2021年12月の記事一覧
12月23日(木) 終業式とステキな飾り
12月23日 この日は終業式でした。
教頭先生からのお話です。みなさん真剣に耳を傾けています。
「変」という字を掲示してのお話です。少しでも良い変化をして新学期に会えるのを楽しみにしていますという内容でした。
校歌も歌いました。全校で歌うのは初めてのことです。指揮も生徒です。上手に歌えていました。
最後に教室に戻って、今年最後の帰りの会です。みなさんで元気よく「メリークリスマス~&よいおとしを~!」といってお別れしていました。年の瀬も明るい生徒のみなさんでした。
数日をかけて、陽春分校の中で生徒のみなさんが、さまざまな飾りをしてくれました。
葉ボタンは、園芸が得意な先生が陽春分校で育てたものです。とてもきれいに咲きました。せっかくなので一緒に生けてもらいました。
飾りはオリジナルで作成しているので、どれもユニークで、みなさんのセンスが光り輝いていました。
しばらく学校はお休みですが、風邪や事故、コロナ感染にも気をつけて、1月11日、元気にお会いしましょう!
みなさん、メリークリスマス~&よいおとしを~!
12月22日(水)1・2年合同「百人一首大会」大掃除・集会
12月22日 この日は普段とは少し違うイベントが盛りだくさんの1日でした。
まず1時間目、1年生と2年生は合同で「百人一首大会」を開催しました。
「これかな?」「こっちじゃない?」「こっちにはないよ~」「先生、もう一回読んでください!」と、和気あいあいと他学年との交流を楽しんでいました。
2時間目は大掃除です。今回は大掃除なので、普段しないところも掃除をしました。
さすが陽春の人たちです。お掃除がとても上手で、ほんとうに隅々まできれいにしていました。
3時間目は全校で集会です。
まず、生徒会の任命式がありました。
ビシッと良い姿勢で、すてきでした。
そのまま生徒集会です。まず、副会長から以前行われた「赤い羽根共同募金」についての報告がありました。
生徒会長からの話です。
司会も生徒会副会長です。
役員選挙以来、初めてみなさんの前にでて、お話しをする機会でした。少し緊張しているのが伝わってきましたが、立派にやり遂げました。
そのあとは、先生から交通安全の話をしてもらいました。自転車を実際に使っての説明です。
最後に「社会科マップコンテスト」と「川口こども造形展」の表彰がありました。
表彰者には大きな大きな拍手が送られていました。
表彰されなかった人たちの作品もどれも素敵なものでしたから、表彰者は特に素晴らしい作品だったと思います。
おめでとうございました!
12月21日(火)3年道徳「いつわりのバイオリン」
12月21日 この日の3時間目、3年生は道徳でした。「いつわりのバイオリン」というお話です。
まず、先生から「この音楽を聴いて~」と言われ、耳をすまします。バイオリンの音が響きわたります。
「さて、今日はこのバイオリンに関する話ですが、演奏している人ではなく作る人のお話です」と説明されました。
有名なバイオリン作りで、師匠であるフランクとその弟子ロビンの話です。
ある日、有名な演奏家から、バイオリンを売ってほしいといわれたフランク。自分の満足のいく作品はすでに売れてしまって、満足のいく作品は期日までに作れるかもしれないし、作れないかもしれない状況です。
先生から「この場合みなさんがフランクならどうしますか?引き受ける人!」と問われ・・・
引き受けると答えた人が結構いました。「でも、期日までに納得いく作品ができるかどうかわからないよ?」と言われ、手元には、優秀な弟子のロビンが作ったバイオリンがあります。そこで「ロビンのを紹介します。」という意見がでました。「演奏家は有名なバイオリン作りの、フランクの作品がほしいっていってるけど・・・」と先生は話しました。
結局、フランクは仕事を引き受けて期日までに作り上げましたが、期日の日の朝弾いてみると、自分が作ったバイオリンの音色は満足のいくものではありませんでした。フランクは「困った、どうしよう」と追い詰められていきます。そのとき、ロビンの作ったいい音色の出すバイオリンが目に入り・・・
察しの良い生徒のみなさんから「先生だめ!それだけは!」と・・・
「あー!!」
ロビンのネームシールを剥がして、自分のフランクシールをはってしまいました。
フランクは、ロビンの作品を自分のものとして売ってしまったのでした。みなさんは悲しそうな顔になりました。
ロビンのバイオリンを渡された演奏家は、素晴らしい演奏会を行い大成功を収めました。そして、バイオリンを作ったフランクも賞賛され、たくさんのお金が手に入りました。しかし、フランクは、その後元気がなくなってしまいました。そんな元気のないフランクを見た弟子たちは、次第にフランクの元を離れていきました。(フランクのイラストを折り曲げることで、元気がない感じを表現しています)
「では、フランクはどうすれば元気を取り戻すことができると思いますか?近くの人と相談してみてね」と言われ
手を挙げて意見を言います。
