学校ブログ
1月26日(水)3年美術「レリーフ」
1月26日 3年生はこの日の美術から新しいことがスタートしました。
どんなことかというと
四角い木に文字が書かれた紙を貼り付けて・・・
カーボン紙を紙と木の間に挟んで・・・
上からペンで文字をなぞっていきます。ずれないように、ていねいに、ていねいに。
紙を外して、カーボン紙で転写された文字を彫刻刀で彫ります。文字のぎりぎりを三角刀や平刀を使って彫ります。
削った木くずが付かないようにマイエプロンや、手を切ってしまわないように軍手を持ってきている人もいます。本格的ですね!
三角刀の頂点を基準に彫り進めてしまうと、だんだん文字が削れて消えてしまうので、角度や辺も意識して彫らなくてはいけません。
みんなで文字を彫って、なにを作っているかというと・・・
3年後に完成する新校舎で使う、校歌のレリーフです!3年計画で進めています。かっこいい文字は書写の得意な先生が、一文字一文字こだわって書いてくれました。
「私たちの代わりに新しい校舎に連れて行ってもらえるんだね。」「そうだよ~何年も何十年も何百年も残るんだから!」「何百年はどうかな~?」と楽しそうに、でも、卒業する日を思いながらていねいに作っていました。
作業が終わったら、さすが陽春のみなさんです・・・
自然と掃除が始まり、自然と役割分担をしてきれいにしていました。
本当にすごい、準備から片付けまで自主的にできる生徒の皆さんでした。
1月25日(火)体育 「バドミントン」
1月25日 体育は全学年、今週から「バドミントン」がスタートしました。うさぎグループの様子です。
まずはしっかりとストレッチをして・・・
ラケットの持ち方の確認です。
個人練習です。真上に打つのに慣れたら・・・
もっと、高く高く打つ練習です。
みなさん上達が早いです。
次はペアでラリーです。相手が打ちやすいように返球します。
みなさん汗をかくほど熱中していました。
ちなみにらいおんグループは・・・
ネットを挟んで本格的にバドミントンをしています。
けがなく、安全に、楽しみましょう!
1月24日(月)学習会と受験ガイダンスと願書
1月24日 授業開始前に、学習会や受験ガイダンスをしています。
陽春の受験生たちをサポートするために、5教科の学習会を先生たちで開いてくれています。
みなさんの受験勉強のサポートとはもちろんですが、高校に進学したあとも困らないようにと先生たちは考えて学習会を開いています。陽春の先生はベテランの先生が多いので、受験対策もしっかりとサポートしてくれます。
受験のガイダンスとして、願書の書き方も先生たちにフォローしてもらいながら作ります。
間違えないように下書き、お手本をしっかりと見ながら記入して・・・
書けたら、あっているか先生にチェックしてもらいます。
手厚いです。
みなさんが安心して受験できるように、先生たちもサポートを頑張りますね。
1月21日(金)道徳「あきらめないでやりぬく~父の思いを受け継いで~」
1月21日 この日の道徳、1年生は「あきらめないでやりぬく~父の思いを受け継いで~」というタイトルで、
1964年の東京オリンピックで使われた聖火台を作った鋳物師の親子についてみんなで考えました。
鋳物は陽春分校がある川口市の代表的な産業の一つです。
そのオリンピックの聖火台を作ったのは、なんと川口の鋳物師「鈴木萬之助・文吾さん親子」です。
聖火台を作るという依頼を親子で引き受けましたが、当時最高の技術を持つと言われた父、萬之助さんは、志半ばで亡くなってしまいます。文吾さんは一人残されて、途方に暮れました。文吾さんは一人でこんなに大きい鋳物を作ったことがありません。期限も迫っています。
「さて、みなさんが文吾さんならどうしますか。」先生に問われます。
このクラスでは満場一致で「作り続ける!」と答えました。「でも、無理かもしれないよ?いま断ればまだ他の人が作ってくれるかもよ?」と言われましたが、「あきらめない!やります!友達とか家族に手伝ってもらってでも!」責任感が強い人たちです。
「作る!」とクラス全員で決めましたが、それでも、作り続けた場合のメリット・デメリット、作るときのを止めたときのメリット・デメリットを意見を出し合います。
「では、みなさん、あきらめないでやりぬく意味はなんでしょう?あきらめないでやりぬいたとき、どんな風に感じる?」
このクラスの生徒は、「達成感がある」「がんばってやりぬいたなぁって自信になる」「もっともっと頑張ろうと思える」と答えました。すてきな思いがあるように感じます。
最後に、「青木町公園」にある、東京オリンピックの聖火台のレプリカが紹介されました。父、萬之助が作っていたものを手直ししたものです。陽春分校から歩いていける距離なので、「知らなかった!いってみたい」と声が上がりました。みなさんは、興味津々でした。
この授業をした先生が、聖火台のレプリカを持っていました。国立競技場がなくなるときに販売されたそうで、石のプレートが、実際に聖火台が乗っていた土台の石を使ったものです。
「えー!すごい!」実際にみてみるとより身近に感じたようでした。
「やりぬくこと」の葛藤、そして得るものを道徳を通して、よく考えられたようです。
1月20日(木)3年生国語「論語」
1月20日 3年生の国語では、どんな冬休みだったかスピーチをしていました。
感染症の流行で、いろいろなところに出かけたりはできなかったようですが、それぞれステキな冬休みがすごせたようです。
生徒が冬休みの思い出を発表し終わった後、国語の先生がたまたま参観していた保健の先生に
「冬休みはどうでしたか。」と聞きました。保健の先生は、快くお話をしてくれました。
保健の先生は、毎年おせち料理を家族で分担して作っているそうです。
自分が担当しているおせち料理を食べてくれた人の話をしてくれました。温かい気持ちにしてくれる良い話でした。
その後は教科書に入り、内容は「論語」です。論語は漢字がほとんどなので、少し解読が難しいです。
先生が読んでいるところをペンでチェックしながらおいかけています。
今回の授業から「デジタル教科書」を使っています。
こちらのクラスでは、ホワイトボードに「デジタル教科書」を投影して大きくみえるようにしました。
ホワイトボードに投影することで・・・
欄外に手で書くことができ、ワークシートのように使うこともできます。
みなさんがよりよく学べるように、先生たちも日々たくさん考えています。
「デジタル教科書」、現代的で少しワクワクしますね。
「論語」は難しいかも知れませんが、学びが深まるだけでなく、楽しくなるといいな、と思いました。