学校ブログ
2月16日(水)3年生 最後の美術
2月16日 この日3年生は3年間の美術、最後の日でした。1日特別授業で作業日がありますが、授業としては最後です。
新校舎の校歌に使う「レリーフ」を作る続きをしています。みなさん彫刻刀の使い方にだんだん慣れてきました。
職人のような雰囲気がかっこいいです。
真剣にケガをしないように彫り進めていますが、近くの人とお話をしながら、楽しく作っていました。
おいしい韓国料理の作り方や、相談ごと、冗談や宿題のこと、作品を褒め合ったりと和気あいあいとした、明かるく楽しいムードです。
作品をつくるのはとても大切なことですが、それだけでなく、それ以上に大切な時間を過ごしているように感じました。
完成品です。写真では伝わりづらいですが、3㎜くらい字が浮き上がるように一生懸命彫っています。
さて、作業が終了すると・・・
先生に言われなくても自然に掃除が始まります。むしろ授業開始前よりきれいにするくらいの勢いだそうです。
最後は先生のお話をよく聞いて・・・
3年間の気持ちを込めて「礼」で締めくくりました。
最後の授業ときくと、さみしいですが、まだまだ授業や学校生活は続きます。
みなさんの良さを最後の最後まで、このブログで伝えていきます。
2月15日(火)総合「国際理解」発表~Part4~
2月15日 総合の発表はまだまだ続いています。この日はうさぎグループの発表です。
1人目は「地球環境」についての発表です。
この発表者の方は、自分のお子さんに世界の環境の現状を教えて、自分たちでできることを、一緒に取り組んでみたそうです。たしかに、下の世代に今の問題を伝えていくのも、大切なことですよね。
2人目は「環境問題」についての発表です。CO2を削減することを調べました。
CO2削減のために家で自分たちが取り組めることだけでなく、企業の責任などたくさんの情報がまとめてありました。
3人目は「難読漢字」についての発表です。世界の地名(アメリカなら米国のような)や、日本の旧国名(大阪周辺を摂津というような)を漢字で表したものです。
この発表者の方は、スマホやタブレットなどの普及により、漢字を書く機会が減ったとことから、漢字を大切にしたいと思ったことがこの発表にするきっかけになったそうです。世界の国名は当て字がほとんどなので、「こんなに面白い漢字の国もあります」と紹介していました。
4人目は「オクラ」のことを発表していました。
オクラにもいろいろな種類があって、花の部分を食べるオクラだったり、赤い色のオクラ、オクラキングという名前の通常の3倍くらいありそうなくらい大きなオクラなどを紹介していました。自分で実際に食べてみた感想なども発表していました。
5人目は八ッ場ダムについての発表です。
八ッ場と書いて、やんばと読みます。水陸両用バスでツアーに実際に行ってみて感じたことや、八ッ場ダムの歴史、ダムはなんのためにあるのかということを発表していました。
発表が終わった後は大きな拍手をみんなで贈ります。発表者は緊張しますが、あたたかい雰囲気が伝わってきます。
この先の発表も、楽しみです。
2月14日(月)総合「国際理解」発表~Part3~
2月14日 この日3年生の総合は引き続き発表です。
今回も楽しくて、興味深い、でも考えさせられる発表がたくさんあったので紹介します。
〇1人目は水についての発表です。
「水」は限りある資源であり、大切にすべきです。使い方を工夫して節水を心掛け、意識することが大事です。
最後に、水に関する格差のことも話していました。
重い課題ですが、心に響く、考えさせられるメッセージだと思いました。
〇2人目は動画でネパールティーのおいしい入れ方の発表でした。
砂糖はすきなだけ入れていいそうです。(笑いが起きていました)
〇3人目はパシュトゥー語の書き方についての発表です。
最初の導入部分で「多文化共生」について話をしていました。ほかの国を知ること、理解することで「共に生きていくこと」につながると言っていました。そこで、この発表の本題のパシュトゥー語の書き方につながっていきます。
