成分でできてるかな?」という先生からの問いに「酸素!」と元気よく答えます。「化学式は?」ときかれ、一瞬みなさんの動きが止まりましたが、無事に「O2です!」答えがでました。
「水」の説明です。「氷を水に入れると浮かびますよね?体積が違うからです。」
同じ質量でも、液体(水)の方が固体(氷)より重いそうです。「氷になるとなにかが小さくなります。何でしょう」ヒントは、「み〇〇」です。と、言われて、「みかん!」と元気よく答えてみんなで笑っていました。
答えは「みつど」でした。実験のスタイルでの授業でなくても、笑いがあふれる明るい授業でした。
2月16日(水)3年生 最後の美術
2月16日 この日3年生は3年間の美術、最後の日でした。1日特別授業で作業日がありますが、授業としては最後です。
新校舎の校歌に使う「レリーフ」を作る続きをしています。みなさん彫刻刀の使い方にだんだん慣れてきました。
職人のような雰囲気がかっこいいです。
真剣にケガをしないように彫り進めていますが、近くの人とお話をしながら、楽しく作っていました。
おいしい韓国料理の作り方や、相談ごと、冗談や宿題のこと、作品を褒め合ったりと和気あいあいとした、明かるく楽しいムードです。
作品をつくるのはとても大切なことですが、それだけでなく、それ以上に大切な時間を過ごしているように感じました。
完成品です。写真では伝わりづらいですが、3㎜くらい字が浮き上がるように一生懸命彫っています。
さて、作業が終了すると・・・
先生に言われなくても自然に掃除が始まります。むしろ授業開始前よりきれいにするくらいの勢いだそうです。
最後は先生のお話をよく聞いて・・・
3年間の気持ちを込めて「礼」で締めくくりました。
最後の授業ときくと、さみしいですが、まだまだ授業や学校生活は続きます。
みなさんの良さを最後の最後まで、このブログで伝えていきます。
2月15日(火)総合「国際理解」発表~Part4~
2月15日 総合の発表はまだまだ続いています。この日はうさぎグループの発表です。
1人目は「地球環境」についての発表です。
この発表者の方は、自分のお子さんに世界の環境の現状を教えて、自分たちでできることを、一緒に取り組んでみたそうです。たしかに、下の世代に今の問題を伝えていくのも、大切なことですよね。
2人目は「環境問題」についての発表です。CO2を削減することを調べました。
CO2削減のために家で自分たちが取り組めることだけでなく、企業の責任などたくさんの情報がまとめてありました。
3人目は「難読漢字」についての発表です。世界の地名(アメリカなら米国のような)や、日本の旧国名(大阪周辺を摂津というような)を漢字で表したものです。
この発表者の方は、スマホやタブレットなどの普及により、漢字を書く機会が減ったとことから、漢字を大切にしたいと思ったことがこの発表にするきっかけになったそうです。世界の国名は当て字がほとんどなので、「こんなに面白い漢字の国もあります」と紹介していました。
4人目は「オクラ」のことを発表していました。
オクラにもいろいろな種類があって、花の部分を食べるオクラだったり、赤い色のオクラ、オクラキングという名前の通常の3倍くらいありそうなくらい大きなオクラなどを紹介していました。自分で実際に食べてみた感想なども発表していました。
5人目は八ッ場ダムについての発表です。
八ッ場と書いて、やんばと読みます。水陸両用バスでツアーに実際に行ってみて感じたことや、八ッ場ダムの歴史、ダムはなんのためにあるのかということを発表していました。
発表が終わった後は大きな拍手をみんなで贈ります。発表者は緊張しますが、あたたかい雰囲気が伝わってきます。
この先の発表も、楽しみです。
2月14日(月)総合「国際理解」発表~Part3~
2月14日 この日3年生の総合は引き続き発表です。
今回も楽しくて、興味深い、でも考えさせられる発表がたくさんあったので紹介します。
〇1人目は水についての発表です。
