2022年2月の記事一覧

2月3日(木)国語「おくのほそ道 確認問題」

2月3日 3年生の国語の授業では、みなさん真剣にプリントとにらめっこしていました。(写真は違うクラスの同じ内容の授業の時のものです)

陽春では定期テストはありませんが、たまに確認テストをしています。

陽春では、中間テスト・期末テストはなく、成績で順位をつけたりもしていません。でも、どれくらい理解できたかな?という意味で、予告をして確認のためのテストをすることがあります。

今回は、おくのほそ道・平泉から出題されました。みなさん机の上には筆記用具だけ準備して、テストを受ける姿勢が、ばっちりできています。

問題文はすべてふりがながふってあります。漢字を学習中の生徒さんも、読むことができます。

終わった後に「むずかしかった~」と、きこえてきました。「でも点をとれたところがあるよ」と教えてくれました。

最後の問題で、「この作品は旅行中に書いた作品ですが、あなたはどこに旅に行きたいか、理由も含めて1文で答えなさい」という問いがありました。

「地獄に行ってみたいなぁ、行って帰ってきた人いないもん興味がある!」「松尾芭蕉が辿った道をいってみたいな。せっかく習ったしね。」さすが陽春のみなさん、素敵な考え方です。

確認問題は、緊張感があっても、楽しんでいる様子がどこかみられました。

陽春の良さがなんとなくあるように感じました!

2月2日(水)2年生社会「江戸時代・交通路の整備」

2月2日 この日の2年生の社会は江戸時代の話。「交通路の整備と都市の繁栄」という内容です。

江戸時代、車も電車もない時代なのでたくさんの荷物を運ぶために、船を使っていました。

先生が船の絵を描いて説明してくれました。

天下の台所(蔵屋敷と呼ばれる年貢のお米などを収納した倉庫がたくさんある)と呼ばれた「大阪や京都」から、将軍のいる政治の中心「江戸」への海路のルートを教わりました。

最後に先生が「くだらない」話をしてくれました。

上方と呼ばれた、大阪や京都からさまざまな「品質の良いもの」とされるお酒などを江戸に「下らせて」きていました。授業で習った、海路のルートです。一方、江戸の周辺でできたものは、「品質があまりよくない」または、「下る」ルートでこないので、「下らない」つまり、「くだらない」物とされたそうです。

この授業では、日本人の生徒さんがいないので、「くだらない」と言ったことも言われたこともないようでしたが、

とてもためになる「くだらない話」を楽しく聞いていました。

 

ところで、登校してきた生徒さんが、3階のホールのところでなにか写真をとっていたのでみてみると・・・

きれいな夕焼けです。癒されました。きれいな夕焼けを、教えてくれてありがとう!

2月1日(火)冬の大六角

2月1日 陽春分校では不定期に、星座に詳しい先生が「星」についての掲示物を作ってエントランスに貼ってくれています。今はみなさんとみるのが難しいので、ご紹介します。夜空を見上げてみてください。

南の空をみてください。「オリオン座」の赤い1等星(とても明るいという意味)であるベテルギウス、その左下の星空の中でいちばん明るい「おおいぬ座」のシリウス、そして、ベテルギウスの左にある「こいぬ座」の1等星プロキオン、この3つの星が作る三角形のことを「冬の大三角」といいます。これは結構有名なので、知っている方もいるかと思います。

ベテルギウスを中心にして「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」のプロキオン、「ふたご座」ポルックス、「ぎょしゃ座」のカペラ、「おうし座」のアルデバラン、「オリオン座」のリゲルがつくる6つの角をつないでできる六角形のことを「冬の大六角」といいます。「冬の大三角」の外側にあります。

宝石のように美しく輝いているので、「冬のダイアモンド」とも言われています。

ぜひ、今日星空をみてみてください。陽春の生徒さんで、星のことでわからないことがあったら、「星座に詳しい先生」に聞いてみてください。今3年生はお休みですので、上の説明がよくわからないときは、電話で聞いてもよいそうですよ!