学校ブログ
4月5日(火) ニュースレター Moshi Moshi 第71号
ニュースレター Moshi Moshi 第71号が発行されました。
内容は「ヤングケアラー」についてです。
4か国語あります。(スペイン語・ポルトガル語・英語・中国語)
ぜひ読んでみてください。
3月24日(木)修了式
3月24日 今年度の締めくくり、修了式がありました。陽春分校は昼間の中学校より1日早い修了式になります。
「一同、礼!」の掛け声で全員で「礼」をします。しっかりそろっています。
修了証が授与されます。各学年、出席番号が1番の生徒が代表で受け取ります。
事前練習はあまりしていませんが、立派に受け取れました。
修了式を無事に終え、表彰式もしました。
埼玉県小・中学校児童生徒美術展北足立南地区展の表彰からです。
書き初め展の表彰をして・・・
誇らしげで、ちょっと恥ずかしそうな表情がとてもいいです。大きな拍手が送られます。
最後に皆勤賞の授与です。1・2年生では1人だけ受賞しました。
どの賞状も光輝いていますね。残念ながら受賞できなかった人たちも、大きな拍手で称えていて、陽春の生徒たちのあたたかい雰囲気を感じました。
それから春休みの過ごし方について生徒指導の先生と、保健の先生の話をしっかりと聞いて・・・
最後に生徒会長からのお話を聞きました。(生徒会長、一人一人の目をみて話していて、立派です)
これで、今年度最後の行事が終わりました。
【ブログ担当より】 1年間、ありがとうございました。陽春分校のよさが伝わればと思い、毎日更新をしました。陽春分校の魅力が伝わったでしょうか。
ブログ用の写真を撮るためにたくさんの授業や行事、生徒に関わらせてもらいました。毎日更新するのは大変でしたが、良い場面や陽春の良さ、生徒の良さにたくさん触れることができ、本当に良かったです。
授業にあたたかく迎え入れてくださった先生方、ブログ映えする写真を撮らせてくれたり、頑張っているところをみせてくれたかわいい生徒の皆さん(「あの子、今頑張ってるから写真撮ってあげて!」と教えてくれたりもしました)、春の陽気のようにあたたかい気持ちにさせていただきました。
また、「いいね」をくれた方々、このブログを読んでくださった方々、ありがとうございました。
3月23日(水)お別れ会と大掃除
3月23日 2年生には、今年度で陽春を去る子がいます。そんなクラスメイトのために、クラスの生徒主導で(たくさん考えて打ち合わせと準備をしていました)お別れ会のレクをしました。
まずは紙に書かれた人(ヒントで特徴が書いてあって、それに当てはまる人)のところへ行き、次のヒントカードと封筒をもらいます。
全部揃ったら封筒の中をみてみます。封筒の中にはパズルが入っていました。パズルを協力して組み立てます。
パズルはみんなと撮った写真とメッセージでした。ワイワイと楽しそうでした。
その後はみんなでドッジボールをしました。とてもとても白熱した良い試合でした。
次の時間は大掃除です。1年間お世話になった校舎にお礼の気持ちをこめてピカピカにします。
みんな一生懸命掃除をしたので・・・
雑巾も真っ黒になりました。
3年生がお掃除とても上手でしたが、1・2年生だって負けていません。3年生のみなさん、安心してくださいね。後輩たちもとてもお掃除上手ですよ。
3月22日(火)最後の美術「版画暦」と2年生「百人一首大会」
3月22日 美術は1,2年生が時間をかけて作っていた「陽春版画暦」がついに完成しました。
みんなで分担して彫った版画に、インクをつけて刷っていきます。
インクを付ける人、紙をセットする人、乾かすところまで重ならないように移動させる人など、分担して作っていました。
全員が動き回って、スピーディに働いていました。
使わなくなった道具を積極的に洗いにいっている人もいました。
だれもが、自分で仕事を探し、動いていました。
すべて刷り終わったら、2年生から1年生へバトンタッチ。
1年生は刷り上がった暦を順番で組んでいきます。同時進行で同じ長さの紐をたくさん作ります。
組んだものの上の方をホッチキスで止めて・・・
ホッチキスのところを半分テープを付けて、紐をとじ込みます。
紐を結んで完成です。
一人一人が微妙に異なった表情をみせる、味のある暦ができあがりました。もらった人たちが思わず「ふふ」と笑顔になってしまうようなかわいい出来上がりでした。
2年生は、国語の授業で百人一首をしました。
とれると、嬉しそうです。
この時の授業は日本人がいなかったので、とれた札の文字をゆっくり追って読みかえす場面が何度も見られました。勉強しながら、レクのように楽しんでいる姿が印象的でした。
3月18日(金)理科「錯視」
3月18日 この日、1・2年生最後の理科でした。どちらの学年も教科書が終わってるので、先生が面白いものを用意してくれました。「不思議なドラゴン」です。どんなものかはブログの最後まで読んでください。
まずはドラゴンの絵といろいろな線が描かれた画用紙が1人1枚配られました。そこに好きな色で色を塗ります。
2年生は、ドラゴンとドラゴンが座っている台座と色を分けるのが流行していました。
色を塗ったら、線に沿ってきれいに切ります。(間違って切ってしまうと失敗してしまうので、丁寧に、慎重に)
あごのラインに沿っても切らなくてはいけなくて、ちょっと難しいので、先生にアドバイスをしてもらいながら切り進めます。
切れたら、山折り、谷折りをしながら、組み立てます。ドラゴンの顔も、山、谷折りにしてへこませています。・・・(のりしろには両面テープでしっかりと貼り付けて)
完成したら机の上において、少し離れたところから片目をつぶってドラゴンをみます。
顔が谷になるようにへこんで作ってあるドラゴンですが、顔が出っ張って立体的にみえるそうです。
さらに自分の首を振りながらドラゴンをみると、どこから見ても、ドラゴンと目が合い、顔がついてきてみえます。
これは「錯視」といって、脳が経験したこと(顔が立体的とか、目がついてくる)をもとに、視覚が騙されることでおこる現象だそうです。
みんなで並べて写真を撮っていました。名前をつけてかわいがっている人もいました。
1・2年生の先生たちも、「みんな大事そうにドラゴンを抱えて教室に戻ってきた」と言っていました。最後の理科、良い思い出の品ができてよかったですね。
3月17日(木)最後の音楽ミニ先生と「ミッキーマウスマーチ」
3月17日 この日、音楽は今年度最後でした。
ミッキーマウスマーチの練習を一生懸命しています。
できるようになったら、先生をよんで、検定を受けます。合格したら・・・
ミニ先生に!(ミニ先生制度、久しぶりですね)
ミニ先生と教え子で一緒に楽譜をみて確認しながら練習です。
さて、最後は、この学年みんなでする最後の合奏です。途中でわからなくなっても、わかるところから落ち着いて合流します。
指使いがなかなか難しそうです。
リズムに合わせての演奏は大変そうでしたが、みんなと合わせたいという気持ちは伝わってきて、良い演奏でした。
3月16日(水)1年生国語「矛盾」と2年生社会「諸藩の改革」
3月16日 この日の1年生は漢文で、故事成語「矛盾」について学習していました。
先生の座右の銘である「桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す」という漢文について聞き・・・
