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学校ブログ

2月7日(月)総合「国際理解」発表~Part1~

2月7日 いよいよずっとみなさんが一生懸命に作っていた、総合の発表がスタートしました。

この日は第1弾です。

1・2年生はタブレットやPCで、3年生は模造紙でもタブレットでも良いことになっています。ルールとして、自分の作ったものや、したことを入れることになっています。

自分の国の料理やおやつについての発表や・・・

陽春にいる人の国のあいさつを動画でとって発表に使ったり・・・

問題提起をしてみんなに考えさせるような発表だったり・・・

自分の国の植物の育て方を発表したりと・・・

どれもよく調べてあって、見ごたえある作品ばかりでした。

発表のテーマもさまざまでとても面白いです。

発表が終わったら、みんなで評価します。発表でよかったところ、わかったところを書きます。

どの発表も興味深く真剣に聞いていました。

この先も発表が続きます。楽しみですね。

 

2月4日(金)音楽 歌舞伎「勧進帳」

2月4日 音楽では歌舞伎の「勧進帳」を学習していました。

 まずは、歌舞伎「勧進帳」の登場人物やあらすじの確認です。

義経や弁慶は兄から逃げています。捕まらないように、山伏の恰好に変装して逃げています。

「タイトルにもなっている勧進帳とはなんでしょう?」先生の私物の巻物をみせてくれました。

「勧進帳」はお寺などの寄付をつのるお願いや、名簿などが書いてある巻物だそうです。「勧進帳」をもっていることで、山伏だと証明できるそうです。

「では、弁慶たちは偽物の山伏ですが、勧進帳をもっているでしょうか?持ってると思う人~持ってないと思う人~」

 最後に歌舞伎を実際に観てみます。

言葉は難しいようでしたが、みなさん画面にくぎ付けになっていました。

この先の展開が気になりますね。

 次の授業を楽しみにしていましょう!

 

 

2月3日(木)国語「おくのほそ道 確認問題」

2月3日 3年生の国語の授業では、みなさん真剣にプリントとにらめっこしていました。(写真は違うクラスの同じ内容の授業の時のものです)

陽春では定期テストはありませんが、たまに確認テストをしています。

陽春では、中間テスト・期末テストはなく、成績で順位をつけたりもしていません。でも、どれくらい理解できたかな?という意味で、予告をして確認のためのテストをすることがあります。

今回は、おくのほそ道・平泉から出題されました。みなさん机の上には筆記用具だけ準備して、テストを受ける姿勢が、ばっちりできています。

問題文はすべてふりがながふってあります。漢字を学習中の生徒さんも、読むことができます。

終わった後に「むずかしかった~」と、きこえてきました。「でも点をとれたところがあるよ」と教えてくれました。

最後の問題で、「この作品は旅行中に書いた作品ですが、あなたはどこに旅に行きたいか、理由も含めて1文で答えなさい」という問いがありました。

「地獄に行ってみたいなぁ、行って帰ってきた人いないもん興味がある!」「松尾芭蕉が辿った道をいってみたいな。せっかく習ったしね。」さすが陽春のみなさん、素敵な考え方です。

確認問題は、緊張感があっても、楽しんでいる様子がどこかみられました。

陽春の良さがなんとなくあるように感じました!

2月2日(水)2年生社会「江戸時代・交通路の整備」

2月2日 この日の2年生の社会は江戸時代の話。「交通路の整備と都市の繁栄」という内容です。

江戸時代、車も電車もない時代なのでたくさんの荷物を運ぶために、船を使っていました。

先生が船の絵を描いて説明してくれました。

天下の台所(蔵屋敷と呼ばれる年貢のお米などを収納した倉庫がたくさんある)と呼ばれた「大阪や京都」から、将軍のいる政治の中心「江戸」への海路のルートを教わりました。

最後に先生が「くだらない」話をしてくれました。

上方と呼ばれた、大阪や京都からさまざまな「品質の良いもの」とされるお酒などを江戸に「下らせて」きていました。授業で習った、海路のルートです。一方、江戸の周辺でできたものは、「品質があまりよくない」または、「下る」ルートでこないので、「下らない」つまり、「くだらない」物とされたそうです。

この授業では、日本人の生徒さんがいないので、「くだらない」と言ったことも言われたこともないようでしたが、

とてもためになる「くだらない話」を楽しく聞いていました。

 

ところで、登校してきた生徒さんが、3階のホールのところでなにか写真をとっていたのでみてみると・・・

きれいな夕焼けです。癒されました。きれいな夕焼けを、教えてくれてありがとう!

2月1日(火)冬の大六角

2月1日 陽春分校では不定期に、星座に詳しい先生が「星」についての掲示物を作ってエントランスに貼ってくれています。今はみなさんとみるのが難しいので、ご紹介します。夜空を見上げてみてください。

南の空をみてください。「オリオン座」の赤い1等星(とても明るいという意味)であるベテルギウス、その左下の星空の中でいちばん明るい「おおいぬ座」のシリウス、そして、ベテルギウスの左にある「こいぬ座」の1等星プロキオン、この3つの星が作る三角形のことを「冬の大三角」といいます。これは結構有名なので、知っている方もいるかと思います。

ベテルギウスを中心にして「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」のプロキオン、「ふたご座」ポルックス、「ぎょしゃ座」のカペラ、「おうし座」のアルデバラン、「オリオン座」のリゲルがつくる6つの角をつないでできる六角形のことを「冬の大六角」といいます。「冬の大三角」の外側にあります。

宝石のように美しく輝いているので、「冬のダイアモンド」とも言われています。

ぜひ、今日星空をみてみてください。陽春の生徒さんで、星のことでわからないことがあったら、「星座に詳しい先生」に聞いてみてください。今3年生はお休みですので、上の説明がよくわからないときは、電話で聞いてもよいそうですよ!

1月31日(月)総合「節分・豆まき」

1月31日 この日の総合では先生が、なにかのお面をつけていました。

そのまま「節分」の話をききました。

陽春は海外から来た生徒が多いので、「節分」や「豆まき」を知らない人がほとんどです。

鬼が出ている豆まきの映像をみて、くすくすと笑いが起きていました。先生がつけていたお面は「日本のモンスター・鬼」でした。

そしてなぜ、豆をまくのか習いました。「鬼は外、福はうち」なんとなく聞いたことがある人もいたようです。

「豆はまくだけではありません 。どうすると思いますか?」実際に豆をみせてもらいながら先生に聞かれました。

「食べるのかな?」みなさん、感が良いです。「じゃあ何個食べると思う?」

「8個!縁起が良いから」「7かな?ラッキーセブン!」と予想をたてます。

先生が「人によって、食べる数が違うよ。陽春で一番多く食べる人は89個かな?」と言ったら

「あ!年の数!」とすぐわかったようです。「100個食べたいな~」とかわいらしい感想もありました。

年の数食べることで、邪気を払い、幸福や健康を取り入れることができるそうです。

豆まき集会は延期になりましたが、2月3日にみなさんもお家でぜひ「豆まき」をしてみてくださいね。

 

 

 

1月28日(金)道徳「仕事について考えよう」

1月28日 この日2年生の道徳は教科書の「宇宙人」というお話から、「仕事について考えよう」というタイトルで、行われました。

ある日、地球にきた宇宙人が、一人の少年を観察します。少年の名前は「リツ君」。リツ君は、将来、どんな仕事をするか悩んでいます。そのリツ君が、一人で食堂へきました。食堂にいたお客さんたちから、それぞれの仕事についての話を聞きます。その様子を見ていた宇宙人が、自然と役割分担を行い、助け合っている地球人に、おどろきと疑問を抱いているというストーリーです。

食堂、電機屋、魚屋、全くやりたくない仕事をしている人、花屋、イラストレーター、働いていない人の話でした。その後、「どんな仕事をしたいですか。そのわけも 書いてください。」と課題が出され、それぞれ考えました。

パイロット…どこにでも飛べるから

国際貿易…外国の人との交流ができる。国際分業の中で、自分の役割を果たすことで、達成感が得られる。

心理学者…様々な人々の価値観を聞くのが大好きだから。心理的な問題を抱えている人を助けたいから。

先生…陽春の先生に会って、そう思ったから。

医者…病気の人を助けたいから。

美容師…ファッションが好きだから。

と具体的な理由も述べられました。

 

 

最後に、「仕事をするときに 大切なことは なんですか?」を考え、発表しました。

一人一人が、「働く」という活動を通して、いろいろなことを深く考えていることが見てとれました!

 

1月27日(木)英語「ALTの先生」

1月27日 この日はALTの先生がきてくれました。3年生の1クラスは今年初めてALTの先生に会いました。

ALTの先生が、冬休みどんな風にすごしたかお話をしてくれました。

ALTの先生は年中暖かい国から来たので、初めて日本で雪を見て、とても興奮して、たくさん記念写真を撮ったそうです。

すてきな冬休みがすごせたようです。

それから、一人一人丁寧に、「How are you?」と、きかれました。

「I am sleepy!」「I am hungry!」「Fine thank you!」と元気に答えていました。

みなさん日に日に「How are you」に対しての返事の種類が増えてきたように感じます。

 ALTの先生との会話は基本的に英語ですが、みなさん積極的に会話をしようとしていました。

この調子で、これからも授業を受けていきましょう!

1月26日(水)3年美術「レリーフ」

1月26日 3年生はこの日の美術から新しいことがスタートしました。

どんなことかというと

四角い木に文字が書かれた紙を貼り付けて・・・

カーボン紙を紙と木の間に挟んで・・・

上からペンで文字をなぞっていきます。ずれないように、ていねいに、ていねいに。

紙を外して、カーボン紙で転写された文字を彫刻刀で彫ります。文字のぎりぎりを三角刀や平刀を使って彫ります。

削った木くずが付かないようにマイエプロンや、手を切ってしまわないように軍手を持ってきている人もいます。本格的ですね!

三角刀の頂点を基準に彫り進めてしまうと、だんだん文字が削れて消えてしまうので、角度や辺も意識して彫らなくてはいけません。

みんなで文字を彫って、なにを作っているかというと・・・

3年後に完成する新校舎で使う、校歌のレリーフです!3年計画で進めています。かっこいい文字は書写の得意な先生が、一文字一文字こだわって書いてくれました。

「私たちの代わりに新しい校舎に連れて行ってもらえるんだね。」「そうだよ~何年も何十年も何百年も残るんだから!」「何百年はどうかな~?」と楽しそうに、でも、卒業する日を思いながらていねいに作っていました。

 

作業が終わったら、さすが陽春のみなさんです・・・

自然と掃除が始まり、自然と役割分担をしてきれいにしていました。

本当にすごい、準備から片付けまで自主的にできる生徒の皆さんでした。

1月25日(火)体育 「バドミントン」

1月25日 体育は全学年、今週から「バドミントン」がスタートしました。うさぎグループの様子です。

まずはしっかりとストレッチをして・・・

ラケットの持ち方の確認です。

個人練習です。真上に打つのに慣れたら・・・

もっと、高く高く打つ練習です。

みなさん上達が早いです。

次はペアでラリーです。相手が打ちやすいように返球します。

みなさん汗をかくほど熱中していました。

ちなみにらいおんグループは・・・

ネットを挟んで本格的にバドミントンをしています。

けがなく、安全に、楽しみましょう!

 

1月24日(月)学習会と受験ガイダンスと願書

1月24日 授業開始前に、学習会や受験ガイダンスをしています。

陽春の受験生たちをサポートするために、5教科の学習会を先生たちで開いてくれています。

 

みなさんの受験勉強のサポートとはもちろんですが、高校に進学したあとも困らないようにと先生たちは考えて学習会を開いています。陽春の先生はベテランの先生が多いので、受験対策もしっかりとサポートしてくれます。

 

受験のガイダンスとして、願書の書き方も先生たちにフォローしてもらいながら作ります。

間違えないように下書き、お手本をしっかりと見ながら記入して・・・

書けたら、あっているか先生にチェックしてもらいます。

手厚いです。

みなさんが安心して受験できるように、先生たちもサポートを頑張りますね。

 

 

1月21日(金)道徳「あきらめないでやりぬく~父の思いを受け継いで~」

1月21日 この日の道徳、1年生は「あきらめないでやりぬく~父の思いを受け継いで~」というタイトルで、

1964年の東京オリンピックで使われた聖火台を作った鋳物師の親子についてみんなで考えました。

鋳物は陽春分校がある川口市の代表的な産業の一つです。

そのオリンピックの聖火台を作ったのは、なんと川口の鋳物師「鈴木萬之助・文吾さん親子」です。

聖火台を作るという依頼を親子で引き受けましたが、当時最高の技術を持つと言われた父、萬之助さんは、志半ばで亡くなってしまいます。文吾さんは一人残されて、途方に暮れました。文吾さんは一人でこんなに大きい鋳物を作ったことがありません。期限も迫っています。

「さて、みなさんが文吾さんならどうしますか。」先生に問われます。

このクラスでは満場一致で「作り続ける!」と答えました。「でも、無理かもしれないよ?いま断ればまだ他の人が作ってくれるかもよ?」と言われましたが、「あきらめない!やります!友達とか家族に手伝ってもらってでも!」責任感が強い人たちです。