表記はアラビア文字と・・・(ここまでは誰でもわかります簡単ですけどと言いいましたが、みんなで大笑いしながらわかんないわよ~とつっこみを入れました)
パシュトゥー独自の音をあらわす8文字を使っているそうです。
難しいけれど、そうなんだともっと知りたいと思えるような発表でした。みなさんも「知らなかった」と言いながらよく発表を聞いていて、導入の「多文化共生」に一歩近づいた気がしました。
〇4人目はベトナムの料理、「ゴーイクオン」の作り方の発表です。
動画の途中に、注意点や、ポイントが書いてあり、わかりやすい動画でした。
日本語学習中の生徒ですが、日本語で一生懸命伝えていました。
〇5人目はSDGs17の目標のうち、5番「ジェンダー平等を実現しよう」についての発表です。
「大統領、管理職、パイロットなどで思い浮かべるのは男性ですか女性ですか」「では、家事や子供の世話で思い浮かべるのは?」と、質問し、みんなで考えながらすすんでいく発表でした。
みんなが顔を上げて考えています。引き込まれる良い発表でした。
どの発表も本当に興味深く、また考えさせられたり、楽しくて引き込まれるような良いものばかりでした。
2月10日(木)3年国語「漢文」
2月10日 この日の3年生の国語は「漢文」のルールを確認していました。「論語」から学びます。
基本ルールの確認から。漢文は古代の中国語の文です。
日本語とは異なった読み方なので、日本人からは「レ点ついつい忘れちゃう・・・」中国の人からは「送り仮名やふりがながない白文の方が逆に読みやすい」と漢字を使わない国から来た人からは「ひらがなしか読めない・・・」と国際色豊かな陽春だからこそ新しい発見やそれぞれの難しいポイントがありました。
置き字の説明です。日本では置き字は読みませんが、語調を整えたり、 微妙なニュアンスを出したりするなど「深い意味」があるようです。この文では「而」がそうです。ここでは、接続詞のような働きで、「そして~」のような意味があるようですと説明がありました。
みなさんプリントとホワイトボードをよくみています。集中力がすごいです。表情が真剣そのものです。
国語では、もう少し漢文が続くようです。難しい内容ですが、ゆっくり学習していきましょう。
ところで、この日は雪が降りました。陽春には雪が降らない国から来た人がたくさんいます。
休み時間に外をみて、帰るとき気をつけなきゃと言いつつ、ワクワクしている感じが伝わってきました。陽春のみなさんとワクワクや感動を一緒に実感できてよかったです。
2月9日(水)体育「バドミントン」
2月9日 さまざまな年齢層のいる、陽春分校ですが、今学期の体育はすべての学年でバドミントンをしています。
もちろん、ライオンとウサギにグループを分けて、運動強度や教わるスピードも異なりますが、それでも同じことをできるように、ケガの危険のないように考えて体育の授業をしています。
まずはみんなでネットを張ります。
力に自信がある人はポールを運び、他の人はネットを張る、ひもを結んだり、ラケットをとってあげたりといったように、協力して自分のできることをします。
自分の力で難しいことは、できる人に素直にまかせる。でもその代わり自分が手伝えるところは自分でやる。そうして支え合って学校生活を送っている姿は、間違いなく陽春の良さだと思います。
この日は、打つときの技を練習していました。先生から、後ろに転ばないように注意してね、と指示が出ました。
ハイクリア・・・高く遠くへ打ちます。
ドロップ・・・相手の陣地、ネットぎりぎりに落とす。「スマッシュのように強く打つとみせかけて、手前に落とす技です。」と先生に言われて、手前に落ちてくるとわかっていても翻弄されていました。
ドライブ・・・ネットぎりぎりを、地面と平行に打つやり方です。スピーディに返球します。
終わった後はみんな汗をうっすらかくほど、白熱していました。とても楽しそうにプレーをしていますが、負けないぞという意気込みも伝わってきました。熱くなりすぎてのケガには注意ですが、楽しく運動していてとても健康的でした。