「矛盾」の学習をした後、「矛盾」という言葉を使った例文をそれぞれが考えてみます。
なかなか苦戦していましたが、解答出来た人もいました。
2年生の社会は江戸時代の話「諸藩改革」について学習していました。
この授業には日本人がいません。江戸時代のことなので、なかなか伝わりづらいことがありますが・・・
先生、ジェスチャーや絵でわかりやすいように伝えています。(みんな、うんうんと反応しながら聞いています)
プリントもふりがなを振ってあるものを作ってくれています。
陽春の先生たちは、老若男女、出身国がいろいろでもみんなが理解できるように工夫して授業しています。
生徒の「わかった!」という顔がよくみえて、とても良い光景でした。
3月15日(火) 1・2年生「最後の体育」
3月15日 この日、1・2年生も今年度最後の体育でした。うさぎグループはもう1度最後の保健がありますが、体育として運動をするのは最後になります。
うさぎグループの様子です。いつも通りラジオ体操をして・・・
それぞれ練習します。
最後に試合をしました。
最後まで楽しそうに、でもケガしないように慎重にバドミントンを楽しんでいました。
らいおんグループは、まずは準備体操をして・・・
筋トレをして・・・(うぅ・・・という唸り声が聞こえてきますが、笑いながら楽しそうに筋トレしています)
先生から筋トレ終了!と言われて・・・
すぐにバドミントンです。1秒でも長く試合を楽しむために、みんな走ってネットまで移動します。
ペアと相手をローテーションでぐるぐると移動しながら試合をしたので、いろいろな人とペアになれて、いろいろな人と対戦することができました。
意外と相性が良かったり、敵として戦うと大変だったりと、最後ですが、新しい発見があったようです。
最後は・・・
みんなでお片付けをして・・・
「礼」で終わりました。楽しそうな様子がたくさん伝わってきました。
ちなみに、みんなほんとうに運動が大好きなので・・・
授業開始前に急いで体育館まできて、誘い合ってバドミントンを楽しんでいました。元気いっぱいですね。
3月14日卒業式~陽春らしさ炸裂!?式後編~
3回にわたってお伝えした、卒業式の様子、また、1年間を通してお伝えしてきた3年生の様子も最後になります。最後まで陽春らしさがたくさんでていたので、楽しんでください。
クラスみんなで写真を撮りました。会場の前方でまず1枚・・・(まじめな写真で、そわそわドキドキな様子です)
そして、学習発表会の美術の作品展示が素晴らしかったので、「鳥」の前でももう1枚写真を撮りました。
まじめな写真とうってかわって、こちらは「いぇーい!」と、明るく元気なみなさんの様子です。
真剣なときはばっちりときめて、みんなで楽しむときは全力で楽しむ。陽春らしさがどちらもよくでていますよね。
写真を撮ったら「鳥」の作品を自分たちで回収して片づけます。
「これがほんとの、立つ鳥跡を濁さずだね」と、最後までうまいことを言っている生徒がいました。天才です。
教室に戻って最後の学活です。
最後のおたよりをみんなで読んだり、先生から歌のプレゼントがあったりと、わずかな時間でしたが、大切で愛おしい時間を過ごしていました。
教室での写真も明るく元気な様子がでています。
いよいよ学校から飛び立つ時間となりました。名残惜しいけれど、廊下に並びます。
エントランスでは先生たちが最後のお見送りをしてくれますが・・・
そこでなんと、「担任の先生作、サプライズ卒業アルバム」がプレゼントされました。
いままで何度か「卒業アルバムって、ないんですか?」「陽春ではそういうのはないんだ。アルバム代も集金していないしね」「そうですよね・・・」という会話がされていましたが、実は担任の先生たちは頑張って、夜なべしつつ、手作りでアルバムを作ってくれました。
「えー!?先生・・・これ・・・!!」みなさんの嬉しそうなびっくりした顔を特等席で先生はみせてもらいました。ずっと忘れられない光景です。
外に出て、本当に最後の別れの時間をすごしていました。
卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。
毎日みなさんから元気をたくさんもらっていました。
卒業式まで、「また明日!」と見送るようにしていました。
もう、「また明日」の約束はできませんが、みなさんがずっとずっと元気でいてくれることを願っています。
みなさんのことも、みなさんとの思い出も、絶対に先生たちも忘れません。
さみしくなったら、このブログを見返して、陽春での学校生活を思い出してください。
またどこかでお会いしましょう!「またね!」
3月14日卒業式~Ceremony編~
3月14日 ついに式がスタートします。
先生の先導で、入場します。
練習通り、ビシッと良い姿勢で、シャキシャキと歩いていて、かっこよくきまっています。
「礼」もそろっています。
「始まりのことば」を聞き・・・
いよいよ卒業証書授与です。担任の先生から呼名をされたら、はっきりと「はい」と返事します。練習のときは良い声で返事をしていた人でも、声が震えている人がいました。いろいろな思いがありますよね。
中学校を卒業したことがない人は全員、校長先生が証書を全文読み上げます。
練習した通り、両手でしっかりと受け取ります。
両手で受け取り、礼をする。ビシッと良い姿勢ですてきでした。
校長先生の話を聞いて・・・(視線を校長先生にしっかりと向けて真剣に聞いています)
卒業生代表の言葉を聞いて・・・(聞きながら、学校生活を思い出して涙をながしている生徒がたくさんいました)
式歌の「Believe」と校歌を歌います。
コロナ禍なので大きな声で歌うことはできなかったのですが、思いをのせて、精一杯歌いました。
陽春が開校したのは3年前なので、初めて1年生から3年生まで過ごした代の卒業式でした。
とても良い式でした。この後の様子も陽春らしさがとてもよくでているので、~式後編~でお伝えします。
3月14日(月)卒業式~式直前まで編~
3月14日 ついに卒業式を無事、迎えることができました。
感慨深くて、どう表現していいか、上手に伝えることができません。
そこで、3年生と「写真をたくさん載せるね」と約束をしたので、今回は写真をたくさん載せたいと思います。
言葉より、皆さんの表情の方が「伝えるもの」がある気がします。
写真から「陽春第3期3年生の最後の姿」を感じてほしく思います。
「卒業式後はあわただしくなってしまうので、式の日はいつもより早くきたらどうですか」と言われていたので早めに来て・・・
クラスメイトの出身国の民族衣装を着てみたり、別れのあいさつをしたり、看板の前で写真をとったり(明るいうちに撮っちゃお!と、人気でした)と、それぞれの時間をゆっくりとすごしていました。
みなさんはいつもすてきですが、特別おめかししてきていたので「陽春コレクション」をのせます。民族衣装の人もいて、陽春らしさがとてもよくでています。(マスクをつけたままの写真しか載せられないので、全員分はないです。もれてしまった人はすみません)
名残惜しむ時間が過ぎたあと、最後の「始まりの会」の時間になり・・・
すぐに、卒業式の入場待機場所へ移動しました。
つづきは、卒業式編でお伝えします。
3月11日(金)3年生学活「別れの花束」