「作る!」とクラス全員で決めましたが、それでも、作り続けた場合のメリット・デメリット、作るときのを止めたときのメリット・デメリットを意見を出し合います。

「では、みなさん、あきらめないでやりぬく意味はなんでしょう?あきらめないでやりぬいたとき、どんな風に感じる?」

このクラスの生徒は、「達成感がある」「がんばってやりぬいたなぁって自信になる」「もっともっと頑張ろうと思える」と答えました。すてきな思いがあるように感じます。

最後に、「青木町公園」にある、東京オリンピックの聖火台のレプリカが紹介されました。父、萬之助が作っていたものを手直ししたものです。陽春分校から歩いていける距離なので、「知らなかった!いってみたい」と声が上がりました。みなさんは、興味津々でした。

この授業をした先生が、聖火台のレプリカを持っていました。国立競技場がなくなるときに販売されたそうで、石のプレートが、実際に聖火台が乗っていた土台の石を使ったものです。

「えー!すごい!」実際にみてみるとより身近に感じたようでした。

「やりぬくこと」の葛藤、そして得るものを道徳を通して、よく考えられたようです。

1月20日(木)3年生国語「論語」

1月20日 3年生の国語では、どんな冬休みだったかスピーチをしていました。

感染症の流行で、いろいろなところに出かけたりはできなかったようですが、それぞれステキな冬休みがすごせたようです。

生徒が冬休みの思い出を発表し終わった後、国語の先生がたまたま参観していた保健の先生に

「冬休みはどうでしたか。」と聞きました。保健の先生は、快くお話をしてくれました。

保健の先生は、毎年おせち料理を家族で分担して作っているそうです。

自分が担当しているおせち料理を食べてくれた人の話をしてくれました。温かい気持ちにしてくれる良い話でした。

 

その後は教科書に入り、内容は「論語」です。論語は漢字がほとんどなので、少し解読が難しいです。

先生が読んでいるところをペンでチェックしながらおいかけています。

今回の授業から「デジタル教科書」を使っています。

こちらのクラスでは、ホワイトボードに「デジタル教科書」を投影して大きくみえるようにしました。

ホワイトボードに投影することで・・・

欄外に手で書くことができ、ワークシートのように使うこともできます。

みなさんがよりよく学べるように、先生たちも日々たくさん考えています。

「デジタル教科書」、現代的で少しワクワクしますね。

「論語」は難しいかも知れませんが、学びが深まるだけでなく、楽しくなるといいな、と思いました。

1月19日(水)みんなで「わっはっは」

1月19日 この日全クラスに「ほけんだより」が配られました。

陽春では「ほけんだより」配布時に、ポイントを説明しつつみんなでやってみています。

 今回のほけんだよりには免疫力アップの特集があり、その中で「笑う」というのをみんなでやってみました。

まずは「ほけんだより」の内容をみんなで読みます。

そして、「じゃあみんなで笑いますよ!わっはっはっは!」先生が大きな声で笑わせます。

みんなとっても良いすてきな笑顔です。

最初はみなさん照れていましたが、先生たちの笑い方につられ笑いで笑いの連鎖がおきていました。

すてきな学活でした。

1月18日(火) 1・2年美術「陽春版画暦」

1月18日 1・2年は今年初めての美術がスタートしました。この日から新しい作品作りが始まります。

それは・・・

陽春オリジナル、版画の暦(カレンダー)を作ります!

2年生は去年版画で彫刻刀を使用しましたが、1年生は彫刻刀自体使うのが初めての人ばかりです。

ケガをしないように、先生が丁寧に説明をします。皆さんは、しっかりと説明をきいています。

 さて、いよいよ版画用のゴム版が配られました。練習です。名前を彫ってみます。

マジックで名前を書き、その線のぎりぎりの縁を三角刀で切ります。

その線に向かって、丸刀で文字の周りを彫っていきます。

練習なので、まだ失敗して良いのですが、思わず緊張して、呼吸するのを忘れてしまいます・・・

すごい集中力です・・・

うまくいくようコツをもう一度先生に聞きます。

少し緊張しますが、さくさく彫れると楽しそうです。

ケガに気をつけて、すてきな作品を作ってくださいね。

 

 

 

 

1月17日(月)数学「図形パズル」

1月17日 この日3年生の1クラスでは「三平方の定理」を理解するために、図形でパズルをしていました。

 

配られた図形を線の通りに切って・・・(2つの正方形を線の通りに切ります)

みんな真剣に、もくもくと線の通りに切っています・・・(おしゃべりもなしです)

切った図形をすべて使ってパズルのように組み立てます。「こっちむき?こうすればできるかな?」

無事にパーツすべてを使って、一つの正方形にすることができました!

生徒に感想を聞いてみると、楽しかったそうです。

計算をするだけでなく、実際につくってみると、より学びが深まったようでした。

1月14日(金) 道徳 国際理解「その子の世界、私の世界~世界の子供たちの状況を知る~」

1月14日 この日、4時間目は全クラスが道徳でした。

3年生の1クラスでは、4時間目までに7枚のイラストから自分が気になるものを選んでおくように言われました。

世界の子供たちの写真の一部だけのイラストです。

同じイラストを選んだ人同士でグループを組みます。

このイラストの隠れているところはどんなイラストが続いているのか、グループで話し合います。

先生から、全体の写真が配られました。少年兵の写真や児童労働、地雷教育を受けている子供、スモーキーマウンテンで子育てをしている少女の写真など、目をそむけたくなるような写真です。

生徒たちも「予想してた通りだけどつらいな」「よくみると悲しそうな顔をしてる」と、言いながら悲しそうな顔でした。そこから感じ取ったことをグループで話し合います。

次に、発表します。他のグループはフルの写真をここで初めてみました。どの国の写真のときも、みんながつらい、でも目を背けてはいけないと、他のグループの発表を一生懸命に聞いていました。

発表がすべて終わると先生から「では、この現状を知って、自分にできることはなにか、考えてください」と言われました。

「ちゃんとしたところに募金をする」「ボランティアにもっとたくさん参加する」「たくさん知って、他の人にも伝えて、もっと大きな力にする」などさまざまな意見がでました。

じつは陽春の生徒たちは休みの日に有志で、ユニセフのボランティアに参加しています。

陽春分校にはこの写真にのっている国からきた生徒もいます。クラス全体が他人事ではなく、自分でもできることはないか、それぞれが自分の国のことのように一生懸命に考えていました。

深く考えている姿が、「道徳」の授業らしい姿だなあ、と思いました。

 

1月13日(木)さまざまな感染症対策

1月13日 今回は、学校で行っている感染症対策の一部を紹介します。

まず、登校して校舎に入るときに検温と消毒をします。

夜の学校なので、朝体温を測ってきていても、学校にくるまでに体温が上がってしまっていないか、学校にきたときの体温がわかるので安心です。

 

3年生は人数が多く授業は分けていますが、始まりの会と終わりの会は一斉です。

そのためできるだけ机の距離を離し、教室の仕切りをはずして2つの教室を使い、面積を広くとっています。

授業で2つの教室を使う必要があるときは・・・

可動式の仕切りで分けます。生徒さんたちが手伝ってくれています。

 

卒業式の歌が「Believe」という曲に決まりました。歌の練習をしたいのですが、みんなで歌うというのは厳しいようなので・・・

1列ずつ窓の方をむいてあまり大きな声をださないように練習しています。もちろん換気もばっちりです。

 

今回ご紹介できたのは学校内の感染症対策のほんの一部に過ぎませんが、先生たちはみなさんが安心して学校に通えるよう、たくさん考えています。みなさんも「手洗い・マスク・換気」をしっかりとして、感染症を防ぎましょう。

 

1月12日(水)校長会テストと3年生の授業

1月12日 この日は校長会テストが行われました。受験をする人は11:40分集合で、いつもよりも6時間近く早い登校でした。

3年生は受験前最後のテストなので、今年高校へ進学する人たちはほとんどこのテストを受けていました。

一生懸命問題を解いています。テストの様子を聞いたら「むずかしかった~」「つかれたー」と言っていました。でも、テストの緊張感から解放されて、少しほっとした様子でした。おつかれさまでした。

 

今回は3年生の長い1日の様子を追ってみました。テストが終わって少し休憩したらすぐ授業です。

3年生の1クラスは1時間目が理科でした。

テストを受けたことでばてていないかなと心配でしたが、モニターでオリオン座を見ると「校外学習のプラネタリウムででみたよね」と、笑いながら話していました。元気そうでよかったです。

角度の問題が入った問題があって「え、、、理科なのに数学・・・?」と少し大変そうな表情をしていました。

でも、ところどころ面白い解答などがあって、笑いが何度も起きていて、和やかな良い雰囲気でした。

 

2時間目は数学だったようです。「三平方の定理」の学習で、「図形」を切って組み立ててたりしたそうです。

 

3時間目は体育と美術がありました。

まずは体育です。

テストがあったのでいつもより早く活動していたから眠くなってないかしらと見に行くと・・・

あいかわらずラジオ体操が上手でした。シャキッとかっこいいです。

ひさしぶりの体育なので、体をほぐすためにもいつもより多めに準備体操をしていました。

まずはボールの感覚を思い出すために、ペアで投げあいをします。最初は前方向に。

そして後ろ方向にパスも。

「腕だけの動きではなく、全身を使ってボールを送り出しましょう。その方が、全身の運動とストレッチになります。腰が痛い人は無理しないでくださいね」と、先生から指示がありました。

陽春にはさまざまな年齢の人がいて、普段から運動をしている人ばかりではありません。せっかく体育をするのなら、無理せず、できる範囲で体に良いことをしようと先生たちは考えています。

オーバーハンドパスとアンダーハンドパスの復習です。しばらく期間があいてしまいましたが・・・

しっかりと腰を落としてパスしていました。みなさんいい動きです。

 

次に美術です。

「立体絵画」が終わった人は木の板を彫刻刀で削るというのをしました。

どこを削ったかわかるように板にチョークで色をつけてから彫るんだそうです。

なんのために木を彫っているのかはまた後日、ブログで紹介しますね。

 

ついに帰りの会です。いつもより長い1日が終わろうとしていましたが、

最後までニコニコと元気にすごしていました。

長い1日おつかれさまでした。

1月11日(火)「今年もよろしくお願いします」&始業式&今年の1字

1月11日 冬休みも終わり、新学期が始まりました。私は皆さんが登校してくるのをエントランスで待っていると、生徒さんたちがそれぞれ足をとめて、「今年もよろしくお願いします」と声をかけてくれました。日本で生まれ育っていない生徒さんでも日本式の挨拶をしてくれました。みなさんの元気な様子がみれてうれしかったです。

始まりの会の様子をみにいくと・・・

それぞれの出身の国のことばで「あけましておめでとう」を書いていました。

カタカナで読み仮名をつけて、みんなでよんでいました。

お手本の人が先に読んでまねをしますが、パシュート語などスピーディな発声のもののときはお手本のまねが難しそうでした。すかさず、周囲の生徒が「はやいよ~」と声を上げると、みんな爆笑していました。明るい新学期の始まりでした。

1時間目は始業式です。

「礼」で始まり、「礼」で終わります。ビシッと決まった「礼」がかっこいいです。

始業式が終わったらクラスで学活でした。3年生は「今年の1字」を書いていました。自分の今の気持ちを誰に、どんな気持ちを伝えたいか、漢字1字で、きれいな紙に書きました。

昔の漢字で書いている人がいたり・・・

辞書を使って気持ちを表す漢字を調べたりと、みんな一生懸命でした。

墨を使って清書します。習字道具は久しぶりなので、たくさん練習をしている人がいて・・・

一方で思い切りよく一筆で決める人がいたりと・・・

それぞれのらしさがでていて面白かったです。

もう一つのクラスも同じように書いていました。

どれも思いがこもった良い1字です。

新学期も楽しく元気に皆さんらしくすごしましょう!

 

12月23日(木) 終業式とステキな飾り

12月23日 この日は終業式でした。

教頭先生からのお話です。みなさん真剣に耳を傾けています。

「変」という字を掲示してのお話です。少しでも良い変化をして新学期に会えるのを楽しみにしていますという内容でした。

校歌も歌いました。全校で歌うのは初めてのことです。指揮も生徒です。上手に歌えていました。

最後に教室に戻って、今年最後の帰りの会です。みなさんで元気よく「メリークリスマス~&よいおとしを~!」といってお別れしていました。年の瀬も明るい生徒のみなさんでした。

 

数日をかけて、陽春分校の中で生徒のみなさんが、さまざまな飾りをしてくれました。

葉ボタンは、園芸が得意な先生が陽春分校で育てたものです。とてもきれいに咲きました。せっかくなので一緒に生けてもらいました。

飾りはオリジナルで作成しているので、どれもユニークで、みなさんのセンスが光り輝いていました。

しばらく学校はお休みですが、風邪や事故、コロナ感染にも気をつけて、1月11日、元気にお会いしましょう!

みなさん、メリークリスマス~&よいおとしを~!

 

12月22日(水)1・2年合同「百人一首大会」大掃除・集会

12月22日 この日は普段とは少し違うイベントが盛りだくさんの1日でした。

まず1時間目、1年生と2年生は合同で「百人一首大会」を開催しました。

「これかな?」「こっちじゃない?」「こっちにはないよ~」「先生、もう一回読んでください!」と、和気あいあいと他学年との交流を楽しんでいました。

 

2時間目は大掃除です。今回は大掃除なので、普段しないところも掃除をしました。

さすが陽春の人たちです。お掃除がとても上手で、ほんとうに隅々まできれいにしていました。

 

3時間目は全校で集会です。

まず、生徒会の任命式がありました。

ビシッと良い姿勢で、すてきでした。

そのまま生徒集会です。まず、副会長から以前行われた「赤い羽根共同募金」についての報告がありました。

生徒会長からの話です。

司会も生徒会副会長です。

役員選挙以来、初めてみなさんの前にでて、お話しをする機会でした。少し緊張しているのが伝わってきましたが、立派にやり遂げました。

そのあとは、先生から交通安全の話をしてもらいました。自転車を実際に使っての説明です。

最後に「社会科マップコンテスト」と「川口こども造形展」の表彰がありました。

表彰者には大きな大きな拍手が送られていました。

表彰されなかった人たちの作品もどれも素敵なものでしたから、表彰者は特に素晴らしい作品だったと思います。

おめでとうございました!

