学校ブログ
6月22日(火)美術 ねんどこねてます
6月22日 この日の美術は来年の干支、トラの「張り子」をねんどで作っていました。
まずはどんな形にするか下絵を描いて・・・
ねんどをこねて柔らかくして・・・
パーツごとに形を作っていきます。
日本人は幼少期からなじみ深い「ねんど」ですが、育った国によって触ったのが初めての人、久しぶりの人、いろいろいました。日本に来てから子供と一緒に遊ぶ時に触ったと言っていた人もいました。
「こねるのに力がいるから疲れる~」と言いながらも、楽しそうにこねていました。
6月21日(月) 良い作品たくさんできています
6月21日 この日の3年生の家庭科どんどんエプロンが完成しています。
この日完成した生徒さんたちにもモデルさんになってもらいました。
本当にみなさんよく似会っています。照れた表情と、でも完成した安堵感が伝わってきて良かったなと感じました。
完成してない人も、あともう少しで完成です。皆さんそろって写真をとるのがすでに楽しみです。
そして、とても良い光景だなと思った場面があります。それは・・・
みんなで片づけをしていたことです。
もう作品がすべて完成して、「お弁当の献立を考えよう」という教科書の課題を取り組んでいた人もいました。
でもそういった人たちも、片づけの号令がかかるとホウキをもって糸くずを集めていました。
自分たちが使っていない場所もきれいにしていたり、アイロンのコードを抜いてまとめたり、ミシンを片づけたり、各々が考えて自分ができることをしていました。
片づけまで一生懸命なところ、陽春分校の良さだなと思いました。
6月18日 家庭科 素敵な作品がどんどん完成しています
6月18日 家庭科集中講義は残すところあと一週間となりました。
エプロンが完成した人もいます。この日エプロンが完成した3年生にモデルさんになってもらいました。
とてもよく似合っていますね。柄も自分たちで選んだので、それぞれの個性が出ていて素敵です。
エプロン作りを終えた人は同じ布で巾着も作ります。
ミシンで縫ってから、巾着のひもを通します。
巾着作り終えた3人の生徒さんも、モデルになっていました。
少し照れつつもワイワイと良い笑顔でモデルさんをしてくれて、こちらまでうれしい気持ちになりました。
作業は早く、かつ、丁寧に作っていました。
終わっていないみなさんももうすぐ終わりそうです。
完成がとても楽しみですね。
6月17日(木) 体温チェックしっかりとしています
6月17日 陽春分校では新型コロナウイルス感染症対策として、登校時の体温チェックをしています。
学校に来るまでに体温を測定してきて、登校時にエントランスで養護教諭の健康観察を受けながら
名簿(遅刻してくる生徒さんも多いので登校確認も含めて)に記入します。
登校までに発熱や体調不良があれば休むのは皆さん徹底してくれていますが、
夜間中学なので、朝と比べて気づかぬうちに、登校途中に熱が上がってしまったらどうしようと思っていました。
そこで、非接触型のサーマルカメラ(AI検温モニタ)を導入しました。
登校したらすぐアルコール消毒をする習慣になっているので、同じ場所に設置して、
消毒しながら今(登校時)の体温が何度なのかわかるようになりました。
安心・安全に学校生活を送るために一歩前進したと思いました。
6月16日㈬ エコバックが完成しました
6月16日 家庭科ではエコバックを作リました。
この日に、1・2年生はエコバックがほぼ完成しました。ミシンや手縫いの得意、不得意の差が激しく、できる生徒はどんどん作っていきます。でも、早くできる生徒はゆっくりな生徒をとても優しくフォローをする場面が何度も見られました。助け合いの精神が随所に見られ、その成果が、今回生徒全員が完成したエコバックだと思いました。
この日は欠席の関係で1年生しか写真をとれませんでしたが、全員が完成したバックを手に、満足げに撮れる写真は秀逸だと思うので、他の学年は次の機会に期待したいと思いました。
6月15日(火)国語 驚きのホワイトボード
6月15日 この日の3年生の国語は、前回に引き続き「作られた「物語」を超えて」というお話についてです。
ゴリラの保護についてのお話しになります。内容は結構難しいです。