3月11日 3年生は卒業式前、最後の日です。学活で、「別れの花束」というのをしました。
事前に、ランダムに決定したクラスメイト3人「秘密の友達」の良いところを書いてきてもらっていました。
説明を聞きます。
配られた紙皿に自分の手形を書きます。
「え、これであってる?」みんなで確認しているところです。
それを背中に貼ります。(協力しあいます)
ペンをもって、秘密の友達の背中にある手形に「良いところメッセージ」を書きにいきます。
「あらら!なんかいっぱい書いてくれてる気がする!」なんて書かれているか、わくわくドキドキです。
3本指(3人分)以外は、とにかく誰にでも書きにいっていいそうで・・・
電車のように長い連結になっています。みんな大好きだから、全員に書きたくなってしまいますよね。
事前には、本人たちは誰が「秘密の友達」かわかりません。少なくとも3人に、陰ながら「よいところ」をみられ続けていたわけです。
席について、ゆっくり見ます。
うれしくて、てれくさくて、でもわかれがさみしい、なんとも形容できない表情をうかべていました。
さて、いよいよ次の登校日、来週月曜日は卒業式です。「卒業式の日も、授業のうちですからね!気をぬいちゃだめよ!」と、先生に言われていました。卒業式、泣いてしまっても、みなさんらしく、明るく優しく、楽しい1日にしましょう。
3月10日(木)奉仕活動②「多目的室」「更衣室」清掃と学年集会
3月10日 3年生は奉仕活動として、多目的室と更衣室の掃除をしました。いつも思いますが、陽春の人たちはほんとに掃除が上手なんです。
協力してみんなで机を移動させて(椅子は上にあげて)・・・
モップやほうきで床を掃いたり・・・
床や椅子、棚などを雑巾がけしたり・・・
更衣室もピカピカに。
みんなほこりまみれになりながら、洋服を汚しつつも、すみずみまできれいにしていました。
そのあとは最後の学年集会でした。
先生から「最後なので、みんなに伝えたいことがある人、どうぞ」と、言われて
最初に名乗りを上げた生徒は、先生も言っていましたが「まさか1番乗りで手をあげると思わなかった」生徒でした。勇気をだしたんだと思います。それが成長したなと思えて、先生たちはうれしかったです。笑いを織り交ぜながらも、しっかりと思いを伝えました。
2番目に名乗りを上げた生徒は陽春最高齢の方です。「申し訳ないですが、最後だから、自分の話をします」という前置きをしてから、ご自身の経験から、戦争はなにがあっても絶対にしてはいけないということ、今後も強くそれを訴えていくのが自分の使命であるということを言っていました。みんな真剣に聞いていました。
3人目の生徒は、同窓会などを開催して、またみんなで集まれるといいなと言っていました。みんなそう思ったと思います。
時間が少ないなか、熱い気持ちを伝えました。
そして、担任の先生からの話です。
「学びなおし」と「学びあい」みんながほんとうに一生懸命に学んでいたという話をしていました。この辺でみんなうるうるし始めていましたが・・・
2人目の先生のときはみんなが(先生も含めて)目元をぬぐう様子、鼻をすする音がしました。生徒も「まさか先生が泣くなんて!」と、言っていましたが、本当に生徒たちを愛おしく思い、卒業させないでもっと一緒にいたい、でも、卒業させなくてはならないという思いが伝わってきました。担任の先生たち以外の先生もみんな、同じ気持ちです。
いよいよ来週は卒業式、笑顔で送り出せるように先生たちも頑張ります(でもたぶん泣いてしまいます)。
休み時間は、フォトスポットを作ったり、仲良しの人たちとおしゃべりをしていて、大事な時間をていねいに、でも楽しく「いつも通りに」過ごしていました。「いつもとおなじ」というのが、ほっこりとさせてくれたのでした。
3月9日(水)3年生の表彰・奉仕活動①・最後の美術
3月9日 この日は、2時間目に卒業式の予行練習がありました。
予行の様子は、本番ばっちり決めてくれると思うので、あえて載せません。
卒業式にまた、このブログで紹介します。
予行練習は、厳粛な雰囲気がありました。ピリッとした感じが良かったです。
予行練習が終わった後、表彰がありました。
みなさん少し照れたような、でも誇らしげな表情がよかったです。
3時間・4時間目、3年生は奉仕活動として清掃をしました。
体育館・・・
体育館の階段、入口・・・
卓球場・・・。
すみずみまで、3年間の思いをのせて、ピカピカにしました。
3時間目、4時間目には、美術の作業時間もありました。レリーフの完成を目指します。
お話がはずんで和気あいあい。アドバイスしたり、褒めあったり、楽しいお話をして、貴重な時間を過ごしていました。
完成した作品と卒業証書が引き換えになる(!?)といううわさがあり、
この時間が終わったときに、先生から「みなさん無事に卒業できそうですか?」と質問されました。
すると「(作品が完成しなくて)卒業できなそうなのであと3年くらいいてもいいですか?」
と答える生徒がいて、お互いに笑いあっていました。
卒業まで登校できるのはあと3日です。
3年生をみていると、今まで以上に1日を貴重に感じているように見えました。
「旅立ち」が近づくと、一層いとおしく感じるのが学校生活かもしれませんね。
3月8日(火)「3年生を送る会」
3月8日 この日はイベントが盛りだくさんでした。「学習発表会」のあと、3年生を送る会が開催されました。今年最大のビックイベントといえるような会です。
3年生が入場してきます。入場待機中もわくわくドキドキです。
拍手でお出迎えです。
教頭先生から挨拶があって・・・(司会は生徒会の副会長です)
いよいよ幕が上がり、1・2年生の演目「大きなかぶ」がスタートしました。
「パキスタン」から種を持ってきて植えて「中国」からじょうろを持ってきて水を遣ります。
生徒の出身国からわざわざ「種」や「じょうろ」を持ってきてくれた……という話です。
かぶがなかなか抜けないので、1・2年生の出身国の生徒に一人、また一人と、手伝いを求めていきます。
呼びかけられた生徒たちは、「YES!」というように自分の国の言葉で返事をしていました。
多国籍の陽春らしいアレンジがされています。
「せーの!うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声で力を合わせてかぶをぬきます。
3年生、見守ります。
かぶが抜けました!(かわいい大きなかぶです)
3年生から大きな拍手が送られました。
3年生へメッセージとプレゼントが送られました。
そして、3年生からは、お礼の「ダンス」披露がありました。楽しそうな様子が伝わりますよね。
じゃーん!かっこいいポーズがきまりました!年齢も、国籍も、得意不得意も超え、一丸となって気持ちを届けました。
3年の代表からのあいさつがあり…
「みなさん、最高でした!」という生徒会長からのお話がありました。みんな同じ気持ちだったと思います。
コロナ禍ということもあり、直前まで「三年生を送る会」ができるかわからない状況でしたが、嬉しそうで楽しそうな生徒の様子をみていたら、心から開催してよかったなと思いました。
ところで、じつは、3年生は直前の休み時間が終わるギリギリまでダンスの練習をしてたんですよ(内緒にしてくださいね)。
3月8日(火)「学習発表会」
