学校ブログ

3月14日卒業式~Ceremony編~

3月14日 ついに式がスタートします。

先生の先導で、入場します。

練習通り、ビシッと良い姿勢で、シャキシャキと歩いていて、かっこよくきまっています。

「礼」もそろっています。

「始まりのことば」を聞き・・・

いよいよ卒業証書授与です。担任の先生から呼名をされたら、はっきりと「はい」と返事します。練習のときは良い声で返事をしていた人でも、声が震えている人がいました。いろいろな思いがありますよね。

中学校を卒業したことがない人は全員、校長先生が証書を全文読み上げます。

 練習した通り、両手でしっかりと受け取ります。

両手で受け取り、礼をする。ビシッと良い姿勢ですてきでした。

校長先生の話を聞いて・・・(視線を校長先生にしっかりと向けて真剣に聞いています)

卒業生代表の言葉を聞いて・・・(聞きながら、学校生活を思い出して涙をながしている生徒がたくさんいました)

式歌の「Believe」と校歌を歌います。

コロナ禍なので大きな声で歌うことはできなかったのですが、思いをのせて、精一杯歌いました。

陽春が開校したのは3年前なので、初めて1年生から3年生まで過ごした代の卒業式でした。

とても良い式でした。この後の様子も陽春らしさがとてもよくでているので、~式後編~でお伝えします。

3月14日(月)卒業式~式直前まで編~

3月14日 ついに卒業式を無事、迎えることができました。

感慨深くて、どう表現していいか、上手に伝えることができません。

そこで、3年生と「写真をたくさん載せるね」と約束をしたので、今回は写真をたくさん載せたいと思います。

言葉より、皆さんの表情の方が「伝えるもの」がある気がします。

写真から「陽春第3期3年生の最後の姿」を感じてほしく思います。

 

 「卒業式後はあわただしくなってしまうので、式の日はいつもより早くきたらどうですか」と言われていたので早めに来て・・・

クラスメイトの出身国の民族衣装を着てみたり、別れのあいさつをしたり、看板の前で写真をとったり(明るいうちに撮っちゃお!と、人気でした)と、それぞれの時間をゆっくりとすごしていました。

みなさんはいつもすてきですが、特別おめかししてきていたので「陽春コレクション」をのせます。民族衣装の人もいて、陽春らしさがとてもよくでています。(マスクをつけたままの写真しか載せられないので、全員分はないです。もれてしまった人はすみません)

 

名残惜しむ時間が過ぎたあと、最後の「始まりの会」の時間になり・・・

 すぐに、卒業式の入場待機場所へ移動しました。

つづきは、卒業式編でお伝えします。

 

3月11日(金)3年生学活「別れの花束」

3月11日 3年生は卒業式前、最後の日です。学活で、「別れの花束」というのをしました。

事前に、ランダムに決定したクラスメイト3人「秘密の友達」の良いところを書いてきてもらっていました。

説明を聞きます。

配られた紙皿に自分の手形を書きます。

「え、これであってる?」みんなで確認しているところです。

それを背中に貼ります。(協力しあいます)

ペンをもって、秘密の友達の背中にある手形に「良いところメッセージ」を書きにいきます。

「あらら!なんかいっぱい書いてくれてる気がする!」なんて書かれているか、わくわくドキドキです。

3本指(3人分)以外は、とにかく誰にでも書きにいっていいそうで・・・

電車のように長い連結になっています。みんな大好きだから、全員に書きたくなってしまいますよね。

事前には、本人たちは誰が「秘密の友達」かわかりません。少なくとも3人に、陰ながら「よいところ」をみられ続けていたわけです。

席について、ゆっくり見ます。

 

 うれしくて、てれくさくて、でもわかれがさみしい、なんとも形容できない表情をうかべていました。

さて、いよいよ次の登校日、来週月曜日は卒業式です。「卒業式の日も、授業のうちですからね!気をぬいちゃだめよ!」と、先生に言われていました。卒業式、泣いてしまっても、みなさんらしく、明るく優しく、楽しい1日にしましょう。