12月21日(火)3年道徳「いつわりのバイオリン」

12月21日 この日の3時間目、3年生は道徳でした。「いつわりのバイオリン」というお話です。

まず、先生から「この音楽を聴いて~」と言われ、耳をすまします。バイオリンの音が響きわたります。

「さて、今日はこのバイオリンに関する話ですが、演奏している人ではなく作る人のお話です」と説明されました。

 

有名なバイオリン作りで、師匠であるフランクとその弟子ロビンの話です。

ある日、有名な演奏家から、バイオリンを売ってほしいといわれたフランク。自分の満足のいく作品はすでに売れてしまって、満足のいく作品は期日までに作れるかもしれないし、作れないかもしれない状況です。

先生から「この場合みなさんがフランクならどうしますか?引き受ける人!」と問われ・・・

引き受けると答えた人が結構いました。「でも、期日までに納得いく作品ができるかどうかわからないよ?」と言われ、手元には、優秀な弟子のロビンが作ったバイオリンがあります。そこで「ロビンのを紹介します。」という意見がでました。「演奏家は有名なバイオリン作りの、フランクの作品がほしいっていってるけど・・・」と先生は話しました。

結局、フランクは仕事を引き受けて期日までに作り上げましたが、期日の日の朝弾いてみると、自分が作ったバイオリンの音色は満足のいくものではありませんでした。フランクは「困った、どうしよう」と追い詰められていきます。そのとき、ロビンの作ったいい音色の出すバイオリンが目に入り・・・

察しの良い生徒のみなさんから「先生だめ!それだけは!」と・・・

「あー!!」

ロビンのネームシールを剥がして、自分のフランクシールをはってしまいました。

フランクは、ロビンの作品を自分のものとして売ってしまったのでした。みなさんは悲しそうな顔になりました。

ロビンのバイオリンを渡された演奏家は、素晴らしい演奏会を行い大成功を収めました。そして、バイオリンを作ったフランクも賞賛され、たくさんのお金が手に入りました。しかし、フランクは、その後元気がなくなってしまいました。そんな元気のないフランクを見た弟子たちは、次第にフランクの元を離れていきました。(フランクのイラストを折り曲げることで、元気がない感じを表現しています)

「では、フランクはどうすれば元気を取り戻すことができると思いますか?近くの人と相談してみてね」と言われ

手を挙げて意見を言います。

「世間に本当のことを言う」「ロビンにまずあやまる」「もう一つ良いものを作って新しいものをわたす」

 「ロビンがどう思っているかわからないからまずはロビンと話す」など、いろいろな意見が出ました。

最後に先生から、数カ国語に翻訳されたプリントが配られました。

ロビンからフランクにあてた手紙です。憧れのフランクのもとで修行できたのは生涯の宝であり、今でもバイオリンを作っているが、フランクを超える作品は作れないと・・・

うんうんとうなづきながら生徒全員がきいています。

ロビンの気持ちを知れて、みなさん少し安心したようです。

ハラハラしたり、悲しそうだったり、安心したり、感情豊かなみなさんの様子が良かったです。

さて、この日の道徳のテーマは「よりよく生きる喜び」でした。

フランクとロビンの生き様を通して、皆さんがテーマについて考えられていたら良いと思いました。

12月20日(月)技術「スタンド完成間近!!」

12月20日 この日から3時間授業になりました。3年生の1クラスは最後の技術の授業でした。

このクラスは、3時間連続技術の授業でした。私は2時間目に訪れてみました。

3時間目には完成させなくてはいけないこともあり、

完成間近の人はおちついて、もう少し時間がかかりそうな人は急いで作っていました。

やすりをていねいにかけたり・・・

ニスをぬったり・・・

釘を打つポイントをきりであけたり・・・

釘を打って組み立てたり・・・

ニスを塗って乾かしている間に、アドバイスして手伝ってあげたり・・・

板を押さえる手伝いをしてあげたりしていました。

「手伝って」と言わなくても、自然と困ってる人を助けてフォローしていました。どのクラスも優しい人たちばかりですが、それが随所に見られた技術の時間でした。

いつもは、周りに集まって暖まるのに大人気のストーブですが、技術ではニスを乾かすのに大人気でした。

12月17日(金)校外学習「プラネタリウム」

12月17日 この日、全学年で川口市立科学館にある「プラネタリウム」に校外学習として行ってきました。

現地集合なので、徐々に集まってきます。先生が作ってくれた、この日見る予定のプログラムのチラシを多言語化したものを受け取り、ワクワクしながら集合時間を待っています。みなさん遅刻しないようにと早めにきていて素晴らしかったです。

「集合~!」の声がかかりました。水上自然教室の教訓をいかして、2列ずつ整列します。

いよいよプラネタリウムに入ります。まずは入り口で検温して・・・

OKなら消毒して・・・

入場です。プラネタリウムの方から、「どこからでも見えますが、おすすめは後ろの方です」と言われて、誘い合って、「ここあいてるよ~、おいでおいで」と仲良く座っていました。

座席がリクライニングすることがわかり、快適さに「いいね~」と言っていました。

さて、プラネタリウムが始まりました。ここから写真は禁止なので、みなさんの反応を文で伝えさせていただきます。

まずは、川口の現在の時間に合わせた空が映し出されています。夜、6時半頃なので月や星がみえましたが、みなさんの反応が一番良かったのは、木星が紹介され拡大したときです。

以前からお伝えしている通り、陽春分校では不定期で、天体に詳しい先生と、空を望遠鏡でみることがあり、木星もみたことがありました。それを覚えていた人たちは「あ!木星!みたことある~いつもよりもっとどアップだ」と反応していました。

周りの電気がなかったとして、星がどれくらいみえるかと、会場が真っ暗になったとき、みなさんから「おぉ~」と、期待感が伝わってきました。明かりさえなければ、この川口でも見られるいろいろな星座を詳しく教えていただきました。

その後は、上映プログラム「アポロストーリー 月への挑戦」をみました。アポロ計画に携わった人や、できごとの物語です。

みなさん静かにみていました。終了して会場をでると・・・

お話がつきないようでした。とくに印象的だったのは、「アポロ計画に携わった、数学者の女性チーム素敵だったな」という意見です。パソコンもない時代に軌道計算を手で行った数学者たちを素直に賞賛していました。

みなさん口々に「楽しかった~」「勉強になったな」と言っていました。充実した校外学習になって良かったです。

 

12月16日(木)英語「リテリング」

12月16日 この日ALTの先生が来るのが今学期最後でした。英語の授業は「リテリング」でした。

「リテリング」とは英語の文を読んだあと、原稿をみないで、自分の言葉に直して他の人に伝える活動です。

まずは、ALTの先生と「How are you?」「I'm good!!」「Oh! Nice」とごあいさつから。

先生からイラストの紹介です。

もしかして、すぐ発表・・・?という緊張感が漂いましたが・・・

ペアで練習の時間をもらえてほっとしていました。

さて、いよいよ発表です。

教科書で読んだ内容をそのまま暗記して発表するわけでなく、絵をみながら自分の言葉で相手に伝えなくてはいけないので大変です。

ところどころつっかえてしまっても、緊張して忘れてしまっても、みなさんやりきりました。

ALTの先生から「アイコンタクトがしっかりできていたのがよかった」「笑顔がすばらしい」など必ずほめてもらっていました。

ちょっと失敗しちゃった・・・という表情の人もいましたが、発表が終わった後、みんなに拍手をもらって、先生にもほめられて、「にこっ」としていたのがとても良かったです。

12月15日(水)音楽 箏「さくらさくら」

12月15日 この日の3年生の音楽は、今学期最後でした。3年間箏を学習した人もいるので、集大成という感じがします。今回は「さくらさくら」を演奏します。「さくらさくら」は初めて習います。

まずは1フレーズずつ。声に出して楽譜をよみます。

箏を弾きたい気持ちをぐっとこらえて、先生のお手本からです。

先生の周りに集まって音をよくきき、手・指の動きをしっかりと見ます。

次に各々練習タイムです。(みなさんは1回目と比べると、箏に対して斜めにかまえられるようになっています)

できるようになったら、先生にアピールして検定を受けます。

合格したら、「ミニ先生」になり、まだできていない人に教えに行きます。

どの「ミニ先生」も「教え子」が合格するように、一緒に「七・七・八~♪」と歌いながら力の入った熱心な指導をしてくれています。

「さーとォも(里も)」のところは「七-八七六-」と1拍の中2つ音を入れなくてはいけなので苦戦していた人が多かったです。「ミニ先生」が手を使ってリズムを教えています。

キーボードのときから登場した「ミニ先生」制度、教える方も、教わる方も良い学習になっていて、とても良い雰囲気でした。 

12月14日(火)体育「ソフトバレーボール」

12月14日 この日の体育は3年生、ライオンもうさぎもソフトバレーボールをしています。

ネット張りもみんなで準備します。

授業の回数を重ねるにつれ、みなさんどんどん上達しています。下の写真は、ライオングループの様子です。

ペアでレシーブの練習をしてから試合をしました。みなさん、一生懸命ボールを追いかけているので、写真が残像ばかりになってしまいました・・・

うさぎグループの様子です。こちらもレシーブ練習をしてから・・・(躍動感がすばらしいです)

4人でレシーブで続ける、ラリーの練習です。目標は10回続けることです!

ここからは見学の生徒さんがチームメイトの頑張っている姿を収めようと、写真をとってまわってくれました。

みなさんしっかりとボールをみています。以下は試合の風景です。

写真をとってくれた生徒さんが「動きが速いから写真をとるのがむずかしかった~」と、言っていました。

みなさん一生懸命にボールを追いかけていたからですね。たくさんの残像の写真が逆に良い感じがします。

授業後、生徒さんから「みてみて~」と言われてみてみると・・・(少し痛そうなので苦手な人は閲覧注意です) 

腕が赤くなっていました。「頑張ったからだね~」と言い合っていました。その通りだと思います。

授業に一生懸命な姿がこんなところからもよくわかりました。

12月13日(月)3年総合 それぞれの発表準備

12月13日 この日は3年生の総合がありました。体育と交代でしているので、3年のうさぎグループです。

以前、ブログで紹介しました、らいおんグループと違って、発表スタイルは手書きが人気です。

各々が発表にむけて準備しています。

のりで貼って、しっかりと乾かしている人がいたり・・・

レイアウトを考えたり・・・

クラスメイトの国のことを調べて書いている人がいたり・・・

本やタブレットを使って調べたりしている人がいました。

どれも入念な準備と調査、よりわかりやすく伝わるように発表資料を作っていました。

完成して発表の日が楽しみです。

 

空が澄んでいて、星や月がきれいにみえました。

12月10日(金) 3年道徳「幸せとは?」

12月10日 この日から3年生は道徳です。3年生の1クラスでは、「幸せ」について考えていました。

先生から紙が2枚配られて、「幸せだとおもうときはどんなときか」「その幸せのためにはなにが必要か」書くように言われました。グループで考えます。たくさん意見を出します。

ホワイトボードに貼って、意見をシェアします。「あー、それ、私も幸せと感じる!」と、幸せだと感じることがたくさんあって書き切れなかった人もいたようです。

先生が、一人の青年の話を読み上げます。

これは、ある医師の実話をもとにした、さだまさしさんの「風に立つライオン」の内容です。

医者として夢であった、アフリカに派遣された主人公が日本にいる元恋人にむけて送った手紙の話です。

主人公は危険な地域で、毎日働き、薬や施設も十分ではなく、つらいこともたくさんあるが、幸せだといいます。

「では、なぜ、この青年は幸せだと思ったのでしょう?」と先生から聞かれ、考えて意見を書きます。

日本語で十分に思いが伝えられなくても、なんとか書き出して、自分の気持ちを伝えます。

幸せのかたちや、幸せだと思うことは人それぞれで、また、夢も人それぞれであるということがわかりました。

幸せについて話あっているにこにこ顔が、みなさんすてきでした。

 

12月9日(木)3年生理科「地球の自転」

12月9日 3年生は大きな地球儀を使って「地球の自転」について学習していました。

まずは、「地球はどっち方向にまわってる?」と聞かれました。

先生が地球になって回っています。(思わずみなさんにっこりと笑顔になっていました)

「昼と夜があるのはなんで?」(ライトを太陽にみたてて、地球を照らします)

「太陽が東から出て西に沈むから?」「そうだけど、それだと太陽が動いているか、地球が動いているからかはわからないよね」「だから昔は太陽は太陽が動いていると思われていたけど、今は地球が動いているからというのがわかったんだよ」と、質問、応答を繰り返しながら、地球儀とライトを使って照らされている部分を確認します。

「では、どれくらいのスピードで地球の周り(赤道)を回っているでしょうか」と質問され・・・

時速の計算です。「わー!数学、、、」と、少し苦戦していましたが、答えをだすことができて安心していました。

先生から「赤道のところと、南極のところでは太陽の出方や動きが違うよ。来週は南極にいって実際にどうか確認してみようか」と言われて「えー!先生寒いよ!」と面白いコールアンドレスポンスで笑いがおきていました。

