学校ブログ
7月8日(木) 「英語」それぞれの難しさがあります
7月8日 3年生の英語は、英語の習熟度によって2つのクラスに分けています。
母国で英語を使っていた人がいたり、日常の会話なら聞き取れる人や単語を勉強中の人など、
英語に触れる機会がそれぞれ全然違うので、2つのクラスに分けて授業を行っています。
片方のクラスでは、ALTの先生が入り、オールイングリッシュで授業を進めていきます。
母国で英語を使っていたなら簡単そうに思える英語の授業でも、「文法」や「活用」などの部分では苦戦をしていました。英語を「話せる」のと「問題を正しく解ける」のは違うそうです。
パート分けをして読み合わせをしていて、クラスの一体感があるなと思いました。
他方のクラスではリスニングをして問題を解いていました。こちらは日本語で授業がすすめられています。
細かい部分の聞き取りが難しいようで、苦戦していましたが、
元気に手が挙がって、活気があってとても良い風景だなと思いました。
間違っていても、果敢に挑んでいました。
このクラスでは以前、読み合わせをしていて「発音がきれいだね。」「はっきり発音をしていてすごい」と、
褒め合っていて、良いなと思いました。
良いところをどんどん伸ばしあっていけるとよいですね。
7月7日(水)「七夕」ささの葉さらさら
7月7日 陽春分校にはこの時期、エントランスに大きな竹があります。
どんなふうにその大きな竹を使うかというと・・・
七夕のお願いごとをつるします。
設置した日はこのくらいでしたが・・・
7月7日には全員のお願いがかけられました。
飾りも日に日に増えました。
先生が作ったもの、先生に教えてもらって作ったもの、生徒が作ったもの、
たくさんの飾りがキラキラと輝いています。
陽春分校には日本語が母国語ではない人がたくさんいますが、
「織姫と彦星は日本語しか読めないだろうから日本語で書きます」と、一生懸命日本語でお願いを書いている人がいました。
みなさんのお願いが届きますように。
7月6日(火)総合 「多文化共生」について考えました
7月6日 この日の総合は「多文化共生って?」と題して、グループで考えたり、意見をだしあったりしました。
陽春分校にはいろいろな国の人がいます。文化もさまざまです。
日本の人には「外国人の人が日本で生活をするうえで、あれ?と思ったこと」
外国人には「日本で生活していて困ったこと」を、日本でみんなで仲良く暮らしていくためにはどうしたら良いのか、日本人の視点・外国人の視点でそれぞれ考えました。
「日本語が難しく、コミュニケーションをとるのが困難で、日本に来たばかりの時は家から出るのも嫌だった」という意見や、
日本語を喋ることができても、「病院の問診や役所の書類など難しくて緊張してしまう」といった意見もありました。
日本人からは、日本のルールやマナーは守ってほしい。という意見が多かったです。
それらの意見を踏まえて、「お互いの文化を尊重しあう」「日本のルールを知らないなら教えてあげる」など
みんなでよりよく暮らしていくことために必要なことを話し合いました。
それぞれの発表を真剣に聞き、大きな拍手で気持ちに応えていて、とても良い発表の場になったなと感じました。
いろいろな国の人がいるからこその、陽春分校らしい良い授業になりましたね。
7月5日(月) 「かるた」楽しく日本語を覚えられます
7月5日 この日の1年生は漢字の学習をした後、「かるた」で楽しく漢字の勉強をしました。
漢字を使う国から来た生徒さんでも、「五」一文字でも「ご」であったり「いつつ」であったり
自分の国では使わない読み方に苦戦していました。
でも、かるたをしていくうちに、自然と笑顔がでてきて和気あいあいと楽しそうに漢字を学んでいました。
他のクラスでも海外からきた生徒さんが多いので、かるたで学びを深めています。
ちなみにこの学年は一番札をたくさんとれた人が「読み手」もしていました。
楽しみながら学べて陽春分校にはとてもあっているなと感じました。
7月2日(金) 1日の使い方と携帯電話の使い方について考えました
7月2日 この日、全校集会が行われました。
間隔をあけて座っています。
教頭先生から、「1日をどう使うか」という話をしてもらいました。
口頭だけだと伝わりにくいので、簡潔な掲示物を使って話を進めていました。
陽春分校はいろいろな国の人がいて、日本語の習熟度もさまざまなので、
「優しい日本語」で、伝わるようにすることを心がけています。
その後、生徒指導担当から「携帯電話の使い方」についてスライドを使いながら問題提起をしてもらいました。
このイラストの問題点は何でしょう?と一人一人に考えさせます。
その後教室に戻って、この問題提起を受けて、討論をしました。
各々がクラスで、携帯電話の使い方のルールを確認しました。
「こういう場合はどうする?どう思う?」と、先生に進行してもらいながら
「その意見は間違っている」というのではなく、お互いに尊重し合い、自発的に生徒自身が話し合って、
学校生活を送るうえで、「携帯電話の使い方」はどうしたら良いのか考えていました。
参加者全員で真剣に話し合いができていました。