3月10日(木)奉仕活動②「多目的室」「更衣室」清掃と学年集会

3月10日 3年生は奉仕活動として、多目的室と更衣室の掃除をしました。いつも思いますが、陽春の人たちはほんとに掃除が上手なんです。

協力してみんなで机を移動させて(椅子は上にあげて)・・・

モップやほうきで床を掃いたり・・・

床や椅子、棚などを雑巾がけしたり・・・

更衣室もピカピカに。

みんなほこりまみれになりながら、洋服を汚しつつも、すみずみまできれいにしていました。

 

そのあとは最後の学年集会でした。

先生から「最後なので、みんなに伝えたいことがある人、どうぞ」と、言われて

最初に名乗りを上げた生徒は、先生も言っていましたが「まさか1番乗りで手をあげると思わなかった」生徒でした。勇気をだしたんだと思います。それが成長したなと思えて、先生たちはうれしかったです。笑いを織り交ぜながらも、しっかりと思いを伝えました。

 

2番目に名乗りを上げた生徒は陽春最高齢の方です。「申し訳ないですが、最後だから、自分の話をします」という前置きをしてから、ご自身の経験から、戦争はなにがあっても絶対にしてはいけないということ、今後も強くそれを訴えていくのが自分の使命であるということを言っていました。みんな真剣に聞いていました。

3人目の生徒は、同窓会などを開催して、またみんなで集まれるといいなと言っていました。みんなそう思ったと思います。

時間が少ないなか、熱い気持ちを伝えました。

そして、担任の先生からの話です。

「学びなおし」と「学びあい」みんながほんとうに一生懸命に学んでいたという話をしていました。この辺でみんなうるうるし始めていましたが・・・

2人目の先生のときはみんなが(先生も含めて)目元をぬぐう様子、鼻をすする音がしました。生徒も「まさか先生が泣くなんて!」と、言っていましたが、本当に生徒たちを愛おしく思い、卒業させないでもっと一緒にいたい、でも、卒業させなくてはならないという思いが伝わってきました。担任の先生たち以外の先生もみんな、同じ気持ちです。

いよいよ来週は卒業式、笑顔で送り出せるように先生たちも頑張ります(でもたぶん泣いてしまいます)。

 

休み時間は、フォトスポットを作ったり、仲良しの人たちとおしゃべりをしていて、大事な時間をていねいに、でも楽しく「いつも通りに」過ごしていました。「いつもとおなじ」というのが、ほっこりとさせてくれたのでした。

 

3月9日(水)3年生の表彰・奉仕活動①・最後の美術

3月9日 この日は、2時間目に卒業式の予行練習がありました。

予行の様子は、本番ばっちり決めてくれると思うので、あえて載せません。

卒業式にまた、このブログで紹介します。

予行練習は、厳粛な雰囲気がありました。ピリッとした感じが良かったです。

 

予行練習が終わった後、表彰がありました。

みなさん少し照れたような、でも誇らしげな表情がよかったです。

 

3時間・4時間目、3年生は奉仕活動として清掃をしました。

体育館・・・

体育館の階段、入口・・・

卓球場・・・。

すみずみまで、3年間の思いをのせて、ピカピカにしました。

 

3時間目、4時間目には、美術の作業時間もありました。レリーフの完成を目指します。

お話がはずんで和気あいあい。アドバイスしたり、褒めあったり、楽しいお話をして、貴重な時間を過ごしていました。

完成した作品と卒業証書が引き換えになる(!?)といううわさがあり、

この時間が終わったときに、先生から「みなさん無事に卒業できそうですか?」と質問されました。

すると「(作品が完成しなくて)卒業できなそうなのであと3年くらいいてもいいですか?」

と答える生徒がいて、お互いに笑いあっていました。

 

卒業まで登校できるのはあと3日です。

3年生をみていると、今まで以上に1日を貴重に感じているように見えました。

「旅立ち」が近づくと、一層いとおしく感じるのが学校生活かもしれませんね。