12月8日(水)3年社会「社会運動」

12月8日 普段日本語の習熟度で2つにわけているクラスですが、この日は全員で社会の授業を受けました。

まずは先生から「みなさんメーデーを知っていますか?」と、聞かれました。

みなさん聞いたことがあるようです。

「では、メーデーは祝日ですか?」と聞かれ、日本人以外はみんなうなづいていました。外国人が多くいるクラスなので、だいたいの国が祝日であることがわかりました。「では、メーデーはどんな日?」

そこから、日本におけるメーデーの話に授業は発展していきます。

日本であった「労働争議」「小作争議」など「社会運動」のことを教わります。

いまでは普通にある「権利」を社会運動によって獲得してきました。「昔の人は大変そう・・・」という反応でした。日本語の習熟度にばらつきがあるので、みんなわかるようにいつもよりジェスチャー多め、漢字にはふりがなをふり、大きく表示して、難しい言葉はかみ砕いて説明して、みんながわかるように工夫しています。

そしてあらゆる、差別問題の話に・・・

「全国水平社」の水平の説明をしているところです。この先生のジェスチャーをみてみなさん「あー!水平ってそういうことか!」と言っていました。

日本の話でしたが、外国人のみなさんは自分の国のことを照らし合わせて考えていました。

 いつも明るいクラスですが、差別の話のときは悔しそうで悲しそうな、つらい表情をうかべて「どうして差別はおきてしまうの。納得いかないな」と言っていました。社会の授業でありながらも、考えさせられる授業風景でした。

12月7日(火)3年生美術「立体絵画」

12月7日 3年生の美術は、それぞれが描いた絵を元に、立体絵画を作っています。

背景に色を塗って・・・

立体にしたいパーツごとに色を塗って切り取り・・・

失敗しないようにと、緊張感が伝わってきます。

パーツが切れたらベースの絵に重ねていきます。構成を間違えないように何度もシミュレーションします。

立体にしていくのは簡単そうに見えてとても頭を使うようです。全体のバランスをみつつ、逆算して奥行きをださなくてはいけません。困ったら友達にアドバイスをもらって助けてもらいます。

完成した人もいます。どの作品もとても素敵で個性がよくでています。お互いに作品を見せ合って、「そういうのが好きなんだ!すてきだねな作品だね」と、新しい発見にもなったようです。

全員が完成するのを楽しみにしています。

12月6日(月)総合「発表準備」 国語「おくのほそ道」

12月6日 総合は発表にむけてどんどん準備をすすめています。3年生は発表の形式が自由なので、

大きな模造紙に描いている人がいたり・・・

タブレットのアプリを使ってスライド資料を作っている人もいます。

絵の配置や字の大きさもていねいにバランスをみて、こだわりがみえます。

自分で考えたテーマで、パソコンや本を使って調べたり、資料を集めてわかりやすく作成しています。

発表資料はそれぞれのセンスや個性がでていて、面白いものができそうだなと、完成が楽しみです。

 

3年生の国語は松尾芭蕉の書いた「おくのほそ道」を学習しています。

まずは松尾芭蕉についてです。共に旅した、弟子の曽良という人のこともあわせて学びます。

旅といっても、今の楽しい旅行のようなものではなく、もっと過酷だったそうです。

いよいよ冒頭の部分に入っていきます・・・

「古人」=芭蕉のあこがれた、李白、杜甫、西行、宗祇をさすなど、ていねいに解説を受けます。

「おくのほそ道」では、歴史的仮名遣いが使われています。歴史的仮名遣いは前の週に学習したそうですが、実際に文章ででてくると、見慣れないので難しいようでした。

焦らずに、学びが深まると良いですね。

12月3日(金)道徳1年「本当のこと言う?言わない?」2年「いのちをいただく」

12月3日 この日の4時間目1・2年生は道徳でした。

2年生は絵本を題材に使って、「命の大切さ」や「食べ物のありがたみ」を考えていきます。

この絵本は、牛をとく(=食肉にする)仕事をしてきた坂本さんが、さまざまな思いや痛みを抱えながら葛藤をしていく様子が描かれています。その葛藤や思いを考えます。

方言が使われていて外国人の多いこのクラスには少し難しいので、ジェスチャーを加えながら読みます。

ところどころで、「このときの坂本さんはどういう気持ちでしょう?」と、坂本さんになって考えます。

このクラスはいつも元気で、休み時間にも和気藹々としたクラスですが・・・

(休み時間の様子です。リラックスしています)

少し悲しそうな表情をうかべながらも、真剣に考えていました。

グループワークもしましたが、休み時間の笑い声や笑顔はありません。真剣そのものです。

以前、1年生でも同じ授業をしましたが、異なった視点の考え方もあって、でも「命の大切さ」がしっかりと伝わってお互いに気持ちを伝えあおうとしていると感じました。

 

1年生は「く・う・は・く時間」という動画をみて、クラスメイトが疑われたときに自分はどうするか。本当のことをいうかどうか考えます。

円になって意見を言い合います。

以前2年生でも同じ授業をしましたが、このクラスは意見がわれず全員が「ほんとうのことを言う!」という意見になりました。「絶対に言う!言わない意味がわからない」という意見も・・・

先生から「本当のことを言うことで、こんどは自分が疑われるかもしれないよ?いじめられちゃうかもよ?」といわれれても、「それでも絶対に言う」とのことです。正義感の強いクラスです。

この授業をみていて、それぞれの国での育ってきた環境がわかる気がしました。

「命の大切さ」や「正義感」「信頼すること」をよく考えられていました。 

12月2日(木) 生徒会のお仕事~赤い羽根共同募金活動~

12月2日 1日と2日は生徒会の大きな仕事がありました。

それは・・・

事前にPRした通り、赤い羽根共同募金活動をすることです。学校に手作りのポスターを貼っています。

新・旧生徒会役員が力を合わせて、休憩時間に「赤い羽根共同募金」の呼びかけをします。

休み時間に先生から「赤い羽根共同募金のご協力お願いします」とセリフを教えてもらい・・・

呼びかけをします。そうすると・・・

みんなが集まってきて、募金をしていました。

みなさんただ募金をするだけではなく、「頑張ってね!」と生徒会役員に激励の言葉をかけていました。

そういったところにも陽春のあたたかさを感じました。

12月1日(水) 音楽「和楽器 箏」

12月1日 この日から音楽は和楽器の分野がスタートして、箏にチャレンジしています。

この日は1年生です。教室に入ってきた瞬間から箏に興味津々です。

まずは、弾きたい気持ちを堪えつつ、箏のパーツの名前を教わります。

立ち位置、向きの確認、弾き方のコツを習ったら・・・

爪を選びます・・・選ぶのも真剣です。

さぁ、いよいよ弾いてみます。まずは七を弾いて・・・(まだ左手が不安定です)

「虫づくし」を演奏します。左手の添え方を教わって、ポージングが美しくなりました。

この曲は巾から一、一から巾まで順番に爪を糸から離さずに、そのまま次の糸を弾きます。

「むしづくし」のあとは「姫松」という曲です。弾く糸がバラバラの順番なので大変です。

同じ糸を続けて弾くときに、振動している糸に爪が触れてしまうと雑音がでてしまうことがあるので

先生にお手本とコツをみせてもらって、注意しながら丁寧に弾きます。とても真剣です・・・。

1年生は、全員初めて箏に触ったそうです。

でも音楽の先生に「初めてでこんなにきれいな音がでるなんて、すごいね」と褒められて、うれしそうでした。

今後「さくらさくら」を演奏するそうです。もっと複雑になりそうですが、この調子で美しい音色を響かせましょう。

11月30日(火)1・2年生美術 「張り子の虎」

11月30日 1・2年生の美術で作成中の「張り子の虎」はそれぞれのペースで完成に近づいてきています。

張り子に和紙を(のりにつけて)丁寧に貼ったり・・・

下塗り材を溶かしてよくまぜて塗ったり・・・

下塗りがかわいたら、色をつけたりしています。(絵の具をまぜて理想の色を作ります)・・・

みなさん、手にのりや下塗り材がついてしまっても気にしません。

童心に返って楽しそうです。とても良い雰囲気です。

コロンとした優しい雰囲気の虎や、かわいいぬいぐるみみたいな虎、今にも動き出しそうな虎や、強そうな虎、作っている人の個性がよく出ています。完成が楽しみです。

11月29日(月)生徒会のお仕事~準備編~と1年生理科「地層」

11月29日 この日の登校時間に、生徒会が12月1日、2日にむけて準備をしていました。

なにかというと・・・赤い羽根共同募金に向けたPR活動です。

「12月1日と2日に赤い羽根共同募金をします。~ということにその募金は使われます。ご協力よろしくお願いします」と、ポスターを見せながらPRします。ただ募金活動をするだけでなく、困っている人、困っていることに使う、ということを伝えます。

新しい生徒会になって、役員全員でする初の大仕事です。一生懸命な姿がよく伝わってきました。

 

1年生の理科は「地層」を学習しています。

まずは、「月世界」の動画をみます。

「月世界」とは自然の力によって生み出された切り立つ荒地の山のことで、むきだしになった山肌が月面に似ていることから言われています。地形の様子をよく見ます。

さて、では実際に「地層」を観察するとしたら、なにが必要でしょうか。みんなで考えます。

教科書の地層の写真をみながら、地層の観察のポイントを教わります。スケッチをすると良いそうです。

そのスケッチからわかる結果を考察していきます。よく結果をみて、そこからなにがわかるのか、よく考えます。

実際に地層をみにいくことはできませんが、川口にも地層をみることができるところがあるよと、先生に言われて驚いた様子でした。みなさん、よく観察する視点が磨かれていました。

11月26日(金)道徳1年「ちがいのちがい」2年「Clening Our School」

11月26日 この日の4時間目、1・2年生は道徳で、それぞれ前回とは違う先生、違う内容について学習します。

1年生は「ちがいのちがい」というお題で、まず、自分とクラスメイト、同じところや違うところを話し合い、発表します。

そして、「さまざまな違い」の例を掲示して、それについてあってよい違いなら〇、あってはいけないちがいを×、どちらでもよいものを△でそれぞれの意見をだしあいました。

国籍が同じでも、性別が同じでも、どんなに気があっても、〇△×がすべてそろうことはありません。ちがいを尊重しあうきっかけになる良い授業でした。

 

2年生は、「Clening Our School」という題で、学校での掃除時間をきっかけに、各国の学校について考えます。

このクラスはほとんどが海外から来た生徒です。

先生に「あなたの国では学校で掃除をしていましたか」と聞かれ、それぞれの国ごとに分かれて、答えます。

掃除専門のスタッフがいるためやらない、という意見や、週に1回だけするという国がほとんどで、毎日掃除の時間があるというのは日本ならではということがわかりました。

日本の学校の1日の生活の動画をみました。

先生から「日本の学校の生活と、自分の国の学校生活、ちがうところはどこですか」ときかれ、それぞれ考え、発表します。

各国で共通していた日本の学校生活のちがいは「日本では靴を上履きに履き替えている、自分の国ではそのまま履いてきた靴のまま学校に入る」ことでした。

また、お昼休憩には一度家に帰って昼食やお昼寝をして再度登校する国や、毎朝体操や目のツボ押しをしてから学習を始める国など、それぞれちがいがあって「うんうん。」「そうなんだ!」と反応していました。

「では、どうして、日本の学校では掃除を毎日しているのでしょうか。その理由は?メリットは?」それぞれ考えます。

みなさん学校を掃除すること、きれいに保つことの大切さがよくわかっています。

海外から来ても、日本の昼の学校に通ってなくても、陽春で日本の学校生活を今経験しているのでより深く理解してくれた様子でした。

道徳の授業を通して、お互いを尊重したりちがいを認め合ったりして、よく学べていました。

11月25日(木)環境衛生検査「照度」と憩いの場

11月25日 この日は学校薬剤師の先生に来ていただいて、みなさんが学習しやすい環境であるか検査する、

環境衛生検査をしました。今回は「照度」の検査です。

「照度」とは簡単に言えば、ホワイトボードや机周辺がどれくらい明るいか、また、照明の光がどれくらい当たっているかをいいます。

照度計というものを使って、各地点の明るさがどれくらいあるか調べます。

今回の結果は問題なし!とのことでした。安心しました。

さて、陽春分校のエントランスには大きなストーブがあります。休み時間や登校後に暖まっている生徒のみなさんを見る機会が増えてきました。

暖まりつつ、おしゃべりしたり、ほっと一息ついている和やかな姿がとても良いです。

寒くなってきましたので、ぜひみなさん、暖まってくださいね。 

 

11月24日(水)体育 ソフトバレーボールが始まりました!