「水」は限りある資源であり、大切にすべきです。使い方を工夫して節水を心掛け、意識することが大事です。
最後に、水に関する格差のことも話していました。
重い課題ですが、心に響く、考えさせられるメッセージだと思いました。
〇2人目は動画でネパールティーのおいしい入れ方の発表でした。
砂糖はすきなだけ入れていいそうです。(笑いが起きていました)
〇3人目はパシュトゥー語の書き方についての発表です。
最初の導入部分で「多文化共生」について話をしていました。ほかの国を知ること、理解することで「共に生きていくこと」につながると言っていました。そこで、この発表の本題のパシュトゥー語の書き方につながっていきます。
表記はアラビア文字と・・・(ここまでは誰でもわかります簡単ですけどと言いいましたが、みんなで大笑いしながらわかんないわよ~とつっこみを入れました)
パシュトゥー独自の音をあらわす8文字を使っているそうです。
難しいけれど、そうなんだともっと知りたいと思えるような発表でした。みなさんも「知らなかった」と言いながらよく発表を聞いていて、導入の「多文化共生」に一歩近づいた気がしました。
〇4人目はベトナムの料理、「ゴーイクオン」の作り方の発表です。
動画の途中に、注意点や、ポイントが書いてあり、わかりやすい動画でした。
日本語学習中の生徒ですが、日本語で一生懸命伝えていました。
〇5人目はSDGs17の目標のうち、5番「ジェンダー平等を実現しよう」についての発表です。
「大統領、管理職、パイロットなどで思い浮かべるのは男性ですか女性ですか」「では、家事や子供の世話で思い浮かべるのは?」と、質問し、みんなで考えながらすすんでいく発表でした。
みんなが顔を上げて考えています。引き込まれる良い発表でした。
どの発表も本当に興味深く、また考えさせられたり、楽しくて引き込まれるような良いものばかりでした。
2月10日(木)3年国語「漢文」
2月10日 この日の3年生の国語は「漢文」のルールを確認していました。「論語」から学びます。
基本ルールの確認から。漢文は古代の中国語の文です。
日本語とは異なった読み方なので、日本人からは「レ点ついつい忘れちゃう・・・」中国の人からは「送り仮名やふりがながない白文の方が逆に読みやすい」と漢字を使わない国から来た人からは「ひらがなしか読めない・・・」と国際色豊かな陽春だからこそ新しい発見やそれぞれの難しいポイントがありました。
置き字の説明です。日本では置き字は読みませんが、語調を整えたり、 微妙なニュアンスを出したりするなど「深い意味」があるようです。この文では「而」がそうです。ここでは、接続詞のような働きで、「そして~」のような意味があるようですと説明がありました。
みなさんプリントとホワイトボードをよくみています。集中力がすごいです。表情が真剣そのものです。
国語では、もう少し漢文が続くようです。難しい内容ですが、ゆっくり学習していきましょう。
ところで、この日は雪が降りました。陽春には雪が降らない国から来た人がたくさんいます。
休み時間に外をみて、帰るとき気をつけなきゃと言いつつ、ワクワクしている感じが伝わってきました。陽春のみなさんとワクワクや感動を一緒に実感できてよかったです。
2月9日(水)体育「バドミントン」
2月9日 さまざまな年齢層のいる、陽春分校ですが、今学期の体育はすべての学年でバドミントンをしています。
もちろん、ライオンとウサギにグループを分けて、運動強度や教わるスピードも異なりますが、それでも同じことをできるように、ケガの危険のないように考えて体育の授業をしています。
まずはみんなでネットを張ります。
力に自信がある人はポールを運び、他の人はネットを張る、ひもを結んだり、ラケットをとってあげたりといったように、協力して自分のできることをします。
自分の力で難しいことは、できる人に素直にまかせる。でもその代わり自分が手伝えるところは自分でやる。そうして支え合って学校生活を送っている姿は、間違いなく陽春の良さだと思います。
この日は、打つときの技を練習していました。先生から、後ろに転ばないように注意してね、と指示が出ました。
