学校ブログ
12月1日㈫ラジオづくり佳境に入りました
技術の授業では、ラジオ作成に向けて、電流が流れる仕組みやはんだごての使い方などを学んできました。
いよいよこの日から、はんだごてを使ったラジオ作成が始まりました。
まずは、先生のお手本をしっかりと見て、イメージトレーニング。
そして、緊張しながらも生徒のみなさんも実際にやっていました。
こての当て方や当てる長さが難しいようで、最初は戸惑っている生徒が多くいました。
先生に教えていただいたながら練習していき、少しずつ上手にできるようになっていました。
やけどに気をつけて、丁寧に作っていきましょう。完成が楽しみですね。
11月30日(月) この日の食事風景を紹介します
川口市の夜間中学校は、昼間の中学校のような、東京都の夜間中学校のような「給食」がありません。
それぞれがご飯を持ってきます。
最近は軽食等ですませたり、食べない人が多いのですが、そんな中でおいしいそうにご飯を温めている生徒がいました。
その生徒は、姉がお弁当(チャーハン)を作ってくれたのでそれを食べます、と言っていました。
とてもおいしそうでした。
食事時間に教室を覗くと、おいしそうにおにぎりを食べている人、お弁当を食べている人がいました。
とても静かに、前を向いて食べていました。
新型コロナウイルスの関係でなかなか楽しく食事をとる、
という感じにはなりませんが、
「おいしいものを食べる」というのは幸せな時間だなあ、と
生徒を見ていて思いました。
11月27日㈮イルミネーションの季節がやってきました
いよいよ翌週は12月です。
寒くなってきて、日も短くなってきましたね。
この日は、先生方が、校舎の窓にイルミネーションを飾り付けしました。
最近は、生徒のみなさんが登校する時間に日が落ち始め、下校する時間には真っ暗です。
イルミネーションを見に出かけるのも難しい世の中ですが、陽春のイルミネーションを見て、少しでも心をいやしてもらえれば嬉しいです。
写真では分かりにくいですが、赤黄青緑のライトがキラキラ輝いていて、とてもきれいです。
「かわいい」「いよいよクリスマスですね」と嬉しそうな声も聞こえてきました。
2020年、陽春で勉強するのもあと4週間です。みなさんで楽しくすごしましょうね。
11月26日(木)知識構成型ジグソー法で授業をしています
この日は、国語の授業で「知識構成型ジグソー法」(以下ジグソー法)を使った授業が行われました。
「ジグソー法とは?」わかる人も少ないと思うのでジグソー法について説明をします。
埼玉県では、東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)と連携し、
2010年から県内各教科の担当教員によるジグソー法の教材の研究開発と、その普及の取り組みをしてきました。
川口市でも多くの先生方が実践しており、学習効果の高い学習方法です。
具体的にどんなことをするのかというと、生徒同士が対話(教えあい・学びあい)を通して、主体的、協働的に問題、課題に取り組んでいきます。学ぶべき内容が真の知識として生徒に定着することを目指す、そんな学習方法です。
昨年度は、社会などの教科で実践しましたが、今回は先述した通り国語の授業で行いました。
内容は、「最後の晩餐」の絵は、「明暗法」「遠近法」「解剖学」を生かしているが、どのようなところでそれらが見られるか話し合ってみよう、という内容でした。*教科書に載っている教材をもとにしています
まずは「エキスパート活動」という活動を行い、「明暗法」「遠近法」「解剖学」がどこで使われているか確認をしました。それぞれが班に分かれて、どこで使われているか、お互いに意見をぶつけ合います。お互いが理解しあい、説明するための準備をしました。
次に「ジグソー活動」という活動を行い、「明暗法」「遠近法」「解剖学」がどこで使われ、どのような効果があるかをお互いに伝えあい、「最後の晩餐」のよさをお互いに理解しあう、という活動をしました。
陽春分校の生徒は外国籍の生徒も多いため、なかなか伝え合うということが難しい生徒もいます。しかし、どの生徒も一生懸命に伝え、そして、耳を傾け、お互いに意見交流をすることができていました。グループの話合いの中で、理解が深まっていく様子を見ると、改めて「授業は先生が主体となっていくのではなく、生徒と一緒に作っていくものなんだ」と思わされます。今回の授業は、明らかに「生徒主体の授業」でした。「生徒が作っていく授業」でした。
