学校ブログ

6月10日(木) 国語 それぞれのイメージの違いが面白いです

6月10日 この日の3年の国語は「作られた「物語」を超えて」という文章の冒頭部分を学びました。

まず、「トラやライオン」について思い浮かぶことを聞きました。

作者はこういったイメージを総括して「凶暴」と文章で表しています。

その後「たぬき、きつね」についてイメージを聞いてみると「たぬきを見たことがない」といって、わからない生徒がほとんどでした。日本ではなじみがあるたぬきですが、「たぬき」がいない国の出身の人ばかりだったようです。

文章の説明をした後、ICT機器を活用して「たぬき」の画像やイラストを表示しました。「犬みたい」「日本でイラストなら見た」という反応が新鮮でした。

一方「きつね」は「僕の国では夜に大きな声で鳴く」とか、「その辺にいる」といったそれぞれの国のことが知れて

さらに勉強になりました。

ちなみに国語の教科書はふりがなをふっていないので、ふりがなつきのプリントを配布しています。

生徒の皆さんは、一生懸命に文章を読んだり、画像やイラストから想像力を膨らませていました。

6月9日㈬ 3年生の体育はきびきびと動いています

6月9日 この日から3年生ライオンチームの授業はサッカーになりました。

まずはボールに慣れることから始めました。枠からはみ出ないように右足だけでボールをドリブルします。

その後左足のみでドリブル→足の裏のみを使ってのドリブルをしました。

その後、全員で最後の一人になるまで枠から敵のボールを出すミニゲームをして・・・

次にペアでパス練習をしました。

夜なので日中よりはだいぶ涼しいですが、水分補給はこまめにしています。

うさぎさんチームはグラウンドゴルフをしていました。こちらもチームに分かれて楽しそうです。

私が素晴らしいなと思ったのが、みなさんのラジオ体操のキレの良さです。伸びの軽やかさも素晴らしかったです。

全員がきれいに揃っていて美しいです。

ライオンコースもウサギコースもとても楽しそうに体を動かしていました。次の体育もしっかり心と体を動かしていきましょう。

6月7日(月)2年の社会科 年号と干支

6月7日 この日の社会の授業は「年号」や「干支」についての説明を歴史上に起きたでき事や、今後教科書に出てくる名前などを踏まえて学んでいました。

陽春分校は海外からきた生徒さんが多くいるので、この授業ではパワーポイントなどを活用して、ふりがなをふった

スライドを先に出すことで、プリントにトピックスを写しやすいように工夫されていました。

「干支」の話では国によって「干支」の概念がある国も、ない国もあったり様々な反応がみられました。

「十干」「十二支」の組み合わせで60通り、「十干十二支」が一巡し、生まれ年に還ることを「還暦」というそうです。「十干」と「十二支」の組み合わせで、その年にあったできごとの名前を付けていることがあるそうです。

「壬申の乱」や「戊辰戦争」など今後習う事件にも使われています。「甲子園」もだそうです。

日本人にはなじみ深いですが、まだまだ知らないことがたくさんあるなと感じました。

6月4日(金)家庭科はエコバッグ作りをしています

6月4日 家庭科はいよいよ実技に入りました。自分の好きな柄の「エコバッグ」を作っています。

リバーシブルなので、裏面(黒)を縫って準備します。

仮縫いをしてずれないようにしてからミシンで縫っていきます。

 

同じように柄のある面も縫い、持ち手を付けます

実技は得意不得意がありますし、進度も人によってさまざまですが、早くできた人は

困っている人を助けてお互いに助け合っている姿がとてもよかったです。

助けてもらった人が「ありがとうございます」と言っていてとても良い雰囲気でした。

 

 

6月3日(木) 3年生の理科、いろいろな道具を使って実験です

6月3日 この日の3年生の理科は、電流や電圧などについての実験をしていました。

「直列」や「並列」「抵抗」などこの日までに習った内容の総まとめでした。

まずはえんぴつの芯に電気は流れるか、熱(温度)は出るかどうかの実験をしていました。

煙が上がり・・・

赤く温度が上がっているのがわかります。

その後も、「並列」つなぎや「直列」つなぎにして、「抵抗」によって、どう変わっていくか、どちらが強く電気が流れるかたくさんの実験器具を使って、授業をしていました。

紙が焦げ始め、発熱が確認できたり、電球に電気がついたりすると「おー!」と声が上がっていました。

難しい内容でしたが、実験で視覚的にわかると理解しやすいですよね。

 