陽春分校には、外国からきた生徒さんや耳が少し聞きづらい生徒さんがいます。口頭で説明しても、今どこを説明しているのか、リアルタイムで伝えるのが、難しいときもあるのではないかなと思います。
さて、この授業ですごいなと思ったことがあります。それは・・・
ホワイトボードに教科書を投影してそこに書き込んでいく方法です。
写真だと見にくいのですが、
この方法なら、漢字がや日本語がわからない生徒さんでも教科書と見比べてどこに線を引くのか、
どう書いたらよいのかすぐにわかります。先に進んでしまっても後で見返すことができます。
生徒は、ページが変わるたびにスマートフォンで写真を撮ったりするなど、プリントに書き込むだけでなく「記録」もきちんととっていました。
先生もリアルタイムでどこについて話しているのか伝えることができていました。
陽春分校の教室はホワイトボードなので、この方法もできるし、生徒さんのニーズにも合っているのではないかなと思いました。
また、そのまま動画も流すことができて、ホワイトボードだけにスクリーンがなくてもきれいな映像を見ることができていました。スクリーンは準備いらずでいい方法だな、と思いました。
6月14日(月) エプロン作りが始まりました
6月14日 この日の家庭科はエコバッグ作りが終わった人から、エプロンの作成作業に入りました。
まずは今日進めてほしいところまでの説明を受けました。
いよいよ作業になって、エプロンのラインに沿って切っていったり・・・
しつけ糸で仮縫いをしたり、ミシンで縫ったり・・・
アイロンをかけたりと、各々のペースで作業を進めていきます。
エコバッグ以上に複雑な作業になり、裁縫が得意な人がいれば、不得意な人もいますが、
早く進んでいる人に教えてもらいながら助けあって作業をしていました。
わからないことを「教えてほしい」といえるのも、自分の作業を進めながらもなんとか「教えてあげよう」
とするのも、なかなか簡単なことではないですが、支えあっている姿から優しく良い雰囲気を感じました。
6月11日㈮ エコライフについての説明がありました
6月11日㈮ この日の帰りの会で「エコライフDAY」について、説明がありました。
今年は、6月13日㈰に行われますが、その日だけやればいいものではありませんよね。
「身近なところから始めよう」ということで、電気やエアコンを節電するなど、
約2週間前から「エコ」についての取り組みを始めているクラスがありました。
プリントをよく読むと、昨年川口市では111,676人が参加したそうです。これは川口市の18.4%が参加したことになるとのことです。
参加率はとても高いですね。
6月13日は、いつも以上に「エコ」の意識を高くもって、二酸化炭素が少しでも減っていくように協力しましょう。
6月10日(木) 国語 それぞれのイメージの違いが面白いです
6月10日 この日の3年の国語は「作られた「物語」を超えて」という文章の冒頭部分を学びました。
まず、「トラやライオン」について思い浮かぶことを聞きました。
作者はこういったイメージを総括して「凶暴」と文章で表しています。
その後「たぬき、きつね」についてイメージを聞いてみると「たぬきを見たことがない」といって、わからない生徒がほとんどでした。日本ではなじみがあるたぬきですが、「たぬき」がいない国の出身の人ばかりだったようです。
文章の説明をした後、ICT機器を活用して「たぬき」の画像やイラストを表示しました。「犬みたい」「日本でイラストなら見た」という反応が新鮮でした。
一方「きつね」は「僕の国では夜に大きな声で鳴く」とか、「その辺にいる」といったそれぞれの国のことが知れて
さらに勉強になりました。
ちなみに国語の教科書はふりがなをふっていないので、ふりがなつきのプリントを配布しています。
生徒の皆さんは、一生懸命に文章を読んだり、画像やイラストから想像力を膨らませていました。
6月9日㈬ 3年生の体育はきびきびと動いています
6月9日 この日から3年生ライオンチームの授業はサッカーになりました。
まずはボールに慣れることから始めました。枠からはみ出ないように右足だけでボールをドリブルします。
その後左足のみでドリブル→足の裏のみを使ってのドリブルをしました。
その後、全員で最後の一人になるまで枠から敵のボールを出すミニゲームをして・・・