次週も「ジグソー法」は続いていきます。みんなで中身の濃い授業を作っていきましょうね。
11月25日(水) ランプシェードが完成間近です
2・3年生の美術はランプシェードづくりですが、完成が見えてきました。
様々な色が明るく照らされるのが、早く見たいですよね。
上記の通り、各自が一生懸命に作業を進めています。
このあと、中を切り抜き、明るいライトを中に入れます。
一つ一つの作品も、まるで完成を待っているように見えました。
11月24日㈬老眼は大変ですが、一生懸命やっています
今週の技術は、ラジオづくりのための確認です。抵抗などを確認したり、通電について確認したりしていました。
ラジオづくりは、ハンダでつなげたり、組み立てたりして終わると思っていたのですが、奥が深いです。
作業はとても楽しいのですが、大変なことがあります。説明書の字が小さいことです。陽春分校の生徒さんは、老眼の人が多いため、虫眼鏡が欠かせませんでした。因みに、虫眼鏡は全て技術の先生が準備をしてくれました。有り難いですね。
確認が終われば、いよいよラジオづくりです。とても楽しみですね。
11月20日(金)笑顔あふれる下校でした
いよいよ3連休ですね。
下校時、先生方はいつも通りみなさんを見送っていました。
帰るときの皆さんは、いつも以上に笑顔が輝いているように見えました。
前日の予想以上に、清々しい笑顔がマスクによって隠されているように見えました。
この日は週末だったため、どのクラスも加湿器の清掃を念入りに行いました。
そのため、当番の生徒はどのクラスも遅く帰りました。
一番最後に帰っていく生徒の背中が、いつも以上にさわやかに見えました。
現在、新型コロナウイルスの第3波が来ているといわれています。
しっかりと対策をしたうえで、休日を送ってほしいものです。
陽春分校の生徒全員が元気に24日㈫登校してもらえたら、と思います。
みなさん、充実した週末をお過ごしください。
11月19日㈭下校時は満足感でいっぱいのようです
授業が終わったあとの爽快感は、格別ですね。「今日1日しっかり勉強したなあ」と言う気持ちになる下校時は、自然と笑みがこぼれているように見えます。
この日の下校姿も、いつも通り笑顔満点でした。
普段ピースなどすることはありませんが、思わずピースをしたくなるほど、下校は清々しい気分になるようです。頑張って勉強したからこそのポーズに見えました。
下校のときは何を話しているかを聞くと、「Go to eat」の話題だそうです。「中学生」とはいえ、「陽春分校の中学生」の話題は、少し大人びているかもしれませんね。
翌日の授業が終われば3連休です。翌日の下校は、もっと清々しい笑顔がマスクの下にありそうな予感がしました。
11月18日㈬改めて、マスクは大切ですね
みなさん、マスクをしっかりつけて生活していますか?
米国立衛生研究所によると、1分間の会話で飛沫が約1000個飛ぶそうです。
また、国立感染症研究所によると、せき1回で約10万個、くしゃみ1回で約200万個の飛沫が飛ぶそうです。
その距離は、会話は1〜2m、咳は3m、くしゃみは5mと言われています。
学校の入り口に、飛沫が飛ぶ距離を示した掲示物を貼りました。
「こんなに飛ぶんだ」ということを、みなさんに実感して欲しいです。
マスクをつけると、喉の乾燥を防ぐこともでき、感染症の予防になります。
人にうつさないため、また、自分を守るために、マスクをしっかりつけましょう。
11月17日㈫技術の授業が充実しています
前日から始まった技術の授業ですが、大変好評です。
「よくわかる」「とても面白い」などの声が聞こえます。
あまりの授業の充実ぶりに、授業後「今日の授業、ありがとうございました。とても面白かったです」と、言いにいく生徒までいました。
先生のフォローも充実しています。
授業者の先生を含めて3人以上の先生が毎時間技術の授業に行っているのですが、この日は6人もの先生が授業にいたことがありました。
生徒21人に対して6人ですから、手厚いですよね。細かい作業など、どうしていいかわからない生徒へのフォローをする先生の姿が多々見られました。これなら生徒もわかりやすいだろう、と思わせる授業風景でした。
今後の授業が、とても楽しみですね。