3月8日 この日は学習発表会がありました。この1年間、学んだことを発表する会です。良い写真がたくさんとれたので、今回はたくさん写真をのせますね。
まずは教室で、日本語、国語、総合、英語の発表の動画をみました。
日本語は「自分の国について」の発表、国語は「将来の夢」の作文の発表、総合はブログで紹介した「国際理解」の発表、英語は3年生の卒業Presentationの発表の動画でした。
自分のクラスの人が出たときと終わったときには、大きな大きな拍手を送っているクラスがありました。
涙を流している人もいました。
後半は学年ごとに展示の見学をしました。自分の作品と一緒に写真をとります。みんなニコニコ笑顔です(カメラマンが一生懸命でいい雰囲気です)。
作品をみてまわります。「この作品、すごいねー!」「きれいだねこれ」「上手ー!」と感想を言い合いながらみます。
最後に、各教室に戻って、学習発表会実行委員からの閉会のあいさつがありました。
生徒の皆さんから「先生、学習発表会をやってくれてありがとうございました」と言われました。
みなさんのニコニコ笑顔がみられて、本当によかったです。
3月7日(月)3年うさぎグループ 最後の体育
3月7日 この日3年生のうさぎグループは最後の体育の授業でした。
最後のラジオ体操。あいかわらず、そろった動きでキレッキレです。
さて、いよいよバドミントン。
ラケットは共用物なので、事前に手指消毒をします。先生から消毒をしてもらえるのもラストチャンスなので、体育館に入る直前に消毒をしている人ばかりでしたが、甘えてみんなで「くださーい」をします。
ペアでラリーをします。
良い動きです。技の確認をします。「ハイクリア、覚えてる人!」わかる人は元気よく手を挙げます。
いきいきとした、笑い声が聞こえてきます。
最後に先生から「みなさん、体育は楽しかったですか?」と、聞かれて、みんなが「楽しかったです!!」
と、元気に返事をしていました。
この1年間、体育の様子をたくさんみてきましたが、
競技そのものを楽しむ様子、「できるようになったよ」という嬉しそうな様子などから、
たくさんのことが伝わってきました。
体育の先生も言っていましたが、卒業してもぜひ運動を続けてくださいね。
3月4日(金)「おかげさまで」、最後の「音楽」
3月4日 この日は高校の合格発表がありました。学校の所々で「おかげさまで、〇〇高校に合格できました。ありがとうございます」という言葉を耳にしました。
報告を聞いた人たちは「わー!おめでとう!!よくがんばったね!」と大きな拍手とお祝いの言葉をお返しします。
良い場面にたくさん遭遇できてよかったです。
3年生音楽は最後の授業でした。
「ミッキーマウスマーチ」をみんなで弾きました。最後の合奏になります。陽気な曲ですが指使いやリズムは難しそうでした。
そして最後に、窓を全開にして、マスク着用のまま、同じ方向を向かないようにして、前後にかさならないように気を付けながら、「校歌」と「ビリーブ」を歌いました。歌っている途中で、鼻をすする音や、目元を手で拭う様子がみられました。たくさん思い出がありますよね。各々の思いをのせて歌った2曲、とてもすてきでした。
今後もたくさんの「最後」の様子をこのブログで引き続き伝えていきます。
ところで、おひなさまは、有志の生徒さんの協力もあって無事にしまいました。また来年!
3月3日(木) ALTの先生「Last Lesson」
3月3日 この日ALTの先生は今年度最後の授業でした。ALTの先生の授業は基本的にオールイングリッシュです。
1年生は教科書を使って会話の発声練習です。グランマ役や孫役など役割分担して練習します。楽しい感じでいいねとALTの先生は英語でいろいろと褒めてくれます。
2年生は「比較」の使い方を習います。リスニングをして、ALTの先生から「こっちの方が多いと思う人~?」と、いくつか質問をされます。正解が多かったので、「すばらしい!」と褒めてくれました。
3年生は「環境問題」か「陽春分校に関すること」からトピックスを選んでグループで卒業前Presentationをしました。
かわいらしいアイテムを使っているグループもありました。
ALTの先生がそれぞれのグループの良かったところを「アイコンタクトがしっかりとできていていいね」「笑顔が良いね」と、たくさんほめてくれました。
最後に、生徒からサプライズでお礼のあいさつがありました。
ALTの先生が「陽春のこと、ずっと忘れないよ」「またいつかお会いしましょう」と英語であいさつしていました。
最後にALTの先生が日本語で「ありがとうございました」と言ったので、
生徒も「こちらこそありがとうございました」と返事をしていました。
ALTの先生は、いつも楽しく明るい授業をしてくれました。
陽春の人たちをいつもたくさん褒めてくれて、
生徒も、そして、先生たちもうれしかったです。
本当にありがとうございました。
3月2日(水)校外学習「鉄道博物館」
3月2日 待ちに待った校外学習がありました。訪れた場所は大宮の鉄道博物館です。現地集合です。
わくわく感が伝わってきますね。
各クラスごとに記念撮影します。
これは配置準備の段階での写真ですが、みなさんニコニコしていて、素敵な笑顔です。
入場すると、最初に全員でジオラマをみました。解説つきです。席は自由なので「こっちきて、一緒に座ろう!」と、誘い合って座ります。
解説プログラム中の撮影もOKだったので、動画や写真を撮って楽しんでいる人もいました。安全に電車が運行するための仕組みの話でした。日本語の解説なので、少し難しいところもありましたが、ジオラマのランプが点滅し、危険なムードになったときは、みんなが息をのんで見守っていました。
ジオラマの解説プログラムが終わったら、自由散策です。鉄道博物館は広いので、どこから見ようか迷ってしまいます。
自由時間はたくさんあります。まずは落ち着いて、見て回る作戦をたててから動く頭脳派の人たちもいました。
それぞれがとても楽しそうです。
1日を通して、みなさんの楽しそうな姿が間近で見られてよかったです。
「1日で回り切れなかったからまた行かなくちゃ」と言っている人がいました。
3年生は、チケットの「学割」が使えるうちに、またいってみたらどうでしょう。
今は予約制なので、「予約」をしてからいくようにしてくださいね。
3月1日(火)総合発表「国際理解」~Part8~
3月1日 うさぎチーム総合発表の最後の1人は、陽春最高齢の方でした。テーマは「プラスチック汚染」について。
昔は、魚を買っても新聞紙で包んでいたし、ペットボトルなんてなかったと言っていました。便利な世の中になったと思うけれど、最後の扱いが悪いせいで、環境汚染につながるということを問題提起していました。
「海に流れ着くプラスチックごみは自分で来たと思いますか?違いますよね。人間が捨てたからです。」と言っていて、深く考えさせられる、心に残る発表でした。
3年生は休み時間に、学習発表会に向けて、協力して美術の作品を展示していました。
高いところは得意な人に任せます。たよりになります。
美しく・バランスよく掲示できました。また学習発表会のときに紹介します。
体育ではバドミントンをしていますが、ライオングループはラジオ体操の後筋トレを少しします。
きついけれど、みなさんよく頑張っています。