次にペアでパス練習をしました。
夜なので日中よりはだいぶ涼しいですが、水分補給はこまめにしています。
うさぎさんチームはグラウンドゴルフをしていました。こちらもチームに分かれて楽しそうです。
私が素晴らしいなと思ったのが、みなさんのラジオ体操のキレの良さです。伸びの軽やかさも素晴らしかったです。
全員がきれいに揃っていて美しいです。
ライオンコースもウサギコースもとても楽しそうに体を動かしていました。次の体育もしっかり心と体を動かしていきましょう。
6月7日(月)2年の社会科 年号と干支
6月7日 この日の社会の授業は「年号」や「干支」についての説明を歴史上に起きたでき事や、今後教科書に出てくる名前などを踏まえて学んでいました。
陽春分校は海外からきた生徒さんが多くいるので、この授業ではパワーポイントなどを活用して、ふりがなをふった
スライドを先に出すことで、プリントにトピックスを写しやすいように工夫されていました。
「干支」の話では国によって「干支」の概念がある国も、ない国もあったり様々な反応がみられました。
「十干」「十二支」の組み合わせで60通り、「十干十二支」が一巡し、生まれ年に還ることを「還暦」というそうです。「十干」と「十二支」の組み合わせで、その年にあったできごとの名前を付けていることがあるそうです。
「壬申の乱」や「戊辰戦争」など今後習う事件にも使われています。「甲子園」もだそうです。
日本人にはなじみ深いですが、まだまだ知らないことがたくさんあるなと感じました。
6月4日(金)家庭科はエコバッグ作りをしています
6月4日 家庭科はいよいよ実技に入りました。自分の好きな柄の「エコバッグ」を作っています。
リバーシブルなので、裏面(黒)を縫って準備します。
仮縫いをしてずれないようにしてからミシンで縫っていきます。
同じように柄のある面も縫い、持ち手を付けます
実技は得意不得意がありますし、進度も人によってさまざまですが、早くできた人は
困っている人を助けてお互いに助け合っている姿がとてもよかったです。
助けてもらった人が「ありがとうございます」と言っていてとても良い雰囲気でした。
6月3日(木) 3年生の理科、いろいろな道具を使って実験です
6月3日 この日の3年生の理科は、電流や電圧などについての実験をしていました。
「直列」や「並列」「抵抗」などこの日までに習った内容の総まとめでした。
まずはえんぴつの芯に電気は流れるか、熱(温度)は出るかどうかの実験をしていました。
煙が上がり・・・
赤く温度が上がっているのがわかります。
その後も、「並列」つなぎや「直列」つなぎにして、「抵抗」によって、どう変わっていくか、どちらが強く電気が流れるかたくさんの実験器具を使って、授業をしていました。
紙が焦げ始め、発熱が確認できたり、電球に電気がついたりすると「おー!」と声が上がっていました。
難しい内容でしたが、実験で視覚的にわかると理解しやすいですよね。
6月2日(水)体育、一生懸命です
6月2日 この日の3年うさぎさんチームの体育はグラウンドゴルフでした。
2、3人ずつのチームに分かれて、初めてコースを回りました。
いままではまっすぐ打ってゴールを目指していましたが、
今回からはくねくねと曲がったり、池があって通過できないゾーンなどいつもの練習と違うので、苦戦していました。
でも最後に「みなさんどうでしたか?」と聞くと、「楽しかったです!!」と返事が返ってきたのでよかったです。
どのチームも笑顔がたくさんみられました。
3年生らいおんさんチームは筋トレをして
20メートルシャトルランをしました。つらくなったらすぐストップするように約束をしてスタートです。
夜の学校なので日中の体育よりは涼しいですが、体育前にはスプリンクラーで放水したり、扇風機を活用して暑さ対策をしています。それでも、暑くなり始めたころは暑さに体が慣れていないので、むりせず、楽しく授業を受けられるといいですね。水分補給はとても大切です。こまめにしっかり行いましょう。
6月1日(火)じゃがいもがたくさん収穫できました
6月1日 陽春分校には園芸に詳しい先生がいて、じゃがいもやなすなどの野菜や、花などを育てています。
この日はじゃがいもの収穫をしました。