「世間に本当のことを言う」「ロビンにまずあやまる」「もう一つ良いものを作って新しいものをわたす」
「ロビンがどう思っているかわからないからまずはロビンと話す」など、いろいろな意見が出ました。
最後に先生から、数カ国語に翻訳されたプリントが配られました。
ロビンからフランクにあてた手紙です。憧れのフランクのもとで修行できたのは生涯の宝であり、今でもバイオリンを作っているが、フランクを超える作品は作れないと・・・
うんうんとうなづきながら生徒全員がきいています。
ロビンの気持ちを知れて、みなさん少し安心したようです。
ハラハラしたり、悲しそうだったり、安心したり、感情豊かなみなさんの様子が良かったです。
さて、この日の道徳のテーマは「よりよく生きる喜び」でした。
フランクとロビンの生き様を通して、皆さんがテーマについて考えられていたら良いと思いました。
12月20日(月)技術「スタンド完成間近!!」
12月20日 この日から3時間授業になりました。3年生の1クラスは最後の技術の授業でした。
このクラスは、3時間連続技術の授業でした。私は2時間目に訪れてみました。
3時間目には完成させなくてはいけないこともあり、
完成間近の人はおちついて、もう少し時間がかかりそうな人は急いで作っていました。
やすりをていねいにかけたり・・・
ニスをぬったり・・・
釘を打つポイントをきりであけたり・・・
釘を打って組み立てたり・・・
ニスを塗って乾かしている間に、アドバイスして手伝ってあげたり・・・
板を押さえる手伝いをしてあげたりしていました。
「手伝って」と言わなくても、自然と困ってる人を助けてフォローしていました。どのクラスも優しい人たちばかりですが、それが随所に見られた技術の時間でした。
いつもは、周りに集まって暖まるのに大人気のストーブですが、技術ではニスを乾かすのに大人気でした。
12月17日(金)校外学習「プラネタリウム」
12月17日 この日、全学年で川口市立科学館にある「プラネタリウム」に校外学習として行ってきました。
現地集合なので、徐々に集まってきます。先生が作ってくれた、この日見る予定のプログラムのチラシを多言語化したものを受け取り、ワクワクしながら集合時間を待っています。みなさん遅刻しないようにと早めにきていて素晴らしかったです。
「集合~!」の声がかかりました。水上自然教室の教訓をいかして、2列ずつ整列します。
いよいよプラネタリウムに入ります。まずは入り口で検温して・・・
OKなら消毒して・・・
入場です。プラネタリウムの方から、「どこからでも見えますが、おすすめは後ろの方です」と言われて、誘い合って、「ここあいてるよ~、おいでおいで」と仲良く座っていました。
座席がリクライニングすることがわかり、快適さに「いいね~」と言っていました。
さて、プラネタリウムが始まりました。ここから写真は禁止なので、みなさんの反応を文で伝えさせていただきます。
まずは、川口の現在の時間に合わせた空が映し出されています。夜、6時半頃なので月や星がみえましたが、みなさんの反応が一番良かったのは、木星が紹介され拡大したときです。
以前からお伝えしている通り、陽春分校では不定期で、天体に詳しい先生と、空を望遠鏡でみることがあり、木星もみたことがありました。それを覚えていた人たちは「あ!木星!みたことある~いつもよりもっとどアップだ」と反応していました。
周りの電気がなかったとして、星がどれくらいみえるかと、会場が真っ暗になったとき、みなさんから「おぉ~」と、期待感が伝わってきました。明かりさえなければ、この川口でも見られるいろいろな星座を詳しく教えていただきました。
その後は、上映プログラム「アポロストーリー 月への挑戦」をみました。アポロ計画に携わった人や、できごとの物語です。
みなさん静かにみていました。終了して会場をでると・・・
お話がつきないようでした。とくに印象的だったのは、「アポロ計画に携わった、数学者の女性チーム素敵だったな」という意見です。パソコンもない時代に軌道計算を手で行った数学者たちを素直に賞賛していました。
みなさん口々に「楽しかった~」「勉強になったな」と言っていました。充実した校外学習になって良かったです。
12月16日(木)英語「リテリング」
12月16日 この日ALTの先生が来るのが今学期最後でした。英語の授業は「リテリング」でした。
「リテリング」とは英語の文を読んだあと、原稿をみないで、自分の言葉に直して他の人に伝える活動です。
まずは、ALTの先生と「How are you?」「I'm good!!」「Oh! Nice」とごあいさつから。
先生からイラストの紹介です。
もしかして、すぐ発表・・・?という緊張感が漂いましたが・・・
ペアで練習の時間をもらえてほっとしていました。
さて、いよいよ発表です。
教科書で読んだ内容をそのまま暗記して発表するわけでなく、絵をみながら自分の言葉で相手に伝えなくてはいけないので大変です。
ところどころつっかえてしまっても、緊張して忘れてしまっても、みなさんやりきりました。