バドミントンの様子はまた今度紹介します。
どの授業も「最後」が近くなってきています。中には「最後」になってしまった授業もありました。
今年度あとわずかになり、これから紹介できることも少なくなってきていますが、
生徒の皆さんの「いいところ」を授業を中心に伝えていきます。
最後までこのブログを楽しみにしていてください。
2月28日(月)総合発表「国際理解」~Part7~と、ラスト保健授業、新入生説明会
2月28日 この日も3年生のライオンチームは発表がありました。
1人目・・「多様な性(生)」についてです。性的マイノリティやLGBTなど、性は多様であること、そういった性的マイノリティの人たちが困ること、どんな性(生)であってもよいはずだということを伝えていました。最後にお願いという形で、笑いものにしないということや、性が多様であるということを理解していてほしいということを言っていました。とても考えさせられる発表でした。
2人目は・・・フィリピンの大人気料理「カレカレ」の作り方です。カレという名前ですが、カレー味ではなく、チンゲン菜やインゲンなども入れて、ピーナッツバターの味がポイントの美味しい料理だそうです。紹介された材料以外にもエビのペーストなどをいれるともっと美味しいそうです。食べてみたいなと思える発表でした。
3人目・・・「野口英世」についてです。この生徒は、野口英世と関わりの深い、ガーナの出身であることからこの発表にしようと考えたそうです。大変よく調べてあって、英語と日本語、2か国語で発表しました。野口英世記念館にも行ったそうです。
同時に3年うさぎチームは最後の保健授業を受けていました。交通事故の防止について学習していました。
陽春分校には自転車で来る人もいたり、休みの日にはバイクや車に乗る人もいます。大人がほとんどなので、基本ルールは知っていますが、自分が事故にあわないために、また、自分が事故の加害者にならないように、交通ルールやあぶない状況などを丁寧に再確認していきます。
身になる授業、真剣そのものです。
新入生説明会がありました。少しのわくわくと、緊張感が伝わってきます。次に来るのは4月8日です。元気にお会いできるのを陽春で楽しみに待ってます。
2月25日(金) 音楽「ミッキーマウスマーチ」
2月25日 歌舞伎「勧進帳」を終え、この日からキーボードで新しい曲にチャレンジしています。
陽春分校は1人1台、キーボードを使えるようにしてあります。
まずは、音符あてクイズから。先生がランダムに出題する「音符」を声に出して読んで、キーボードで弾きます。正しく読んで、正しい鍵盤を弾かなくてはいけないので、大変です。
先生に「ちがいます♪」「おしい!」と、言われながらも果敢に挑んでいます。
さて、まずは課題曲を聴きます。「たぶん全員が聴いたことある曲だと思いますよ~」と言われ、イントロクイズのように集中して聴いています。
「ミッキーマウスマーチ」です。軽快な音楽に、みなさん、リズムをとりながら聴いていました。
いろんな国の人がいる陽春分校ですが、みんな知っていそうでした。
まずは出だしの部分。指の確認をしながら弾きます。
出だしは同じ音符を8回弾きますが、リズムが難しいようで苦戦していました。スキップするように、楽しい感じで弾くのがコツだそうです。
聴きなじみのある曲でみなさん楽しそうでした。次回もどんどん続きを習うようですので、卒業までに「ミッキーマウスマーチ」、ぜひマスターして、聴かせてくださいね。
2月24日(木)おひなさま
2月24日 エントランスにお雛様が飾られました。陽春の先生が貸してくれた立派な7段飾りのお雛様です。
生徒さんたちも手伝ってくれて無事に飾ることができました。
まずは丁寧に丁寧に箱から出します。
一通り箱から出してみます。(そぉっと手渡ししています)
だいたいの位置に置いたら・・・(彼は五人囃子だから3段目だねと指示がでます。)
写真を見ながら調整していきます。
置く位置が決まったらここからが(も?)大変です。楽器や矢など小さな小物を持たせなくてはいけません。
なぜだか呼吸をするのを忘れて見守ってしまいます。
完成しました!
「菅原道真は授業で習ったの覚えてる?」「小野小町はNo.1Japanese美人だよ」「これはお嫁に行くとき持って行く道具だよ」と先生から教えてもらっていました。
通りかかった生徒さんたちが「きれい~」「すごい!すてき!」と言っていて、日本人の生徒さんはもちろんのこと、海外からきた生徒さんたちも日本の伝統文化に触れる良い機会だなと思いました。
3月3日が過ぎたらきちんと仕舞います。みなさん、安心してくださいね。
2月22日(火)総合発表「国際理解」~Part7~
2月22日 この日の3年生の発表も個性的で、面白くてよく調べられた発表ばかりでした。紹介します。
1人目は・・・献血についてです。献血の使い道や必要性などを調べてまとめてありました。この発表者の方は、献血をしようとしましたが、自身が使っているうがい薬がひっかかり、献血をすることができなかったそうです。でも、実際に見た、献血ルームの雰囲気を伝えることで、他の人の献血に対する恐怖心を軽くしようと、一生懸命発表をしていました。また、献血ができない条件も調べて、注意喚起をしていました。
2人目は・・・絶滅危惧種についてです。絶滅危惧と一言でいっても、カテゴリー(ランク)分けされているそうです。すでに絶滅してしまった種もいるそうです。日本ではニホンオオカミやニホンカワウソなどがそうです。今絶滅してしまいそうな生物を守るためのアクションも紹介していました。
3人目は・・・日本のおにぎりとアジアのおにぎりについてです。アジアのおにぎりには草で包んで携行しやすくしたものや、げんこつという意味のおにぎりなどがあるそうです。自分でおにぎりを作った感想も発表していました。みんなから「おにぎり食べたくなっちゃったな~」という声が所々から聞こえてきました。
4人目は・・・台湾のお祝いについてです。赤ちゃんが生後4ヶ月になると健やかに成長するようにお祝いの儀式をするそうです。赤ちゃんにクッキーやドーナツの首飾りを巻くそうです。また、16歳になると伝統的な衣装を着て成人を祝う地方があるそうです。お祝いの日には紅い亀の甲羅を模した餅を食べることもあるそうです。
どれもよく調べてあって、メッセージ性があったり、ポリシーを感じる良い発表ばかりでした。
受験生は受験前の登校最後でした。受験生へクラスメイトからエールが送られたり、持ち物の確認を一緒にしたり、励ましている様子がたくさんみられました。各々が心に残す方がいいかなと思い、写真には撮りませんでしたが、とてもすてきな場面にたくさん出会うことができました。受験生のみなさんが、実力を出し切れるよう願っています。
2月21日(月)総合発表「国際理解」~Part6~
2月21日 1・2年生も発表があったので、ご紹介します。まずは1・2年うさぎグループからです。
1人目は・・・中国の住宅事情についてです。マンションに住む人がほとんどで、内装がされていない状態で売られているので、自分たちの好みにカスタマイズができるそうです。また、キッチンについては、中国の料理は火力が強かったり、油を多く使うので、日本のようにリビングやダイニングと一体になっていることはなく、独立だったり、個室なんだそうです。なるほど。