11月24日 この日から体育ではソフトバレーボールが始まりました。

まずはボールに慣れるところから。相手の胸元あたりをねらって、パスをします。

次はワンバウンドしてパスします。これは相手の手元に届かなくてはいけないので、力加減が意外と難しいです。

そしていよいよバレーボールらしく、オーバーハンドパスです。

慣れてきたら、レシーブです。まずはレシーブする手や腕の確認。先生にお手本をみせてもらって、練習します。

ペアでレシーブ練習です。ボールを投げてもらって、ひたすらレシーブで返します。

最後に少しだけ、アタックの練習もしました。やわらかいボールなので、こちらも力加減を調節しつつしました。

初めてバレーをした人がほとんどでしたが、みなさん上手でした。

ちなみにうさぎグループもライオングループも同じ内容でソフトバレーをしています。

やわらかいボールで危険度は低いですが、今後試合もしていくそうなので、けがなく楽しみましょう。

11月22日(月) 校外学習 水上自然教室

11月22日 延期をしていた校外学習が無事に開催されました。

「たくみの里」に到着してすぐに、実行委員の仕事がありました。それは・・・

各クラス4列に並ばせること・・・!事前練習通り上手にできました。

そしてそれぞれの体験の場所へグループごとに移動して・・・

日本の古い家や町並みがめずらしくて、写真をとりながら歩いている人もいました。

5コースの中から自分で選んだ体験をします。

体験が終わったら昼食を含む自由時間です。お土産を買ったり、自由に散策をしました。

ハイキングをした人もいます。

時間通り集合して帰りました。

帰りのバスはみなさん疲れたのか(ぐっすりと)休んでいました。

みなさん「楽しかったー!」と口々に言っていて、無事にいけて良かったなとおもいました。

心配していた雨も奇跡的にもって、傘を使わずにすんでよかったです。みなさんの願いが通じたからですね。

11月19日(金)道徳 2年「本当のこと言う?言わない?」1年「いのちをいただく」

11月1日 この日の4時間目、1年生と2年生は道徳でした。

2年生は「本当のこと言う?言わない」というタイトルで「く・う・は・く時間」という動画をみて、それぞれの

意見を発表しました。

クラスメイトが疑われたときに自分ならどうするか、その理由も踏まえて話します。

どちらにせよ正解はないのですが、みなさんそれぞれが、自分の意見をもっていて、どうどうと発表できていました。また、聞いている人も、それを否定することなく、そういう考え方もあるかと納得している様子でした。

 

1年生は「いのちをいただく」という絵本を元に、「命」や「食べ物のありがたみ」を考えます。

動物を「食肉」にすることを仕事にしてきた主人公坂本さんの痛みと葛藤を描いた実話です。
坂本さんはある日、飼い主から家族同様に愛されて育ってきた牛「みいちゃん」を「食肉」にする仕事を依頼されます。

生徒は、ときどきつらそうな表情をうかべながらも、

今まで生きていた牛を「食肉」にするために「いのちをいただく」ということについて真剣に考えます。

みなさんの考え方や受け止め方がよくわかり、またそれを伝え合う良い経験になる授業でした。

お祝い 20万アクセス!!

11月18日に、なんと200,000閲覧を超えました。ありがとうございます!

これからも陽春分校の良さを伝えていきます。よろしくおねがいします!

11月18日(木)理科

11月18日 この日も前回に引き続き、理科は面白そうな実験をしていました。

まずは前回の宿題の答え合わせと解説です。「まちがえたー!」という声が聞こえてきました。難しかったですね。

さて今回は、黄色い液体が配られています。この液体はなにかというと、前回も使ったBTB溶液に・・・

二酸化炭素を溶かしたものです。

さらに1本ずつ3回にわけて透明な液体が配られました。

前回同様、リトマス紙につけたり、マグネシウムを入れて溶けるか確認したり、黄色い液体にたらして実験します。

よく観察します。

さらに今回は小さな容器に入った液体が配られました。これは「フェノールフタレイン」といわれる水溶液の性質を調べる液体です。これを3本の液体に入れてみます。

すべて濃いピンク色になりました。みなさんから「わー!きれい!」という声があがりました。

3本の透明の液体はアルカリ性であることがわかりました。それぞれ「水酸化ナトリウム」「水酸化カルシウム」「アンモニウム」でした。

実験が終わったら実験のまとめです。

同じ透明の液体でも前日とは違った性質をもったものでした。実験でいろいろな発見をして、たくさんのことに気づいて、「なるほど!」となっている姿が良かったです。

11月17日(水)3年生理科「酸性とはどんな性質?電離式」

11月17日 この日の3年生の理科はいろいろな実験をしていました。

青い液体、無色透明の液体、少し茶色い液体が入った試験管、小さい鉄のようなもの、リトマス紙などが配られました。

まずは透明の液体と少し茶色い液体をそれぞれリトマス紙に1滴ずつたらしてみると・・・

 青いリトマス紙は赤く、赤いリトマス紙は赤のままになりました。

このことから、この2種類の液体は酸性であることがわかりました。

次に、青い液体それぞれに2種類の液体を1滴ずつ入れると・・・

両方とも黄色く変わりました。実はこの青色の液体はBTB溶液というもので、水溶液の性質を調べるのに使われます。

黄色くなったので、やはり酸性であることが確認できました。

今度は、小さな鉄のようなもの、マグネシウムを2種類の液体に入れると・・・

ぶくぶくと溶けていきます。このとき発生する気体を試験管に集めて・・・

マッチを近づけると・・・

「ピュン!!!」という音がして、小さな小さな爆発がおきて、試験管の中に、水蒸気がつきました。

このことから、水素が発生していたことがわかりました。

この2種類の液体は、「塩酸」と「酢酸」でした。

さて、ここまでの実験は、1・2年生の学習を思いだすための実験でした。

先生が「ここからが本題だよ。難しいよ。」と、ホワイトボードをひっくり返すと・・・

酸の電離式の問題がでてきました!(みなさんから「ひゃー!」と、悲鳴があがりました)

実験で確認したことも踏まえつつ、問題をときます。

実験をしながらだと理解が深まりますね。みなさん難しい問題にも果敢に挑む様子がすばらしかったです。

 

11月16日(火)技術「スタンド」

11月16日 この日から3年生は技術で木工「スタンド」作りが始まりました。

前回まで作っていた、ペン立ての応用になります。

まずはのこぎりの特徴を習います。

上手に木を切るためのコツを教えてもらいます。

いよいよ実践です。まずは指矩を使って、鉛筆で線をつけていきます。

各々4パターンからスタンドの形を選ぶので、切る形も異なります。

指標の線を全部描いたら、のこぎりで切っていきます。

ぐらぐらして切りにくいときは「助けて~!」というと・・・

仲間たちがすぐに助けにきてくれます。困っているとすぐ協力してくれて、

「助けて~」「助かった、ありがとう」が生徒同士、お互いにいえるのがとても良かったです、

のこぎりやきりなど危険な道具を使いますので、あわてず、安全に、けがしないように進めましょう。

 

11月15日(月)3年生国語と社会

11月15日 この日の3年生の国語は、文章題を読んで、問題を解いていました。

前回まで国語は書写をしていたので、こういった座学で、しかもテストのような授業は久しぶりです。

文章をよく読んで問題を解き・・・(とても真剣です)

答え合わせと解説です。

文章題と久しぶりにふれあうと、指示語や抜き出しなど難しくて苦戦しているようでした。

でも、答え合わせのときに、自分の解答があっていると、小さく喜んでいる姿を何人も見せてくれました。大人が生徒でも、解答があっているときの喜びは、何歳になっても同じなんだなあ、と思いました。とても微笑ましい光景でした。

3年生で受験する人もいますので、ピリッとした雰囲気が伝わってきますが、時々見せる笑顔が爽やかでした。

 

もう一つの3年生のクラスは社会の授業です。

「産業革命」「資本主義経済」「社会主義」の話で、経済の発展を学びます。でも良い話ばかりではありません。

当時の労働条件や環境を聞いたときにはつらい表情でした。

日常の授業でも、国がちがったり、年齢が様々で、各々の気持ちや感想を抱きながら授業をうけています。

真剣に一生懸命学んでいるのがよくわかります。

色々と考えさせられる授業でした。

11月12日(金)水上校外学習についての集会

11月12日 この日の4時間目はホールに2年生と3年生は集まって、22日に行われる校外学習のガイダンスをしました。

まず、並び方の練習をしました。複数の学年で並び方を練習するのは初めてです。

実行委員が何列に並ぶか、手を挙げて合図します。4列なら4を示します。

実行委員の合図をみて、急いで並びます。

並んだら、実行委員が人数を数えて・・・

先生に報告します。

4列の並び方は覚えました。一安心していると・・・

実行委員が移動して、次は2を示しています。ということは、2列に並ぶ・・・?

いそいで各クラス2列になります。

実行委員が数えて、先生に報告です。

実行委員の並ぶ方向や指の本数をしっかりと観察しなくてはいけません。緊張感が伝わってきます。

 

並び方の練習がすんだら、自分たちで席を出して・・・

「しおり」の読み合わせをしました。

水上校外学習が近づいてきました。元気に参加できるようにしっかりと体調を整えておきましょう。

 

11月11日(木)入学説明会が開催されました。

11月11日 入学説明会が開催されました。

たくさんの方にご参加していただきました。

まずは教頭から開会のあいさつ、配布物の確認や説明がありました。

その後、校長より、挨拶や陽春分校についての説明、ホームページの紹介がありました。

さいごに、教務担当より、陽春分校の1日の過ごし方や、1年間の行事の紹介がありました。

陽春分校は様々な国の人が通っていますので、中国語・ベトナム語・タガログ語・英語・日本語・そのほかの国ごとに座ってもらい、通訳の人に補助してもらいました。

通訳の皆さん、大変助かりました。ありがとうございました。

去年は、新型コロナウイルス感染症の流行のため、入学希望者説明会が開催できず、オンラインでした。

今年は無事に開催できて、みなさんにお会いできたことがとても良かったです。

面接や学校見学でまたお会いできるのを楽しみにしています。

11月10日(水)「ミニ先生」3年理科と2年生音楽

11月10日(水)この日はいろいろな授業で生徒による、「ミニ先生」がみられました。

3年生の理科は化学の分野で「イオン式」を考えていました。

前回の復習をしてから・・・

問題が出されてそれぞれが考えます。

わかった人から先生にみてもらって正解なら〇をもらいます。

〇をもらった人が「ミニ先生」になり、わからない人は「ミニ先生」に教えてもらいにいきます。

教えてもらってわかったら「ミニ先生」から大きな〇をもらってにっこりとしていました。

 

音楽では「もみじ」を鍵盤でひいています。

一小節ずつ練習して・・・

できるようになったら先生をよんで、検定をうけます。

合格したら「ミニ先生」になり、練習中の人に教えてあげます。

「教え子」が合格するまで責任をもって「ミニ先生」をしていました。

「教え子」が合格したら「ミニ先生」も一緒に拍手をおくっていて、

音楽も理科も、「ミニ先生」の活躍もあり、とても良い雰囲気でした。

11月9日(火)2年生保健体育「休養・睡眠と健康」

11月9日 この日から2年生は、実技の「体育」はお休みで、座学での「保健」の分野を学習しました。

疲労とはどんな状態か先生から質問されて、それぞれが考えます。「それ俺よくある~」と、反応していました。

睡眠や生活リズムが整っていないと、心身にさまざまな良くない影響があると先生から言われて、

ドキッとしていた人もいました。

このクラスは外国籍の人が多いので、タブレットで翻訳したり、単語をかみくだいて説明したり、ジェスチャーなどを加えながら、学習を進めています。資料や記入用の用紙にはもちろん「ふりがな」がふってあります。

体が疲れたときはどんなふうに休みますか。心が疲れたときは?と聞かれて、それぞれが考えて、発表しました。

体がつかれたときは「たくさんごはんを食べる!」「いっぱいねる」心がつかれたときは「だれかに話す」「音楽をきく」などたくさんの意見がでました。「それもあったか」と言っていた人もいたので、参考になりそうでした。

「日本の人はお寺や神社にいってリフレッシュする人もいますね」という意見がでて、先生から「たしかにそういう人もいるね。同じように、外国人のかたでも、教会にいったりする人もいますよね」と言われて、「たしかに!」と反応していました。

このクラスは比較的年齢層が低く、運動が好きな人たちばかりですが、「保健」もしっかりと学習して、知識を身につけていました。

 

11月8日(月) 埼玉県教育委員会の視察がありました

11月8日 この日は、埼玉県の教育委員会の方々が陽春分校の様子を見に8名こられました。

1時間目の時間、いろいろな授業を見て回っていました。

一部の授業では習熟度や日本語ができる度合いで、クラスを分けています。

1年生は数学です。

計算をしたり、コンパスで図形を描いたり、図形の種類を習いました。

2年生は英語の授業です。

「ニューヨークのお土産を先生方に買うとしたら、何を買うか」というペアワークをしていました。

「紅茶」「マグカップ」を買うなどの意見が出ていました。

3年生は、国語の書写でほとんどの人が新聞での練習が終わり、半紙に書いています。

「新聞紙での練習の方が緊張しないから上手に書ける」と教えてくれた生徒がいました。

半紙は普段触らないから緊張しますよね。

でも、みなさん1回目より確実に良くなっていますよ。

どんどん練習しましょう。

この日の視察で、「お客さんに見られていると緊張しちゃう」と言っていた人がいました。

でも、いつも通りの一生懸命な姿を、陽春の生徒の良さを、見せることができました。

11月5日(金) 陽春運動会開催

11月5日 この日、陽春運動会が開催されました。

赤白それぞれの「はちまき」を受け取り、手の消毒をしっかりとして・・・

新・生徒会長からのあいさつを聞いて・・・

第1競技、「ラジオ体操」です。

全クラスでもとてもよくそろって伸びやかに体操をしています。

次に第2競技「玉入れ」です。全員参加です。

赤白それぞれの代表が玉を上に投げながら、みんなで何個入ったかカウントをします。

そして、第3競技「PK合戦」です。

ゴールが6分割になっていて、入った場所によって得点が変わります。

しかも、ぶらさがっている「にこにこマーク」に当たるとなんと・・・ボーナスポイント、5点も入ります。

狙いをしっかりと定めて、おもいっきり蹴ります。「がんばれー!」「どんまーい」といった声援が飛んでいました。

第4競技「グラウンドゴルフリレー」です。

授業で経験のある「グラウンドゴルフリレー」ですが、次の走者にパスするときに止めてわたさないといけないので、力の加減が難しいようでした。でも、「こっちこっちー!」「あとはまかせた」と和気あいあい、でも真剣にしていました。

そして最後の競技「選抜リレー」です。

もう一度ストレッチをしつつ、志気を高めます。

いよいよスタートです・・・!