5時から開始予定だったので、早めに来た人は雑草取りのボランティアをしてくれました。雑草がなくなってピカピカの道になりました。
そしていよいよじゃがいもほりスタートです。茎や葉、根ごと抜いていきます。
土の中からごろごろとじゃがいもが出てきます。
みんなで協力してじゃがいもを探していきます。
じゃがいもを土から探す人、バケツにまとめて入れる人、
いらなくなった葉をまとめて袋に入れる人
周りに落ちた土を集める人、など、みなさん自然と役割分担をしていて、そのおかげもあってとてもスムーズに収穫をすることができました。
こんなにたくさん穫れました。
普段母国語がいろいろで、言葉が通じないこともありますが、みなさん自然と笑顔で協力しあっている姿に感動しました。
参加した生徒さんから「こういう経験をしたことなかったから楽しかったです」というコメントをいただいて、
とても嬉しかったです。天気もとてもよくてよかったですね。
5月31日(月) 家庭科集中講義スタートしました
5月31日 陽春分校の家庭科の授業は約1か月間の集中講義スタイルです。
この日から、家庭科の授業がスタートしました。
この日は、座学の授業で「衣食住」についての話でした。
衣服の役割や意味を素材についてなども踏まえて学んでいました。
日常でじっくり考えたことはありませんでしたが、改めて考えてみるとたしかにいろいろな役割があるなと思いました。
来週は実技だそうです。ちょっとドキドキしますね。
5月28日㈮ 日本語は難しいですね
5月28日 陽春分校には海外からきた生徒さんもたくさんいます。日本語があまり話せない人もいます。
日本語学校ではないので、基本的に日本語を習う授業はありませんが、
1年生のときだけ日本語での授業についていけるように日本語を習う授業が一部あります。
この日の日本語の授業は、硬筆で文章を書いていました。丁寧に一文字ずつ書けています。
その後は、「曜日」「週」「月」の言い方の復習をしていました。
前の月のことを「せん月」、前の週のことを「せん週」というのに、前の年のことは「きょ年」と言うひっかけに
苦戦していました。たしかに難しいなと私も思いました。
みなさん一生懸命日本語を覚えようとしている様子がよくわかりました。立派でした。
5月27日㈭ 硬筆チャレンジしています
この日の3年生の国語は「硬筆書写ペン」を使って夏目漱石の「こころ」の冒頭部分を書いていました。
陽春分校にはいろいろな国の人がいるので、もちろん「硬筆書写ペン」に触れたことのない人もたくさんいます。
まずは鉛筆で一度書いてみて、正しく文字をかけているか添削してもらいます。
OKが出たら、いよいよ「硬筆書写ペン」の登場です。
みなさん苦戦しつつも、「丁寧に書こう」という気持ちがとてもよく伝わってきました。
真剣に取り組んでいる様子がとてもよかったです。
5月26日㈬ 皆既月食は残念でしたが・・・
5月26日 この日は皆既月食とスーパームーンが重なる日でした。
残念ながら雲がかかっていて、川口市からはみえませんでしたが、
休み時間に見たい人は、屋上から一緒に方向を確認しました。
皆既月食もスーパームーンも見えなかったので本当に残念でしたが、
その方角を見ながらタブレットを活用して、皆既月食がみえている地域のライブ映像を見ました。
天体に詳しい先生に「本当はこういう風にみえるはずだ」と教えてもらいました。
こういったイベントをみんなで楽しめるというのも「夜間中学」の良さかなと思います。
一方、3年生の理科は「直列回路の電圧」について学習していました。
全員で、電球がすべてつながり、正しく電流が流れるよう実験をしていました。
皆さんで協力して、こちらはとても光り輝いていました。実験が成功してよかったですね。
5月25日㈫ 歯科健診が行われました
5月25日 この日は歯科健診が行われました。
歯科医院に行かなくてはいけないような問題が口の中に起こっていないか丁寧にみてくださいました。
歯医者さんにみてもらうというのは、万国共通痛いイメージがあるようで、
大きく口を開けてみせるのは、少し緊張しているようでした。
でも歯科医の先生が「はい、大丈夫ですよ」とおっしゃると、「ほっ」として笑顔になる表情が印象的でした。
順番を待っているときの姿勢もとてもよかったです。