ALTの先生から「アイコンタクトがしっかりできていたのがよかった」「笑顔がすばらしい」など必ずほめてもらっていました。
ちょっと失敗しちゃった・・・という表情の人もいましたが、発表が終わった後、みんなに拍手をもらって、先生にもほめられて、「にこっ」としていたのがとても良かったです。
12月15日(水)音楽 箏「さくらさくら」
12月15日 この日の3年生の音楽は、今学期最後でした。3年間箏を学習した人もいるので、集大成という感じがします。今回は「さくらさくら」を演奏します。「さくらさくら」は初めて習います。
まずは1フレーズずつ。声に出して楽譜をよみます。
箏を弾きたい気持ちをぐっとこらえて、先生のお手本からです。
先生の周りに集まって音をよくきき、手・指の動きをしっかりと見ます。
次に各々練習タイムです。(みなさんは1回目と比べると、箏に対して斜めにかまえられるようになっています)
できるようになったら、先生にアピールして検定を受けます。
合格したら、「ミニ先生」になり、まだできていない人に教えに行きます。
どの「ミニ先生」も「教え子」が合格するように、一緒に「七・七・八~♪」と歌いながら力の入った熱心な指導をしてくれています。
「さーとォも(里も)」のところは「七-八七六-」と1拍の中2つ音を入れなくてはいけなので苦戦していた人が多かったです。「ミニ先生」が手を使ってリズムを教えています。
キーボードのときから登場した「ミニ先生」制度、教える方も、教わる方も良い学習になっていて、とても良い雰囲気でした。
12月14日(火)体育「ソフトバレーボール」
12月14日 この日の体育は3年生、ライオンもうさぎもソフトバレーボールをしています。
ネット張りもみんなで準備します。
授業の回数を重ねるにつれ、みなさんどんどん上達しています。下の写真は、ライオングループの様子です。
ペアでレシーブの練習をしてから試合をしました。みなさん、一生懸命ボールを追いかけているので、写真が残像ばかりになってしまいました・・・
うさぎグループの様子です。こちらもレシーブ練習をしてから・・・(躍動感がすばらしいです)
4人でレシーブで続ける、ラリーの練習です。目標は10回続けることです!
ここからは見学の生徒さんがチームメイトの頑張っている姿を収めようと、写真をとってまわってくれました。
みなさんしっかりとボールをみています。以下は試合の風景です。
写真をとってくれた生徒さんが「動きが速いから写真をとるのがむずかしかった~」と、言っていました。
みなさん一生懸命にボールを追いかけていたからですね。たくさんの残像の写真が逆に良い感じがします。
授業後、生徒さんから「みてみて~」と言われてみてみると・・・(少し痛そうなので苦手な人は閲覧注意です)
腕が赤くなっていました。「頑張ったからだね~」と言い合っていました。その通りだと思います。
授業に一生懸命な姿がこんなところからもよくわかりました。
12月13日(月)3年総合 それぞれの発表準備
12月13日 この日は3年生の総合がありました。体育と交代でしているので、3年のうさぎグループです。
以前、ブログで紹介しました、らいおんグループと違って、発表スタイルは手書きが人気です。
各々が発表にむけて準備しています。
のりで貼って、しっかりと乾かしている人がいたり・・・
レイアウトを考えたり・・・
クラスメイトの国のことを調べて書いている人がいたり・・・
本やタブレットを使って調べたりしている人がいました。
どれも入念な準備と調査、よりわかりやすく伝わるように発表資料を作っていました。
完成して発表の日が楽しみです。
空が澄んでいて、星や月がきれいにみえました。
12月10日(金) 3年道徳「幸せとは?」
12月10日 この日から3年生は道徳です。3年生の1クラスでは、「幸せ」について考えていました。
先生から紙が2枚配られて、「幸せだとおもうときはどんなときか」「その幸せのためにはなにが必要か」書くように言われました。グループで考えます。たくさん意見を出します。
ホワイトボードに貼って、意見をシェアします。「あー、それ、私も幸せと感じる!」と、幸せだと感じることがたくさんあって書き切れなかった人もいたようです。
先生が、一人の青年の話を読み上げます。
これは、ある医師の実話をもとにした、さだまさしさんの「風に立つライオン」の内容です。
医者として夢であった、アフリカに派遣された主人公が日本にいる元恋人にむけて送った手紙の話です。
主人公は危険な地域で、毎日働き、薬や施設も十分ではなく、つらいこともたくさんあるが、幸せだといいます。
「では、なぜ、この青年は幸せだと思ったのでしょう?」と先生から聞かれ、考えて意見を書きます。
日本語で十分に思いが伝えられなくても、なんとか書き出して、自分の気持ちを伝えます。
幸せのかたちや、幸せだと思うことは人それぞれで、また、夢も人それぞれであるということがわかりました。
幸せについて話あっているにこにこ顔が、みなさんすてきでした。