夜なので、控えめにホイッスルでの「よーいドン」です。

走者の数が合わないというアクシデントがあり、どうしようかとなったときに、選手のみなさんからの「もう一回やりたいです」という声を受けて、2回選抜リレーをしました。応援にもさらに力が入ります。

さて、すべての競技が終わり、集まって、整理体操です。

紅白それぞれの代表からあいさつがありました。

生徒のみなさんの笑顔や「楽しかったー!」「おなかすいたー」「たくさん動いて応援もしたから今日たくさん寝られそう」「先生、運動会やってくれてありがとう!」という充実した姿がみられて本当によかったです。

おつかれさまでした。ゆっくり体を休めてくださいね。

11月4日(木)3年社会「多文化共生」1年社会「マップコンテストの発表」

11月4日 3年生の社会科は2つのクラスに分かれています。

片方のクラスでは「多文化共生」について学習していました。

ユニバーサルデザインや、ピクトグラムなど、誰でもわかる、使えるものについて写真を見ながら学んでいました。多文化共生の話の中に、日本以外で生まれ育った人の話が含まれていました。このクラスは外国人だけなので、ユニバーサルデザインはなおさら理解が深まったようでした。

 

1年生の社会科では、以前ブログで紹介した自分たちが調べた国についてのマップが完成して、発表をしました。

どれも力作で、素晴らしい出来映えでした。日本語での説明が難しくても、懸命に伝えようとしているのがよくわかりました。どの発表も魅力的だったので「その国いってみたい」という声が聞こえてきました。すてきな発表会となりました。

 

11月2日(火)立体絵画

11月2日 3年生美術では、以前紹介しました、ゴッホの重ね絵が完成し、次のステップに進んでいました。

今度は自分で好きなイラストを書いて・・・

何回も描きなおしていて、こだわりがみえます。

下絵ができたら、コピーを先生にとってもらい、色をつけます。

下絵をみてまわると、ほんとにそれぞれの個性がよくでていました。

作品が完成したらぜひみせてくださいね。楽しみにしています。

 

11月1日(月)書道が始まりました。

11月1日 2年生と3年生は先週から始まっていましたが、この日1年生も書道が始まり、全学年が毛筆をしています。

いきなり半紙に書くのではなく、新聞紙を半分に折って、半紙と同じサイズにして練習をしました。

サイズのバランスがつかめるようになったら、半紙に書きます。

初めて毛筆に触る人もいて、とくに外国からきた人は漢字がむずかしいようでした。

でも、生徒同士みて、「さっきより上手だね」「この字かっこよくかけてる!」と、ほめていて良い雰囲気でした。

 

 

 

10月29日(金)通知表

10月29日 この日、前期の分の通知表が配布されました。

一人一人手渡しをします。

通知表が手元にわたったら、通知表の見方を説明してもらいました。

普通の中学校の通知表と異なって、文章で書かれています。

みなさんドキドキと緊張している様子でしたが、「良いことが書かれてた」と、

にっこりと報告してくれました。

後期も無理せず、みなさんの良いところを出していきましょう。

10月28日(木)理科「塩化銅水溶液の電気分解」と2年生「技術」

10月29日 この日の3年生は化学の分野をしていました。

塩化銅水溶液の入ったビーカーに・・・

電流を流すと・・・

+極の方には気泡がぷくぷくと発生しています。気体がでているということです。よく観察します。

特徴的な匂いがしているので、ちょっとだけ、一瞬だけ、嗅いでみます。

どこかで嗅いだことのある匂いがして、全員で考えます。

答えは「塩素」です。先生から、「漂白剤とか、プールの消毒にも使われているね」と言われて、みんな、どこかで嗅いだことのある匂いの正体がわかって、「あー!そうだそうだ!」と、納得した様子でした。

-極の方は、色が変わって、赤茶色になりました。それを紙にこすりつけて・・・

その紙をこすると、少しキラッと光りました。このことから、金属の性質をもった、銅が発生していることがわかりました。「炎色反応」で確認する実験もしていました。

化学式を実際に実験でしてみることで、より学びが深まりますね。協力しあって実験ができていました。

 

そしてこの日から2年生も技術の授業がスタートしました。ほかの学年と同じように「木工」です。

すてきな作品ができあがるのが楽しみです。

10月27日(水)音楽「生徒のミニ先生」

10月27日 この日の音楽は、鍵盤を弾いていました。

鍵盤は約2ヶ月やっているので、どの生徒も上手になってきています。

まずは、一人一人が先生のもっているカードの音符を当てて弾きます。

次に、ペアで相談して、音符や休符などを当てます。

そしていよいよ曲を弾きます。今の課題曲は「もみじ」です。

個人個人で練習します。

ここで面白取り組みをしていました。音楽の先生に合格をもらった人は「生徒のミニ先生」になり、

まだ合格をしていない人について、マンツーマンで教えてあげるシステムです。

合格した安堵感と、教えるという使命感、教えてもらった人から感謝されて照れた表情がすごくよかったです。

教えてもらった人も、「教えてもらったからできるようになった」と、素直にお礼をしていて、とてもよい雰囲気でした。

 

 

 

10月26日(火)入試、面接対策

10月26日 入試のための作文練習だけでなく、面接練習も毎日行われています。

ノックの仕方から教わります。

おじぎをして入室し・・・

椅子に座る前にあいさつをします。

面接練習が一通り終わったら、フィードバックしてもらいます。クラスメイトからも感想を言ってもらいます。

最初はみなさん緊張して「ドキドキする~」と、言っていましたが、同じグループの人にもフィードバックしてもらい、切磋琢磨していました。たくさん練習しているのがよくわかっているので、本番も実力を出し切れるように願ってます。

 

10月25日(月) 生徒会役員選挙 結果発表と総合 発表の準備

10月26日 この日の食事時間に先週の金曜日に行われた生徒会選挙の結果が掲示されました。

選挙管理委員が掲示の準備をしています・・・

掲示をみた立候補者たちが「よかった~」「とてもうれしい」「一緒にがんばりましょう」とたたえ合っていて、ほっとした表情が良かったです。

新しく生徒会役員をなる3人を中心に、生徒の皆さんで協力して、陽春分校をより良い学校にしていきましょう。 

 

総合ではそれぞれのテーマに向けた発表の準備をしています。

3年生は発表の形式を自分で決めてよいので、模造紙・パソコンのパワーポイント・ビデオなどさまざまです。

どのテーマも魅力的です。完成が近づくにつれ、発表が楽しみになってきました。

 

10月22日(金)生徒会選挙本番

10月22日 この日の4限に生徒会選挙が行われました。

始業前に選挙管理委員は集まって、公正な選挙を行うために入念な打ち合わせをしました。

立候補者演説のため、体育館に集まります。

演説前は緊張の面持ちです。

いよいよ立候補者演説です。各々のどんな学校にしていきたいか、熱い思いを伝えます。

それぞれの応援者も、演説します。

みなさんたくさん練習をして、日本語で一生懸命に伝えていました。外国人でもわかりやすく、聞きとりやすい発音・発声ができていました。練習と準備の成果がよくみえました。

教室に戻ってからも、「スピーチ聞きやすかった」「わかりやすかった」「かっこよかった」と立候補者に声をかけていました。そんな姿も陽春のすてきなところだなと思いました。

そして教室に戻って・・・

投票です。一人一人の手で投票箱に投票用紙を入れます。

開票は月曜日です。ドキドキです。 

今回、立候補者、応援者はもちろん素晴らしかったですが・・・

選挙管理委員の頑張りも立派でした。司会やあいさつ、諸注意をしました。事前にクラスメイトに聞いてもらって、

日本語で伝えられるようにたくさん練習をしていました。

たくさんの生徒たちの頑張り、応援が輝いていました。

 

10月21日(木) 校長会テストと理科「分解者のはたらき」

10月21日 校長会テストがありました。高校を受験する多くの人が校長会テストを受けています。

緊張感が伝わってきますね。

5教科すべてのテストが終わった後の解放感のある表情がとても印象に残りました。

校長会テストは、約5時間にわたってテストを受けます。普通の中学校ならこれで下校ですが、夜間中学校なので、この後に4時間授業があります。

始まりの会の様子をみにいくと・・・

健康観察では、テストで疲れていても「はい、元気です」という人がいました。

また「はい、疲れました・・・」という人もいました。でも、その人の声は元気そうでした。

テストを受けた皆さんはとても疲れていたと思いますが、授業も頑張ろうという姿勢が見られました。

 

 3年生の理科は「地球上ではたくさんの生き物が生まれて死んでいったけれど、その死がいでうめつくされるようなことはない。それはなぜか」という質問についてグループで話し合って考えました。

「化石とかがみつかるように、土の中で何者かによって身がなくなるのではないか」「生き物の死がいを、食物連鎖によって食べているのではないか」という意見がありました。

答えは土や水の中の小動物のえさになり、そのフンや、死がいなどの有機物を菌類や細菌類の呼吸によって無機物(二酸化炭素や水など)に分解している。からだそうです。

みなさんはするどいです。

5時間にわたるテストを受けた後でも、冴えています。みなさんの頑張っている姿、とてもすてきです。

10月20日(水) 3年体育「ペタンク」

10月20日 この週から3年生も体育で「ペタンク」が始まりました。

クラス単位での授業なのでライオングループもウサギグループも一緒に習います。

投げ方やコツを教えてもらい・・・

チーム分けをして、試合形式ですすめていきます。

高く投げてみたり、転がしてみたりと、試合の中でボールを投げる感覚つかんでいきます。

年齢層の高いクラスでも、老若男女みんなで楽しめていました。

「おしい!」「ドンマイ」などスポーツらしい声援も自然とでていて、良い雰囲気でした。

 

10月19日(火)入試対策と生徒会選挙運動

10月19日 授業開始前に入試対策のために、作文の練習をしています。

国語の授業でも作文は習っていますが、自分のことを上手に伝えるというのは難しそうです。

ましてや日本語でとなるとなおさら難しそうです。

でも、一生懸命先生の話を聞いて、書き直しながら練習していました。

 

この日にも生徒会選挙運動がありました。

先生からあいさつのレクチャーを受けて・・・

最初は緊張して声が小さく、おじぎもおそるおそるですが・・・

あいさつもおじぎも、とても上手になりました。

選挙運動のおかげで、いつも以上に登校時の活気があってすばらしいです。

10月18日(月) 生徒会選挙運動と体育「バドミントン」

10月18日 この日から生徒会選挙運動が始まりました。

生徒の登校時間に合わせて、候補者と応援の人はエントランスに立ってあいさつをします。

短い時間でしたが、しっかりとはきはきした声であいさつをしていました。

また、あいさつをされた人も「がんばってください」と応援していて、見ていて気持ちの良い選挙運動の幕開けとなりました。

 

体育のライオングループはバドミントンをしています。

個人でラケットと羽の距離感の確認のために上に向かって、打ちます。

その後ペアで、「クリア」、「ドロップ」や「ヘアピン」など、ショットの練習をしました。

楽しそうに、でも真剣に取り組んでいました。

 

10月15日(金)陽春運動会全体練習

10月15日 11月に開催される陽春運動会のための全体練習をしました。

まずはいつもの体育と同じように、ラジオ体操からです。

全員でしても、きれいにそろっています。

次は玉入れの確認です。

うさぎグループは内側の円から、ライオングループは外側の円から玉を投げます。

次にPK合戦の位置や得点の確認をします。

グラウンドゴルフリレーの位置や走順を確認して・・・

最後に選抜リレーのスタート位置、走る距離の確認をしました。

みなさんのワクワクドキドキ感が伝わってきました。けがをしないように、

普段からストレッチや柔軟、体操などをして準備しておきましょう。

 

10月14日(木)月と英語3年「自分の国にあるもの」2年「夏休みのプラン」

10月14日 前日は雨でみられませんでしたが、この日晴れていたので、1日過ぎた月をみることができました。

明るいうちからみることができたので・・・

登校中から見たい人はみました。

 

この日の英語はALTの先生と一緒です。

3年生は「stadium」や「department store」など発音を習って、自分の国にあるものを言えるように練習しました。

埼玉県には「sea」はないけれど、「river」はあるといったような内容です。

2年生の英語は、教科書にのっている「夏休みのプラン」という会話文を覚えて発表します。

事前練習しています。

いよいよ発表です。

丸暗記しなくても、黒板に書かれているヒントを使って、自分で文章を考えて発表してもよいことになっていました。

発表に自信がなくても、登場人物をイメージした声で発表したり、笑顔で元気に発表したりと、みなさん

一生懸命取り組んでいました。

10月13日(水) 国語と美術

2年生国語では、「中学校で頑張ったことについて」作文を書いています。

今回は「形式」と「内容」について、特に意識して書くように話をしていたようですが、

今回たまたま進路の新聞を読むと、「作文の書き方について」の記事があり、

授業の内容と同じようなことが書かれていてびっくりしました。

 

1・2年生美術では、張り子を作っています。

以前にも掲載した通り、それぞれが来年の干支である「トラ」を作っていますが、

完成が近づいてきました。

 

それぞれの「トラ」がどうなるか、楽しみにしています。

 

10月12日(火)社会「武士」と技術「のこぎり」

10月12日 2年生の社会は「武士」についての話でした。

外国人が多いクラスなので「武士」といわれても難しいようでしたが、「サムライ」と言われたらよくわかった様子でした。

 