ハイクリア・・・高く遠くへ打ちます。
ドロップ・・・相手の陣地、ネットぎりぎりに落とす。「スマッシュのように強く打つとみせかけて、手前に落とす技です。」と先生に言われて、手前に落ちてくるとわかっていても翻弄されていました。
ドライブ・・・ネットぎりぎりを、地面と平行に打つやり方です。スピーディに返球します。
終わった後はみんな汗をうっすらかくほど、白熱していました。とても楽しそうにプレーをしていますが、負けないぞという意気込みも伝わってきました。熱くなりすぎてのケガには注意ですが、楽しく運動していてとても健康的でした。
2月8日(火)総合「国際理解 発表」~Part2~
2月9日 この日の総合も発表です。このグループは紙での発表が多いですが、わかりやすく、簡潔、でも情熱的な作品ばかりです。陽春の良さがたくさん出ているので、少しご紹介します。
自分の国の料理を作ってきて、動画を流したり・・・(トルコの料理だそうです。肉詰めコロッケのような感じで、少し辛いそうです。完成した写真をみておいしそうと声があがっていました。)
クラスメイトの出身国のことを調べて紙にまとめたり・・・(なんと、国旗をお弁当で表現しているそうです・・・!それぞれの国の特徴を「この国は~の世界ランキングが3位で~」など、面白い視点で発表していました。)
秩父の札所巡礼を実際に体験したことを発表していたり・・・(秩父の観音様の納められたお寺、34か所を回ることを札所巡礼というそうです。御朱印をいただきながら巡ったそうです。御朱印帳をみせたとき「かっこいい」「すてき」と、声があがっていました。)
埼玉県の伝統芸能をパワーポイントを使って発表している人もいました。
(みなさん埼玉に住んでいてもみたことのない芸能がたくさんあり、「初めてみた」という声があがっていました。)
どの発表もみなさん着眼点が面白く、また、今回のテーマは「国際理解」なので、自分の国のことを一生懸命に伝えようとしているのがよく感じ取れました。
発表が終わると、「おつかれさま」の意味もこめてみんなで大きな拍手を送ります。良い雰囲気です。この後も数週にわたって発表は続きます。楽しみです。
2月7日(月)総合「国際理解」発表~Part1~
2月7日 いよいよずっとみなさんが一生懸命に作っていた、総合の発表がスタートしました。
この日は第1弾です。
1・2年生はタブレットやPCで、3年生は模造紙でもタブレットでも良いことになっています。ルールとして、自分の作ったものや、したことを入れることになっています。
自分の国の料理やおやつについての発表や・・・
陽春にいる人の国のあいさつを動画でとって発表に使ったり・・・
問題提起をしてみんなに考えさせるような発表だったり・・・
自分の国の植物の育て方を発表したりと・・・
どれもよく調べてあって、見ごたえある作品ばかりでした。
発表のテーマもさまざまでとても面白いです。
発表が終わったら、みんなで評価します。発表でよかったところ、わかったところを書きます。
どの発表も興味深く真剣に聞いていました。
この先も発表が続きます。楽しみですね。
2月4日(金)音楽 歌舞伎「勧進帳」
2月4日 音楽では歌舞伎の「勧進帳」を学習していました。
まずは、歌舞伎「勧進帳」の登場人物やあらすじの確認です。
義経や弁慶は兄から逃げています。捕まらないように、山伏の恰好に変装して逃げています。
「タイトルにもなっている勧進帳とはなんでしょう?」先生の私物の巻物をみせてくれました。
「勧進帳」はお寺などの寄付をつのるお願いや、名簿などが書いてある巻物だそうです。「勧進帳」をもっていることで、山伏だと証明できるそうです。
「では、弁慶たちは偽物の山伏ですが、勧進帳をもっているでしょうか?持ってると思う人~持ってないと思う人~」
最後に歌舞伎を実際に観てみます。
言葉は難しいようでしたが、みなさん画面にくぎ付けになっていました。
この先の展開が気になりますね。
次の授業を楽しみにしていましょう!