2人目は・・・民族衣装について発表しました。人形に着せる、ミニチャイナドレスを自分で作りました。
世界のいろいろな民族衣装が調べてあって、とても面白かったです。
3人目は・・・中国のサラダです。豆腐を干した麺のようなものを使います。パクチーやきゅうりなども入れて、とてもヘルシーなサラダです。豆腐を干した麺の味の想像がつかないので食べてみたいです。
ここからは1・2年のライオングループです。
1人目は・・・フィリピンの「ハロハロ」についてです。かき氷のような冷たいデザートで、フィリピンで人気のハロハロの店を紹介してくれました。また、自分で作ったものも動画で発表していました。コーンなどが入っていて美味しそうです。
2人目は・・・フィリピンの料理「アドボ」の作り方です。豚の角煮のような感じですが、酢を使っていて、ニンニクやナンプラーも使うそうで、ちょっと日本の角煮とは味が違うそうです。
じつは、データのトラブルがあり、発表の準備がうまくいかない生徒がいました。でも・・・
発表ができるようにみんなで考えたり、空いた時間をトークでつないだりと、手伝っていました。陽春の人たちの優しいところが、こんなピンチのときにもみられました。
2月21日(月)総合発表「国際理解」~Part5~
2月21日 この日は3学年とも発表がありました。
3年生
1人目は・・・フィリピンの学校についての話でした。フィリピンには以前は高校がなく、中学4年間を過ごしたら義務教育を終え、一部の人だけが大学に進学するような制度でした。でも、2013年に教育改革が行われ、高校ができたそうです。この発表では、高校でのことをクイズ形式で出していました。(発表時の写真とれませんでした。すみません)
2人目は・・・トルコの料理「ラフマジュン」の作り方です。ピザのような感じですが、スパイスを入れた味付けなんだそうです。
3人目は・・・「腌篤鮮」という料理で上海豚肉スープの紹介です。鍋や材料を手作りのイラストで作り方の説明をしました。上海の家庭料理で、クミンを入れたり、塩の量など味のアレンジができるそうです。
4人目は・・・中国の「ピーマンの肉詰め」です。ピーマンというよりシシトウに近い細長い形のピーマンに肉をつめて焼いていました。普段料理をあまりしないようですが、一生懸命頑張って作っている感じがしました。
5人目は・・・ネパールの「モモ」についてです。桃ではなく、ネパールでは「モモ」は餃子のように、肉や具材を生地で包んで蒸したものだそうです。スパイスや酢、パクチーなど、餃子とはちょっと違う味付けみたいです。餃子のような、肉まんのようでもあり、おいしそうです。
6人目は・・・中国(仏教)の「放生(ほうじょう)」についてです。コロナの収束や、みなさんの健康を願い、「放生」について発表しようと思ったきっかけだそうです。イラストも自分で考えて、美しいポスターができました。
1・2年生の発表はPart6でまたご紹介します。
2月18日(金)音楽 歌舞伎「勧進帳」
2月18日 この日の音楽は歌舞伎「勧進帳」の鑑賞最後の日でした。
前回、偽物の「勧進帳」を読み上げ、富樫から投げかけられるさまざな問いを、すべて答えることで疑いがはれた弁慶たちでしたが、まだそれだけではないんです・・・と、不穏な感じで終わっていました。
関所を通れると安心したところで、番兵の一人に、「義経に似ている」と指摘されてしまいました。
さて、その疑いを晴らすために、弁慶はどうしたでしょう。
まわりと相談して考えます。
「棒をもっているから、これで手品をしてみんながびっくりしているうちに逃げちゃう!」「棒で富樫たちを倒して逃げる」といった面白い意見が出てきました。
答えは、主君である義経を棒で叩くことで、義経でないということをアピールした。でした。
通しで鑑賞します。真剣に画面をみて、引き込まれていました。ストーリーを習ったので、しゃべっている日本語は難しいですが、今このシーンだなと、イメージできたようです。
逃げようとしたが、富樫によびとめられました。疑ってしまったお詫びに、お酒をふるまってくれるそうです。
お酒をたくさん飲んだ弁慶ですが、扇子をもってなにかしようとしています。なにをしようとしているか周りとまた相談します。
「手品で鳩を出す!」「大道芸!」と、みなさん面白すぎる考えです。
弁慶はお酒のお礼にと舞を舞って、そのうちに義経たちを先に行かせます。
みなさん動画にくぎ付けです。
観終わった後、自然と拍手がおこりました。本物も観てみたい!と、興味がわいたようです。この先も音楽の授業は多種多様な授業が展開されるようです。楽しみですね。
2月17日(木)「進路ガイダンス」と理科「地球と人間」
2月17日 この日は進路ガイダンスがありました。来週はついに受験です。
この日はプリントの提出がありました。乗る電車や、誰と行くかなど当日の動きを事前に自分で調べて書いた、試験当日の動きのプリントです。受験生のみんなが安心して受験ができるようにと、陽春の受験担当の先生が作ってくれました。手厚いサポートです。
事前指導です。配布されたプリントを見ながら進めていきます。内容は当日までに準備することや、コロナ感染症に関わることなどです。こちらも、受験担当の先生が、何度も何度も受験要項を読み込んで、みんながわかるように作ってくれました。もう一度言いますが、本当に、受験生のみんなのためを考えた手厚いサポートだなと思います。
体調に気をつけて、全力を発揮できるよう、願っています。
さて、3年生の理科は教室で行っています。
「地球以外の惑星や天体に動物はいると思いますか?」という質問からのスタートでした。
「いると思う」と答えた人が多かったです。「微生物くらいいるんじゃないですか?」と、言った人がいました。良い着眼点です。でも答えは「今のところはいないと思われる」そうです。
生命が存在するための条件は、「空気」「水」「温度」があることが必要だそうです。
「じゃあまずは空気。空気はどんな成分でできてるかな?」という先生からの問いに「酸素!」と元気よく答えます。「化学式は?」ときかれ、一瞬みなさんの動きが止まりましたが、無事に「O2です!」答えがでました。
「水」の説明です。「氷を水に入れると浮かびますよね?体積が違うからです。」
同じ質量でも、液体(水)の方が固体(氷)より重いそうです。「氷になるとなにかが小さくなります。何でしょう」ヒントは、「み〇〇」です。と、言われて、「みかん!」と元気よく答えてみんなで笑っていました。
答えは「みつど」でした。実験のスタイルでの授業でなくても、笑いがあふれる明るい授業でした。
2月16日(水)3年生 最後の美術
2月16日 この日3年生は3年間の美術、最後の日でした。1日特別授業で作業日がありますが、授業としては最後です。
新校舎の校歌に使う「レリーフ」を作る続きをしています。みなさん彫刻刀の使い方にだんだん慣れてきました。
職人のような雰囲気がかっこいいです。
真剣にケガをしないように彫り進めていますが、近くの人とお話をしながら、楽しく作っていました。
おいしい韓国料理の作り方や、相談ごと、冗談や宿題のこと、作品を褒め合ったりと和気あいあいとした、明かるく楽しいムードです。
作品をつくるのはとても大切なことですが、それだけでなく、それ以上に大切な時間を過ごしているように感じました。