 

技術では「木材加工」で実際に「のこぎり」を使って切りました。

まずはガイドの線を描いて・・・

切ります。

みなさん上手に、真剣に切っていました。

完成が楽しみですね。

10月11日(月) 月と体育「ペタンク」

10月11日 この日は天気が良かったので、月や星などがよくみえるだろうと、天体に詳しい先生が望遠鏡を出してみました。

日中からセッティングをしていると・・・

登校時間にちょうど月がみえたので、見たい人たちでみました。

 

体育のうさぎグループは「ペタンク」をしました。「ペタンク」はフランス発祥の球技です。

2つのチームに分かれ、「ビュット」という、目印になるボールに向かって自分たちのボールを投げて、「ビュット」に一番近いボールを投げたチームが勝ちです。

 まずは三角コーンの的に向かって投げる感覚をつかむ練習です。

そして2チームに分かれて試合です。

ただボールを近づけるだけではなく、敵のボールをはじいて遠ざけたり、逆に当てたことで、敵のボールが近づいてしまったり、テクニックと戦略が必要です。

最後の1投まで逆転のチャンスがあります。とても盛り上がりました。

だれでもできて、16歳から88歳までいる陽春分校にはぴったりの球技です。

 

 

最後に夕方明るいうちに望遠鏡からとった月の写真です。

青い空の中に浮かんでいるような神秘的な月が見られました。

こちらは夜の月です。周りが暗いと、よりはっきりと月がみえます。

どちらもみなさんとみられてよかったです。

 

10月8日(金)音楽「キーボード」と選挙と掃除

10月8日 この日の音楽はキーボードです。今までは「ドレミファソ」までは習っていて、みなさん弾けますが、

この日は「ドレミファソラシド」まで習いました。

「ド~ソ」までは5本指で足りたのに、指を動かさなくてはいけないので大変です。

でも・・・

得意な人は教えてあげて、一生懸命練習していました。指の使い方はまだ難しそうでしたが、「キーボード」の

どこの位置を押せばなんの音がでるのか、しっかりと覚えられていました。

おおきな成長を感じました。

 

4時間目の学活は「生徒会選挙」について選挙管理委員会の人たちから「公示」がありました。

陽春の人たちは外国人が多いですが「日本語」で書かれている「公示」を一生懸命読んで伝えて、

聞いているひとたちも一生懸命理解しようと真剣に聞いていました。

その後は掃除です。毎度毎度お伝えしてますが、陽春の人たちは本当に掃除が上手です。

自慢です。

10月7日(木)ALTの先生と一緒に英語と技術「木工」

10月7日 この日の1年生の英語はALTの先生との授業です。

「How ~」どのように、どのくらい?という言い方と答え方を習います。

「どうやって学校まできてる?」という質問にひとりひとりが「By~」で答えていました。

「ひみつ」などちょっと面白い、でも気になる答えもありました。

 

そしてこの日から技術は木工が始まりました。

「のこぎり」や「きり」などこの先使う工具を紹介していました。

ペンスタンドやスタンドを作るそうです。

4種類の木が入っていて、その違いを観察しました。

「いいにおい!ちょっとずつ香りが違う気がする」と鋭い視点の人もいました。

刃物も使うそうなので、気を付けて、ケガのないように作りましょう。

10月6日(水)環境衛生検査と保健

10月6日 この日は、学校薬剤師の先生と「環境衛生検査」をしました。

今回は教室の換気状態がよくわかる、空気定期検査です。

ガス検知管という道具を使って検査します。

この授業のときは、よく換気ができていたようです。学校では、みなさんが良い環境で学ぶことができるように

さまざまな検査を行っています。安心して通ってくださいね。

 

同時に、検査しているクラスでは「保健」の授業が行われていました。

「休養・睡眠と健康」についての学習で、疲労回復のためにはどういう生活をしたら良いのかや、健康的な生活習慣とは・・・?など、みなさんの実体験をまじえながらの授業でした。

「へーそうなんだ!」「今日から意識してみよう」という声が出ていて、身になっている様子でした。

10月5日(火)技術の集中講義が始まりました

10月5日 技術の集中講義が3年生から始まりました。なんと、3か月間、3時間連続の授業です。

3年1組からスタートです。

1時間目は「技術」とは、どんなことを習うの?ということを学習しました。

2・3時間目はいよいよタブレットで「エクセル」を使ってみます・・・

「難しい~」「便利だね」と、反応はさまざまでしたが、みなさん一生懸命トライしていました。

難しくても、大変でも、チャレンジしてみる姿勢が立派でした。

 

10月4日(月) 指導課訪問がありました

10月4日 教育委員会の指導課の方々が、陽春分校の授業を見に学校訪問にきました。

これは特活の「陽春ほっとな言葉」の授業です。

優しい言葉、ホッとする言葉をそれぞれの国の言葉でどんどん書き出して・・・

グループで決めたほっとする言葉をそれぞれの国の言葉でハートの紙に書きます。

4つあわせてパウチして、クローバーにします。

これをみんながみられるところに掲示するそうです。優しい言葉がけです。

指導課の方々にみられて、みなさん少し緊張した様子でしたが、和気あいあいと普段の仲の良いクラスの風景を

おみせすることができたのではないかと思いました。

 

10月1日(金) 学活「水上自然教室について」と「手洗い指導」

10月1日 この日の3時間目、2・3年生は校外学習の「水上自然教室」についての事前指導がありました。

タブレットのteamsの会議機能を使ってのオンラインで配信される一斉指導です。

校外学習に対するワクワク感が伝わってきます。

 

1年生は「手洗い指導」を受けました。

手に不思議な液体を塗り込んで・・・

いつも通りの手洗いをします。

それをブラックライトに照らすと・・・

洗い残して、不思議な液体が残ってしまったところは白く光ります。

それぞれどこが洗い残ししやすかったか、手のイラストに書き込みます。

「指の間」「手の甲」「親指」「爪」「しわ」など、洗い残ししやすい部分もどうすればきれいになるか、手の洗い方を習います。

みなさん、ピカピカに洗う方法をしっかりと学んだので、これからきれいに洗おうとする意識が伝わってきました。

9月30日(木)3年理科「遺伝」と音楽「鍵盤のテスト」

9月30日 今日も2回更新しようと思います。

3年生の理科は生物「遺伝」の内容を学習しています。

 生徒の一人が、子宝草をもってきてくれました。

別名「クローンコエ」ともいい、葉のふちに子株ができ、その子株が土に落ちることで、どんどん増えていきます。

生命の連続性について学んでいるところだったので、

「子宝草の増え方も、細胞分裂の一種だね」と先生が紹介していました。

授業では、生物の特徴となる形質が子孫に伝わること、「メンデルの法則」の話がありました。

エンドウ豆の「豆の形」について親の代から子の代、孫の代で特徴がどう変わっていくか、どれくらい出てくるだろうか、「遺伝子」がどう分かれていくかといった内容です。

生徒から、「エンドウ豆は丸いのとしわしわの、どっちが結局美味しいですか?」という質問がでて

「味はわかんないな・・・メンデルさんも味の改良は考えてなかったと思う」という面白いやりとりもあり、

和やかな雰囲気でした。

 

そして音楽の授業は、「鍵盤」のテストでした。全クラス、順番に全員テストを受けます。

テストの前の雰囲気から緊張感がただよってきます・・・いつも和やかな授業ですが、

この日は皆さんがテストに向けて真剣に自主練習をしていました。

テストの直前に先生から指使いの復習をしてもらい・・・

いよいよテストです。

テストが終わったら、多くの人からほっとした感じが伝わってきました。

最後にパーフェクトだった人が発表され、みんなで大きな拍手を送りました。

全員がお互いに応援しあえるというのも、この学校のよさだなと思いました。

9月30日(木) 学校ファームの様子を紹介します

9月30日現在の陽春分校『学校ファーム』の様子です。

今年度4月から ジャガイモ・キンセンカ・ひまわり・朝顔・モロヘイヤ・ピーマン・なす・ミニトマト・オクラ・みょうが・ケイトウ・などなど たくさんの 草花、野菜を栽培してきましたが、今は、『大根』『ブロッコリー』『葉ボタン』を栽培しているところです。

9月29日(水)3年美術と1年社会

9月29日 この日の3年生の美術では、以前ブログで紹介しました、ゴッホの重ね絵が完成しはじめました。

色を塗った絵を間違えないように、パーツごとに切り抜いて・・・

グルーガンを使って接着剤を立体的に下の写真にのせて・・・

次のパーツを重ねていきます。緊張感が伝わってきます・・・

ここでのポイントは、パーツをのせたら、ぎゅっと押さえないこと。押さえてしまうと、接着剤がつぶれてしまい、立体にならないそうです。

完成した作品です。どれも立体的できれいに色も塗れていて、素敵です。

 

 

1年生の社会では、自分の好きな国を調べてマップを作るそうです。

2年生が去年作った作品をみて、ポイントを説明してもらい・・・

それぞれが、「日本」と「自分の出身の国」以外で調べてマップにします。

ここでのポイントは人口、人口密度は新しいデータのものを調べるということ。変動することがあるからです。

「国」を決めたら、その「国」のことを調べていきます。

タブレットを使って調べたり・・・

学校にある本で調べたりします。

みなさん総合でタブレットを使っているので、スイスイ上手に調べれるようになってきているなと感じました。

できあがったら、「手作り社会科マップコンテスト」に出品するそうです。

完成が楽しみです。

 

9月28日(火)総合「国際理解」

9月28日 総合では全学年、テーマをそれぞれ決めて発表するための準備を引き続きしています。

3年生は紙でも、タブレットを使っても良いことになっていますが、

1・2年生はタブレットの「ビデオ」機能を使っての発表をします。

この日の1・2年生は、どんな風に発表をしていくか、話の流れの計画「絵コンテ」をそれぞれが作っていました。

大きなテーマは「国際理解」なので、外国人の多い1・2年生は、自分の国の紹介が多いかと思っていましたが、

それだけではなく、「世界の〇〇特集」や「日本の災害対策」など、多岐にわたっていました。

みなさんよく魅力的なテーマばかりよく思いつくなあと、感心しました。

「日本人でなくても、自分の国に、日本の良さが伝えられると良いな」と言ってくれた生徒さんがいました。

このブログも陽春の良さが伝わると良いなと思って更新しているので、発表で「日本の良さ」や、自分のテーマの「良さ」が伝わるとうれしいなと、応援したい気持ちでいっぱいになりました。

みなさんの絵コンテをみていると、発表がとても楽しみです。

9月27日(月)日本語と理科「凸レンズ」

9月27日 この日の1年生は日本語を学習すると、理科を学ぶクラスに分かれていました。

日本語のクラスは、まず、食べ物クイズをしました。

とある食べ物のヒントが書かれていて、それがなにか当てるクイズです。

食べ物の中は白いけど、外は黒い。中に赤くてすっぱいものが入っている。日本ではよく外にもっていく。

=「おにぎり」という感じのクイズです。赤くてすっぱいものはなんでしょうとさらにクイズになっていました。

その後は「送る」「もらう」など出した人と受け取る人の異なる表現を学習しました。

日本人でも混乱してしまいます・・・ですが、日本語指導の先生に「やさしい日本語」で説明してもらい、よくわかった様子でした。

 

同じ時間に行われた理科のクラスでは「光の性質」の学習をしました。

「凸レンズ」を通して「実像」「虚像」を実験器具を使って学びます。

映すものと物体の距離を変えられます。

虫めがねの原理だそうです。身近なものの原理がわかると、学びが深まりますね。

9月24日(金)受験ガイダンスといろいろな学活

9月24日 授業開始前に受験のガイダンスがありました。

みなさんはとても真剣に先生たちの話を聞いていました。

進路に対する意識の高さを感じました。

校長会テストの個人結果も返却されて、さらに緊張が高まった感じがしました。

とても難しいテストだったので、少し落ち込んだ様子の人もいました。

みなさんが本当に毎日頑張って学んでいることを、先生たちはよくわかっています。

サポートしていきますので、本番に自分たちの実力を出し切れるように願っています。

 

そしてこの日の3時間目は学活で、それぞれのクラスで活動をしました。

2年生は、「この動物のこの数は何だろう?」というクイズを先生がだしました。

そのあと、自分たちの「数」にかかわるクイズをお互いに出し合ったりしました。

1年生はすごろくをしていました。すごろくで止まったマスの指令をするそうです。

大盛り上がりしていました。楽しそうです。

3年生の1クラスは頭を使うリズムゲームをしていました。

日本語が勉強中の人でもできますが、リズムをとりつつ、頭も使うのでなかなか難しそうです。

3年生のもう1つのクラスでは「それでもあなたニッポン人?」という本の中から出題された問題を

グループで意見を出し合って答えました。4択の問題です。

おかわりを勧められたときの正しい断り方や、また来ることを丁寧にいう伝え方などです。

 

グループには日本人が1人はいるようにしていて、グループで1つの答えを出すことになっています。

・・・しかし、

クラス全体で一つの答えにはなりません。それくらい難しい絶妙な問題です。

先生の解説で、日本人でも、日本語がよくしゃべれる人でも、

「知らなかった・・・」「えー?!そうなの?」という反応が良かったです。

どのクラスも楽しく学活ができていて、みなさんの笑顔がとてもすてきでした。

 