6月2日(水)体育、一生懸命です

6月2日 この日の3年うさぎさんチームの体育はグラウンドゴルフでした。

2、3人ずつのチームに分かれて、初めてコースを回りました。

いままではまっすぐ打ってゴールを目指していましたが、

今回からはくねくねと曲がったり、池があって通過できないゾーンなどいつもの練習と違うので、苦戦していました。

でも最後に「みなさんどうでしたか?」と聞くと、「楽しかったです!!」と返事が返ってきたのでよかったです。

どのチームも笑顔がたくさんみられました。

3年生らいおんさんチームは筋トレをして

20メートルシャトルランをしました。つらくなったらすぐストップするように約束をしてスタートです。

夜の学校なので日中の体育よりは涼しいですが、体育前にはスプリンクラーで放水したり、扇風機を活用して暑さ対策をしています。それでも、暑くなり始めたころは暑さに体が慣れていないので、むりせず、楽しく授業を受けられるといいですね。水分補給はとても大切です。こまめにしっかり行いましょう。

6月1日(火)じゃがいもがたくさん収穫できました

6月1日 陽春分校には園芸に詳しい先生がいて、じゃがいもやなすなどの野菜や、花などを育てています。

この日はじゃがいもの収穫をしました。

5時から開始予定だったので、早めに来た人は雑草取りのボランティアをしてくれました。雑草がなくなってピカピカの道になりました。

そしていよいよじゃがいもほりスタートです。茎や葉、根ごと抜いていきます。

土の中からごろごろとじゃがいもが出てきます。

みんなで協力してじゃがいもを探していきます。

じゃがいもを土から探す人、バケツにまとめて入れる人、

いらなくなった葉をまとめて袋に入れる人

周りに落ちた土を集める人、など、みなさん自然と役割分担をしていて、そのおかげもあってとてもスムーズに収穫をすることができました。

こんなにたくさん穫れました。

普段母国語がいろいろで、言葉が通じないこともありますが、みなさん自然と笑顔で協力しあっている姿に感動しました。

参加した生徒さんから「こういう経験をしたことなかったから楽しかったです」というコメントをいただいて、

とても嬉しかったです。天気もとてもよくてよかったですね。

 

 

 

 

5月31日(月) 家庭科集中講義スタートしました

5月31日 陽春分校の家庭科の授業は約1か月間の集中講義スタイルです。

この日から、家庭科の授業がスタートしました。

この日は、座学の授業で「衣食住」についての話でした。

衣服の役割や意味を素材についてなども踏まえて学んでいました。

日常でじっくり考えたことはありませんでしたが、改めて考えてみるとたしかにいろいろな役割があるなと思いました。

来週は実技だそうです。ちょっとドキドキしますね。

 

 

5月28日㈮ 日本語は難しいですね

5月28日 陽春分校には海外からきた生徒さんもたくさんいます。日本語があまり話せない人もいます。

日本語学校ではないので、基本的に日本語を習う授業はありませんが、

1年生のときだけ日本語での授業についていけるように日本語を習う授業が一部あります。

この日の日本語の授業は、硬筆で文章を書いていました。丁寧に一文字ずつ書けています。

その後は、「曜日」「週」「月」の言い方の復習をしていました。

前の月のことを「せん月」、前の週のことを「せん週」というのに、前の年のことは「きょ年」と言うひっかけに

苦戦していました。たしかに難しいなと私も思いました。

みなさん一生懸命日本語を覚えようとしている様子がよくわかりました。立派でした。

 

 

 

5月27日㈭ 硬筆チャレンジしています

この日の3年生の国語は「硬筆書写ペン」を使って夏目漱石の「こころ」の冒頭部分を書いていました。

陽春分校にはいろいろな国の人がいるので、もちろん「硬筆書写ペン」に触れたことのない人もたくさんいます。

まずは鉛筆で一度書いてみて、正しく文字をかけているか添削してもらいます。

OKが出たら、いよいよ「硬筆書写ペン」の登場です。

みなさん苦戦しつつも、「丁寧に書こう」という気持ちがとてもよく伝わってきました。

真剣に取り組んでいる様子がとてもよかったです。