完成品です。写真では伝わりづらいですが、3㎜くらい字が浮き上がるように一生懸命彫っています。
さて、作業が終了すると・・・
先生に言われなくても自然に掃除が始まります。むしろ授業開始前よりきれいにするくらいの勢いだそうです。
最後は先生のお話をよく聞いて・・・
3年間の気持ちを込めて「礼」で締めくくりました。
最後の授業ときくと、さみしいですが、まだまだ授業や学校生活は続きます。
みなさんの良さを最後の最後まで、このブログで伝えていきます。
2月15日(火)総合「国際理解」発表~Part4~
2月15日 総合の発表はまだまだ続いています。この日はうさぎグループの発表です。
1人目は「地球環境」についての発表です。
この発表者の方は、自分のお子さんに世界の環境の現状を教えて、自分たちでできることを、一緒に取り組んでみたそうです。たしかに、下の世代に今の問題を伝えていくのも、大切なことですよね。
2人目は「環境問題」についての発表です。CO2を削減することを調べました。
CO2削減のために家で自分たちが取り組めることだけでなく、企業の責任などたくさんの情報がまとめてありました。
3人目は「難読漢字」についての発表です。世界の地名(アメリカなら米国のような)や、日本の旧国名(大阪周辺を摂津というような)を漢字で表したものです。
この発表者の方は、スマホやタブレットなどの普及により、漢字を書く機会が減ったとことから、漢字を大切にしたいと思ったことがこの発表にするきっかけになったそうです。世界の国名は当て字がほとんどなので、「こんなに面白い漢字の国もあります」と紹介していました。
4人目は「オクラ」のことを発表していました。
オクラにもいろいろな種類があって、花の部分を食べるオクラだったり、赤い色のオクラ、オクラキングという名前の通常の3倍くらいありそうなくらい大きなオクラなどを紹介していました。自分で実際に食べてみた感想なども発表していました。
5人目は八ッ場ダムについての発表です。
八ッ場と書いて、やんばと読みます。水陸両用バスでツアーに実際に行ってみて感じたことや、八ッ場ダムの歴史、ダムはなんのためにあるのかということを発表していました。
発表が終わった後は大きな拍手をみんなで贈ります。発表者は緊張しますが、あたたかい雰囲気が伝わってきます。
この先の発表も、楽しみです。
2月14日(月)総合「国際理解」発表~Part3~
2月14日 この日3年生の総合は引き続き発表です。
今回も楽しくて、興味深い、でも考えさせられる発表がたくさんあったので紹介します。
〇1人目は水についての発表です。
「水」は限りある資源であり、大切にすべきです。使い方を工夫して節水を心掛け、意識することが大事です。
最後に、水に関する格差のことも話していました。
重い課題ですが、心に響く、考えさせられるメッセージだと思いました。
〇2人目は動画でネパールティーのおいしい入れ方の発表でした。
砂糖はすきなだけ入れていいそうです。(笑いが起きていました)
〇3人目はパシュトゥー語の書き方についての発表です。
最初の導入部分で「多文化共生」について話をしていました。ほかの国を知ること、理解することで「共に生きていくこと」につながると言っていました。そこで、この発表の本題のパシュトゥー語の書き方につながっていきます。
表記はアラビア文字と・・・(ここまでは誰でもわかります簡単ですけどと言いいましたが、みんなで大笑いしながらわかんないわよ~とつっこみを入れました)
パシュトゥー独自の音をあらわす8文字を使っているそうです。
難しいけれど、そうなんだともっと知りたいと思えるような発表でした。みなさんも「知らなかった」と言いながらよく発表を聞いていて、導入の「多文化共生」に一歩近づいた気がしました。
〇4人目はベトナムの料理、「ゴーイクオン」の作り方の発表です。
動画の途中に、注意点や、ポイントが書いてあり、わかりやすい動画でした。
日本語学習中の生徒ですが、日本語で一生懸命伝えていました。
〇5人目はSDGs17の目標のうち、5番「ジェンダー平等を実現しよう」についての発表です。
「大統領、管理職、パイロットなどで思い浮かべるのは男性ですか女性ですか」「では、家事や子供の世話で思い浮かべるのは?」と、質問し、みんなで考えながらすすんでいく発表でした。
みんなが顔を上げて考えています。引き込まれる良い発表でした。
どの発表も本当に興味深く、また考えさせられたり、楽しくて引き込まれるような良いものばかりでした。
2月10日(木)3年国語「漢文」
2月10日 この日の3年生の国語は「漢文」のルールを確認していました。「論語」から学びます。
基本ルールの確認から。漢文は古代の中国語の文です。
日本語とは異なった読み方なので、日本人からは「レ点ついつい忘れちゃう・・・」中国の人からは「送り仮名やふりがながない白文の方が逆に読みやすい」と漢字を使わない国から来た人からは「ひらがなしか読めない・・・」と国際色豊かな陽春だからこそ新しい発見やそれぞれの難しいポイントがありました。
置き字の説明です。日本では置き字は読みませんが、語調を整えたり、 微妙なニュアンスを出したりするなど「深い意味」があるようです。この文では「而」がそうです。ここでは、接続詞のような働きで、「そして~」のような意味があるようですと説明がありました。
みなさんプリントとホワイトボードをよくみています。集中力がすごいです。表情が真剣そのものです。
国語では、もう少し漢文が続くようです。難しい内容ですが、ゆっくり学習していきましょう。
ところで、この日は雪が降りました。陽春には雪が降らない国から来た人がたくさんいます。
休み時間に外をみて、帰るとき気をつけなきゃと言いつつ、ワクワクしている感じが伝わってきました。陽春のみなさんとワクワクや感動を一緒に実感できてよかったです。
2月9日(水)体育「バドミントン」
2月9日 さまざまな年齢層のいる、陽春分校ですが、今学期の体育はすべての学年でバドミントンをしています。
もちろん、ライオンとウサギにグループを分けて、運動強度や教わるスピードも異なりますが、それでも同じことをできるように、ケガの危険のないように考えて体育の授業をしています。
まずはみんなでネットを張ります。
力に自信がある人はポールを運び、他の人はネットを張る、ひもを結んだり、ラケットをとってあげたりといったように、協力して自分のできることをします。
自分の力で難しいことは、できる人に素直にまかせる。でもその代わり自分が手伝えるところは自分でやる。そうして支え合って学校生活を送っている姿は、間違いなく陽春の良さだと思います。
この日は、打つときの技を練習していました。先生から、後ろに転ばないように注意してね、と指示が出ました。
ハイクリア・・・高く遠くへ打ちます。
ドロップ・・・相手の陣地、ネットぎりぎりに落とす。「スマッシュのように強く打つとみせかけて、手前に落とす技です。」と先生に言われて、手前に落ちてくるとわかっていても翻弄されていました。
ドライブ・・・ネットぎりぎりを、地面と平行に打つやり方です。スピーディに返球します。
終わった後はみんな汗をうっすらかくほど、白熱していました。とても楽しそうにプレーをしていますが、負けないぞという意気込みも伝わってきました。熱くなりすぎてのケガには注意ですが、楽しく運動していてとても健康的でした。