9月22日(水)理科 生命のつながり

9月22日 いろいろな楽しい実験をしながら学んだ物理の単元を終え、この日から3年生の理科は「生物」の分野へ突入しました。

「生きてる」「生きてない」ってなに?どんなことから区別する?と先生が問いかけます。

1・2年生で習った内容を踏まえながら答えます。

「呼吸をしてる!」「エネルギーをもってる!」「動く!」など様々です。

「じゃあ、この動くワンちゃんは生きてる?」「生きてない!」など面白いやり取りもありました。

コロナウイルスは生き物ですか?など鋭い質問もでました。

子孫を残すこと、物質のやりとり(代謝など生命の維持活動)がなされていること、

細胞があることなど、今回「生き物」とはどういうものかを考えさせる内容でした。

次に、いろいろな「細胞」の写真を見ました。

「細胞」といってもいろいろなものがあります。

「細胞の増え方」が異なるもの、「単細胞」「多細胞」など、

様々な「細胞」について、今後学習していくそうです。

「生きてるってなんだろう」と問われて、みなさんドキッとした反応をしていました。哲学・倫理の分野では答えることが難しい大変難しい「問い」ですよね。

でも、理科では「生きている」の定義がきちんとあって、答えがよくわかりました。

1・2年生の学習内容の復習をしながらすすめていくそうなので、生物の分野も、よりいっそうみなさんの学びが深まると良いなと思いました。

9月21日(火)満月と中秋の名月

9月21日 今日も書きたいことがたくさんあるので、2回更新します。

9月21日は8年ぶりに満月と中秋の名月が重なる日です。

天体に詳しい先生と、ぜひみなさんと望遠鏡でみれたらいいなと言っていました。

ですが、雲が多くかかっていて、もしかしたら見れないかも・・・とも言っていました。

が、3時間目に入ったくらいに、雲の切れ間からみえる!とのことで、望遠鏡を準備しました。

望遠鏡でみた月の写真です。丸くて明るくてきれいです。

肉眼でみると・・・

とても明るいです。

来年も晴れてみなさんとみられるといいなと思います。

9月21日(火) 3連休後の学校

9月21日(火)

 今日は、朝から植木屋さんが学校にきて樹木の剪定をしてくださいました。正門から登校してくると学校のシンボルでもある「メタコセイヤ」というヒノキ科の大きな木が3本あります。それが「スッキリ」と剪定され明るい雰囲気になりました。

本来なら、これから紅葉の時期となりとても綺麗な景色になるのですが、残念ですが、学校では剪定をしました。

これから秋となり様々な場所で紅葉を楽しむことができます。

どこかで、「メタコセイヤ」の並木道の紅葉を楽しんでいただければ幸いです。

9月17日(金)学活 英語弁論大会と生徒会選挙と掃除

9月17日 全校3時間目は学活です。

英語弁論大会の陽春分校から代表で出た生徒の事前練習でとった動画をみました。

皆さん見終わったあとに大きな大きな拍手をしていました。

「自分がスピーチしたわけじゃないのに、結果がどうなるかドキドキしちゃう」と言っている人もいました。

応援している大きな気持ちがとてもよく伝わってきました。

その後、生徒会役員立候補者と選挙管理委員決めをしました。

最後は掃除の時間です。

毎回思いますが、陽春の人たちはほんとうに掃除が上手です。

時間があまったら、他のところも手伝ってくれます。

すみずみまでピカピカになりました。

 

 

9月16日(木) 土星と木星と月

9月16日 ブログにのせたい内容がたくさんあったので、今回は2回にわけて更新したいと思います。

この日は天気がよく、空気が澄んでいたので・・・

天体に詳しい先生が入念に設定した望遠鏡を使って・・・

月も土星も木星も、見えました。

木星は縞模様がみえ、その周りには衛星が4つ見えました。土星は土星の環までしっかりみえます。

肉眼では光っている星があるなというくらいですが、望遠鏡をのぞくとしっかりと形がわかります。

皆さん、ちゃんと順番を守って望遠鏡をのぞきこんでいます。

肉眼と望遠鏡で何度も見比べて「え!?あの遠くの星がこれですか?」「環がみえる!初めてみましたー」と驚いた反応がとてもよかったです。

「陽春にきてよかった。初めての経験をたくさんしてます。」と生徒の一人が言ってくれました。

みなさんのうれしい姿をみて陽春の良さを身をもって再確認した1日でした。

9月16日(木) 英語 校長会テストの解説と弁論大会に向けて

9月16日 3年生の英語は、2つのクラスに分けられています。

片方のクラスでは、校長会テストの解説をしていました。

みなさんとても熱心にメモをとり、一生懸命でした。

でも、文の並べ替えの問題は「難しい・・・」「わかんない~」と苦戦していました。

先生の解説も一生懸命にメモをとって、難しい問題に立ち向かっていく姿が素敵でした。

もう一方のクラスにはALTの先生がきて、オールイングリッシュで行われています。

ALTの先生から「夏休みどうだった~?」と聞かれ、英語でそれぞれが答えます。

今年の夏休みはあまりおでかけをすることはできなかったようですが、オリンピックをみたり、家でゴロゴロしたり、引っ越しをしたり、いろいろな過ごし方ができたようです。

授業の後半に、次の日の「英語スピーチコンテスト」に参加する生徒の、スピーチを聞きました。

感情豊かで、思わず引き込まれるようなスピーチでした。

聞いていた生徒のみなさんの拍手もなりやみません。

本来ならみんなで応援に行きたいけれど、このコロナ禍ではそれが難しいので、生徒の皆さんで応援メッセージを書いたうちわをプレゼントしていました。

とても喜んでいて、感動的でした。本番もうまくいきますように。

9月15日(水) 1・2年美術 「民芸はりこ」

9月5日 この日の1・2年生は1学期に作った「ねんどの虎」をはりこにしていく、続きの作業です。

ねんどで作った虎に・・・

アルミホイルや、新聞紙を貼って、乾燥を防いだり、補強していきます。

補強ができたら、和紙を細かくちぎって・・・

虎に貼りつけていきます。

ここでのポイントは、細かくちぎって貼ること。そうしないとしわになってしまうそうです。

ころっと丸くてかわいい虎だったり、シャープで早そうな虎、スフィンクスのように威厳のある虎など

皆さんの個性がとてもよく出ています。

完成が楽しみですね。

 

9月14日(火)理科 「エネルギーとは」

9月14日 3年生の理科はいろいろな道具を使いながら「エネルギー」について学習しています。

今回は、先生の自作の実験器具を使いました。

まずは水の入ったフラスコを熱して、水蒸気を作ります。

先端に紙(物)をかざすと、紙(物)が吹き出された蒸気で動きます。

この、物が動くというエネルギーを使った仕組みが「蒸気機関車」の動くメカニズムと同じだそうです。

また、「手回し発電機」というものを使って、

普通に回した時と、

回路をつなげて手回ししたとき、回した感じはどんなふうに変わるか、という実験もそれぞれがしていました。

最後にモーターを付けて、物(ピンセット)を動かしてエネルギーの移動がどうなるか考えました。

みなさんからも、たくさん質問がでていて、活発な授業だと思いました。

実際に自分で実験をしてみると、より理解が深まりますね。

 

 

9月13日(月) 総合 「発表までの計画をたてよう」

9月13日 総合では、それぞれが決めたテーマで発表をします。この日は発表までの計画をたてました。

発表の方法は、「模造紙」「パワーポイント」「ビデオ」の3通りです。

3年生は1・2年生のときに「模造紙」「パワーポイント」での発表はしました。

「タブレット」が1台ずつ配られているので、新たに、「ビデオ」での発表ができるようになりました。

3年生はどの発表方法をとってもよいので、「ビデオ」について紹介がありました。

 

まず、先生がビデオで作成した、お手本の動画をみんなでみました。

先生が作成した、絵コンテに沿って動画が編集されているのがわかります。

生徒から、「ビデオ」で撮ったり、編集するのは大変ですか?と質問がありましたが、

先生が「難しくはないです。教えながらしますので、一緒にしましょう」と言われて安心した様子でした。

トライしてみようという気持ちが伝わってきました。

計画の立て方の手順を教わって・・・

発表に向けてそれぞれが計画をたてます。

それぞれがたてたテーマなので同じ計画の人はひとりもいません。

みなさん面白そうなテーマばかりで、完成か楽しみです。

9月10日(金)学活 陽春運動会について

9月10日 この日の3時間目は学活で陽春運動会についてでした。

まずはクラスでドキドキの紅白発表です。

発表を聞いて、

いつもよく話す人と分かれてしまい残念そうにしていた人もいましたが、

少し照れたような表情の人もいました。

その後は、体育館と卓球場に紅白で分かれて、チーム会議です。

顔合わせのあいさつをして・・・

種目の出場希望者の確認や、走順を決めました。

まだ運動会は先ですが、みなさんのワクワクした雰囲気が伝わってきました。とてもたのしみですね。

感染対策をしっかりとしつつ、ケガに気を付けて充実した運動会になるといいですね。

 

ところで、今日は久しぶりに晴れたので、天体に詳しい先生が

「土星が見えるかな?」という話をしていました。

天体に詳しい先生は明るいうちに、望遠鏡の設定をしてくれていました。

でも、残念ながら、雲がかかっていて、土星は見えなかったです。

まだこれからもチャンスがあるとのことなので、天気が良い日、みなさん一緒にみましょう。

9月9日(木) 音楽 電子キーボードを使っています

9月9日 今、音楽の授業は、新型コロナウイルス対策のため、歌を歌うなど大きな声での発声ができません。

例年だったら、合唱コンクールに向けて、

この時期はどの生徒も一生懸命歌っていたはずなのですが、それができません。

そんな中でも、できることをしようと、電子キーボードを導入して授業を行っています。

一人一台使っています。日本では、小学校で鍵盤ハーモニカ等、「鍵盤」に慣れ親しんでいるかと思いますが、

陽春には海外からきた生徒が多くいますので、初めて「鍵盤」を触ったという人もいます。

最初に、なんでも好きに触って弾いて良い時間、「フリータイム」が数分ありました。

電子キーボードは、「ピアノ」だけではなく、「ドラム」や「パーカッション」などさまざまな音を出せます。

「鍵盤」はもちろんのこと、いろいろな楽器に慣れる良い機会だと感じました。

みなさんとても楽しそうに、自由に使っていました。

その後に音符の確認をしました。

「これなーんだ」と先生が音の問題を出し、それぞれの答えを鍵盤を押して答えました。

間違えたとしても周りが小さな声でヒントをだしていたり、あたたかい雰囲気だなと思いました。

そして音符や休符の復習をして・・・

実際に「長さ」や「指の動き」を意識しながら弾いていきました。

同じ音の長さのものは比較的みなさん上手でしたが、4番のように「2分音符」や「4分音符」がミックスされているものは、難しいようでした。気持ちがよくわかります。わかっていても難しいですよね。

でも、先生の話しを聞いていると、前回と比べてみなさん確実に上達しているとのことでした。

この授業の中だけでも、何度も繰り返し練習していくうちに、みなさん上達しているなと感じられました。

徐々に慣れていけると良いですね。

 

9月8日(水)社会 「平安時代と鎌倉時代」

9月8日 3年の社会科は2つの教室に分けて行われています。

片方のクラスは日本語を猛勉強中の生徒たちで、比較的「やさしい日本語」で授業がすすめられていきます。

そのため、プリントに書き込むための板書も、ふりがなをふっています。

それぞれが工夫をしてプリントに書き込んでいて、真剣に取り組んでいました。

日本の「ひらがな」や「カタカナ」がこの頃にできたというお話しの中で、「いろはにほへと」を先生が

フルで暗唱したときは少し歓声があがりました。

ところで、陽春の先生方は、ほとんどがベテランで、さまざまな授業で「プラスアルファ」の話をしてくれることがあります。

この授業でも、「源氏物語」についてのお話しや、「源氏・平氏」と「光源氏」は同じ「源氏」という言葉が入るけど、関係ないといったお話しをされていました。

私はこのプラスアルファの時間が好きです。「源氏物語」が光源氏というプレイボーイの話だというのは知っていますが、

光源氏のことを好きな女性が、他の女性が光源氏に会いにいけないようにした対策の話は知りませんでした。

気になる方は調べてみてください。

ティームティーチングで入っている先生、ホームページ担当の先生など、生徒だけでなく先生方も、専門ではない教科の授業に入るといろいろなと勉強になるなあ、と思って授業に参加しています。

 

9月7日(火)久しぶりの美術・体育

9月7日 久しぶりの美術です。3年のうさぎチームが美術の授業を受けていました。

まず4枚1セットのイラストと色鉛筆が配られました。

ゴッホの「郵便配達夫ジョゼフ・ルーランの肖像」という作品です。

これをどうするかというと・・・

それぞれパーツごとに色を付けていき、それを重ね合わせて立体の作品にしていくそうです。

先生の作った作品例です。

ひげの部分など立体的になっているのがわかりますか?とても面白そうです。

みなさんの様子をみていると、「ひげから塗る人」「背景から塗る人」「服から塗る人」さまざまなスタートで

また、色も、好きな色で塗るので誰一人として同じ色でなく、個性がでていてすてきでした。

とても真剣に塗り絵を取り組んでいました。完成が楽しみです。

ライオンチームは体育の授業で卓球をしていました。ボールとラケットに慣れることから始めます。

前の日も体育がありましたが、「卓球のラケットを触ったのは人生で2回目です」という人もいて

大変そうでしたが、先生にコツを教えてもらいながら、挑戦していました。

ラリーもしています。相手を思いやって返球するというのは、また違った大変さがあるのではないかと思います。

わきあいあいとしていて、笑顔もあふれていて良い雰囲気でした。