学校ブログ
9月9日(木) 音楽 電子キーボードを使っています
9月9日 今、音楽の授業は、新型コロナウイルス対策のため、歌を歌うなど大きな声での発声ができません。
例年だったら、合唱コンクールに向けて、
この時期はどの生徒も一生懸命歌っていたはずなのですが、それができません。
そんな中でも、できることをしようと、電子キーボードを導入して授業を行っています。
一人一台使っています。日本では、小学校で鍵盤ハーモニカ等、「鍵盤」に慣れ親しんでいるかと思いますが、
陽春には海外からきた生徒が多くいますので、初めて「鍵盤」を触ったという人もいます。
最初に、なんでも好きに触って弾いて良い時間、「フリータイム」が数分ありました。
電子キーボードは、「ピアノ」だけではなく、「ドラム」や「パーカッション」などさまざまな音を出せます。
「鍵盤」はもちろんのこと、いろいろな楽器に慣れる良い機会だと感じました。
みなさんとても楽しそうに、自由に使っていました。
その後に音符の確認をしました。
「これなーんだ」と先生が音の問題を出し、それぞれの答えを鍵盤を押して答えました。
間違えたとしても周りが小さな声でヒントをだしていたり、あたたかい雰囲気だなと思いました。
そして音符や休符の復習をして・・・
実際に「長さ」や「指の動き」を意識しながら弾いていきました。
同じ音の長さのものは比較的みなさん上手でしたが、4番のように「2分音符」や「4分音符」がミックスされているものは、難しいようでした。気持ちがよくわかります。わかっていても難しいですよね。
でも、先生の話しを聞いていると、前回と比べてみなさん確実に上達しているとのことでした。
この授業の中だけでも、何度も繰り返し練習していくうちに、みなさん上達しているなと感じられました。
徐々に慣れていけると良いですね。
9月8日(水)社会 「平安時代と鎌倉時代」
9月8日 3年の社会科は2つの教室に分けて行われています。
片方のクラスは日本語を猛勉強中の生徒たちで、比較的「やさしい日本語」で授業がすすめられていきます。
そのため、プリントに書き込むための板書も、ふりがなをふっています。
それぞれが工夫をしてプリントに書き込んでいて、真剣に取り組んでいました。
日本の「ひらがな」や「カタカナ」がこの頃にできたというお話しの中で、「いろはにほへと」を先生が
フルで暗唱したときは少し歓声があがりました。
ところで、陽春の先生方は、ほとんどがベテランで、さまざまな授業で「プラスアルファ」の話をしてくれることがあります。
この授業でも、「源氏物語」についてのお話しや、「源氏・平氏」と「光源氏」は同じ「源氏」という言葉が入るけど、関係ないといったお話しをされていました。
私はこのプラスアルファの時間が好きです。「源氏物語」が光源氏というプレイボーイの話だというのは知っていますが、
光源氏のことを好きな女性が、他の女性が光源氏に会いにいけないようにした対策の話は知りませんでした。
気になる方は調べてみてください。
ティームティーチングで入っている先生、ホームページ担当の先生など、生徒だけでなく先生方も、専門ではない教科の授業に入るといろいろなと勉強になるなあ、と思って授業に参加しています。
9月7日(火)久しぶりの美術・体育
9月7日 久しぶりの美術です。3年のうさぎチームが美術の授業を受けていました。
まず4枚1セットのイラストと色鉛筆が配られました。
ゴッホの「郵便配達夫ジョゼフ・ルーランの肖像」という作品です。
これをどうするかというと・・・
それぞれパーツごとに色を付けていき、それを重ね合わせて立体の作品にしていくそうです。
先生の作った作品例です。
ひげの部分など立体的になっているのがわかりますか?とても面白そうです。
みなさんの様子をみていると、「ひげから塗る人」「背景から塗る人」「服から塗る人」さまざまなスタートで
また、色も、好きな色で塗るので誰一人として同じ色でなく、個性がでていてすてきでした。
とても真剣に塗り絵を取り組んでいました。完成が楽しみです。
ライオンチームは体育の授業で卓球をしていました。ボールとラケットに慣れることから始めます。
前の日も体育がありましたが、「卓球のラケットを触ったのは人生で2回目です」という人もいて
大変そうでしたが、先生にコツを教えてもらいながら、挑戦していました。
ラリーもしています。相手を思いやって返球するというのは、また違った大変さがあるのではないかと思います。
わきあいあいとしていて、笑顔もあふれていて良い雰囲気でした。
9月6日(月) いろんな国の言葉でご挨拶とタブレット
9月6日 夏休みが明けて、みなさんの様子はどうかなと「始まりの会」をみてまわりました。
みなさんの笑顔や元気そうな姿がみれて、ホッとしたのと同時に私も元気をもらいました。
さて、「始まりの会」のときに、数名の生徒が先生から前に出てくるよう言われていました。
このクラスでは「〇〇国ウィーク」といって、週替わりで、挨拶を生徒の国の言葉でしているそうです。
ネイティブの言葉で「こんにちは」「さようなら」など始まりの会で発音してもらい、全員で復唱します。
いろいろな国の出身の生徒が多い、陽春ならではの楽しい取り組みだなと感じました。
クラスメイトの出身の国のことを知ることができて良いですね。もちろん「日本ウィーク」のときもあります。
外国人の生徒が多い他のクラスでも、同様の取り組みをしています。
手作りの表に個性がでていて魅力的ですね。
その後、1時間目に校内を歩いていると、先生が廊下でタブレットを開いて作業をしていました。
どうして廊下で・・・?と思っていると、なんと、2つの教室に同時に「teams」を使って、授業をするそうです。
1つのクラスを2つの教室に分けて授業することで、密を回避できて、十分な間隔をとることができます。
廊下の、2つの教室の間にいるため、なにかあったときはすぐに駆けつけることもできます。
とても良い考えだなと思いました。
タブレットを使っての授業は、トラブルが多々あって難しいと感じることが何度もありますが、
こうしてさまざまな活用ができるようになると、
コロナ禍での授業でもいろいろとできることが増えていきますね。
9月3日(金)タブレット、どんどん上達しています
9月3日 連日にわたってタブレットを活用して授業をすすめています。
国語の授業では、各々のタブレットに「夏休みの思い出」について下書きを入力し、
それを「課題」として先生に提出して添削をしてもらいます。
先生から、OKをもらったら、なんと、作文用紙に打ち込みます。これもタブレットでします。
作文用紙もオンラインでできるなんで、驚きました。
外国からきた生徒さんには、「日本語」を「ローマ字」で入力するという作業は、日本語を文字で書くより
さらに難しいようです。
3時間目は全学年一斉にオンラインで「運動会」についての話をききました。
このお話しではオンラインでパワーポイントを映しながら説明をしていました。
一斉に集会ができない今の状態には、適切な方法ですね。
みなさん、毎日タブレットに触っているので、だんだん慣れて、確実に上達しているなと思いました。
実際に「最初触るのも恐かったけど、だんだん恐くなくなってきた」ということを言っている生徒さんもいました。
これからも、少しずつで良いので、慣れていきましょう。
私たちも完ぺきではないですが、できる限りフォローします。