2月3日(木)国語「おくのほそ道 確認問題」
2月3日 3年生の国語の授業では、みなさん真剣にプリントとにらめっこしていました。(写真は違うクラスの同じ内容の授業の時のものです)
陽春では定期テストはありませんが、たまに確認テストをしています。
陽春では、中間テスト・期末テストはなく、成績で順位をつけたりもしていません。でも、どれくらい理解できたかな?という意味で、予告をして確認のためのテストをすることがあります。
今回は、おくのほそ道・平泉から出題されました。みなさん机の上には筆記用具だけ準備して、テストを受ける姿勢が、ばっちりできています。
問題文はすべてふりがながふってあります。漢字を学習中の生徒さんも、読むことができます。
終わった後に「むずかしかった~」と、きこえてきました。「でも点をとれたところがあるよ」と教えてくれました。
最後の問題で、「この作品は旅行中に書いた作品ですが、あなたはどこに旅に行きたいか、理由も含めて1文で答えなさい」という問いがありました。
「地獄に行ってみたいなぁ、行って帰ってきた人いないもん興味がある!」「松尾芭蕉が辿った道をいってみたいな。せっかく習ったしね。」さすが陽春のみなさん、素敵な考え方です。
確認問題は、緊張感があっても、楽しんでいる様子がどこかみられました。
陽春の良さがなんとなくあるように感じました!
2月2日(水)2年生社会「江戸時代・交通路の整備」
2月2日 この日の2年生の社会は江戸時代の話。「交通路の整備と都市の繁栄」という内容です。
江戸時代、車も電車もない時代なのでたくさんの荷物を運ぶために、船を使っていました。
先生が船の絵を描いて説明してくれました。
天下の台所(蔵屋敷と呼ばれる年貢のお米などを収納した倉庫がたくさんある)と呼ばれた「大阪や京都」から、将軍のいる政治の中心「江戸」への海路のルートを教わりました。
最後に先生が「くだらない」話をしてくれました。
上方と呼ばれた、大阪や京都からさまざまな「品質の良いもの」とされるお酒などを江戸に「下らせて」きていました。授業で習った、海路のルートです。一方、江戸の周辺でできたものは、「品質があまりよくない」または、「下る」ルートでこないので、「下らない」つまり、「くだらない」物とされたそうです。
この授業では、日本人の生徒さんがいないので、「くだらない」と言ったことも言われたこともないようでしたが、
とてもためになる「くだらない話」を楽しく聞いていました。
ところで、登校してきた生徒さんが、3階のホールのところでなにか写真をとっていたのでみてみると・・・
きれいな夕焼けです。癒されました。きれいな夕焼けを、教えてくれてありがとう!
2月1日(火)冬の大六角
2月1日 陽春分校では不定期に、星座に詳しい先生が「星」についての掲示物を作ってエントランスに貼ってくれています。今はみなさんとみるのが難しいので、ご紹介します。夜空を見上げてみてください。
南の空をみてください。「オリオン座」の赤い1等星(とても明るいという意味)であるベテルギウス、その左下の星空の中でいちばん明るい「おおいぬ座」のシリウス、そして、ベテルギウスの左にある「こいぬ座」の1等星プロキオン、この3つの星が作る三角形のことを「冬の大三角」といいます。これは結構有名なので、知っている方もいるかと思います。
ベテルギウスを中心にして「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」のプロキオン、「ふたご座」ポルックス、「ぎょしゃ座」のカペラ、「おうし座」のアルデバラン、「オリオン座」のリゲルがつくる6つの角をつないでできる六角形のことを「冬の大六角」といいます。「冬の大三角」の外側にあります。
宝石のように美しく輝いているので、「冬のダイアモンド」とも言われています。
ぜひ、今日星空をみてみてください。陽春の生徒さんで、星のことでわからないことがあったら、「星座に詳しい先生」に聞いてみてください。今3年生はお休みですので、上の説明がよくわからないときは、電話で聞いてもよいそうですよ!