2月8日(火)総合「国際理解 発表」~Part2~
2月9日 この日の総合も発表です。このグループは紙での発表が多いですが、わかりやすく、簡潔、でも情熱的な作品ばかりです。陽春の良さがたくさん出ているので、少しご紹介します。
自分の国の料理を作ってきて、動画を流したり・・・(トルコの料理だそうです。肉詰めコロッケのような感じで、少し辛いそうです。完成した写真をみておいしそうと声があがっていました。)
クラスメイトの出身国のことを調べて紙にまとめたり・・・(なんと、国旗をお弁当で表現しているそうです・・・!それぞれの国の特徴を「この国は~の世界ランキングが3位で~」など、面白い視点で発表していました。)
秩父の札所巡礼を実際に体験したことを発表していたり・・・(秩父の観音様の納められたお寺、34か所を回ることを札所巡礼というそうです。御朱印をいただきながら巡ったそうです。御朱印帳をみせたとき「かっこいい」「すてき」と、声があがっていました。)
埼玉県の伝統芸能をパワーポイントを使って発表している人もいました。
(みなさん埼玉に住んでいてもみたことのない芸能がたくさんあり、「初めてみた」という声があがっていました。)
どの発表もみなさん着眼点が面白く、また、今回のテーマは「国際理解」なので、自分の国のことを一生懸命に伝えようとしているのがよく感じ取れました。
発表が終わると、「おつかれさま」の意味もこめてみんなで大きな拍手を送ります。良い雰囲気です。この後も数週にわたって発表は続きます。楽しみです。
2月7日(月)総合「国際理解」発表~Part1~
2月7日 いよいよずっとみなさんが一生懸命に作っていた、総合の発表がスタートしました。
この日は第1弾です。
1・2年生はタブレットやPCで、3年生は模造紙でもタブレットでも良いことになっています。ルールとして、自分の作ったものや、したことを入れることになっています。
自分の国の料理やおやつについての発表や・・・
陽春にいる人の国のあいさつを動画でとって発表に使ったり・・・
問題提起をしてみんなに考えさせるような発表だったり・・・
自分の国の植物の育て方を発表したりと・・・
どれもよく調べてあって、見ごたえある作品ばかりでした。
発表のテーマもさまざまでとても面白いです。
発表が終わったら、みんなで評価します。発表でよかったところ、わかったところを書きます。
どの発表も興味深く真剣に聞いていました。
この先も発表が続きます。楽しみですね。
2月4日(金)音楽 歌舞伎「勧進帳」
2月4日 音楽では歌舞伎の「勧進帳」を学習していました。
まずは、歌舞伎「勧進帳」の登場人物やあらすじの確認です。
義経や弁慶は兄から逃げています。捕まらないように、山伏の恰好に変装して逃げています。
「タイトルにもなっている勧進帳とはなんでしょう?」先生の私物の巻物をみせてくれました。
「勧進帳」はお寺などの寄付をつのるお願いや、名簿などが書いてある巻物だそうです。「勧進帳」をもっていることで、山伏だと証明できるそうです。
「では、弁慶たちは偽物の山伏ですが、勧進帳をもっているでしょうか?持ってると思う人~持ってないと思う人~」
最後に歌舞伎を実際に観てみます。
言葉は難しいようでしたが、みなさん画面にくぎ付けになっていました。
この先の展開が気になりますね。
次の授業を楽しみにしていましょう!
2月3日(木)国語「おくのほそ道 確認問題」
2月3日 3年生の国語の授業では、みなさん真剣にプリントとにらめっこしていました。(写真は違うクラスの同じ内容の授業の時のものです)
陽春では定期テストはありませんが、たまに確認テストをしています。
陽春では、中間テスト・期末テストはなく、成績で順位をつけたりもしていません。でも、どれくらい理解できたかな?という意味で、予告をして確認のためのテストをすることがあります。
今回は、おくのほそ道・平泉から出題されました。みなさん机の上には筆記用具だけ準備して、テストを受ける姿勢が、ばっちりできています。
問題文はすべてふりがながふってあります。漢字を学習中の生徒さんも、読むことができます。
終わった後に「むずかしかった~」と、きこえてきました。「でも点をとれたところがあるよ」と教えてくれました。
最後の問題で、「この作品は旅行中に書いた作品ですが、あなたはどこに旅に行きたいか、理由も含めて1文で答えなさい」という問いがありました。
「地獄に行ってみたいなぁ、行って帰ってきた人いないもん興味がある!」「松尾芭蕉が辿った道をいってみたいな。せっかく習ったしね。」さすが陽春のみなさん、素敵な考え方です。
確認問題は、緊張感があっても、楽しんでいる様子がどこかみられました。
陽春の良さがなんとなくあるように感じました!
2月2日(水)2年生社会「江戸時代・交通路の整備」
2月2日 この日の2年生の社会は江戸時代の話。「交通路の整備と都市の繁栄」という内容です。
江戸時代、車も電車もない時代なのでたくさんの荷物を運ぶために、船を使っていました。
先生が船の絵を描いて説明してくれました。
天下の台所(蔵屋敷と呼ばれる年貢のお米などを収納した倉庫がたくさんある)と呼ばれた「大阪や京都」から、将軍のいる政治の中心「江戸」への海路のルートを教わりました。
最後に先生が「くだらない」話をしてくれました。
上方と呼ばれた、大阪や京都からさまざまな「品質の良いもの」とされるお酒などを江戸に「下らせて」きていました。授業で習った、海路のルートです。一方、江戸の周辺でできたものは、「品質があまりよくない」または、「下る」ルートでこないので、「下らない」つまり、「くだらない」物とされたそうです。
この授業では、日本人の生徒さんがいないので、「くだらない」と言ったことも言われたこともないようでしたが、
とてもためになる「くだらない話」を楽しく聞いていました。
ところで、登校してきた生徒さんが、3階のホールのところでなにか写真をとっていたのでみてみると・・・
きれいな夕焼けです。癒されました。きれいな夕焼けを、教えてくれてありがとう!
2月1日(火)冬の大六角
2月1日 陽春分校では不定期に、星座に詳しい先生が「星」についての掲示物を作ってエントランスに貼ってくれています。今はみなさんとみるのが難しいので、ご紹介します。夜空を見上げてみてください。
南の空をみてください。「オリオン座」の赤い1等星(とても明るいという意味)であるベテルギウス、その左下の星空の中でいちばん明るい「おおいぬ座」のシリウス、そして、ベテルギウスの左にある「こいぬ座」の1等星プロキオン、この3つの星が作る三角形のことを「冬の大三角」といいます。これは結構有名なので、知っている方もいるかと思います。
ベテルギウスを中心にして「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」のプロキオン、「ふたご座」ポルックス、「ぎょしゃ座」のカペラ、「おうし座」のアルデバラン、「オリオン座」のリゲルがつくる6つの角をつないでできる六角形のことを「冬の大六角」といいます。「冬の大三角」の外側にあります。
宝石のように美しく輝いているので、「冬のダイアモンド」とも言われています。
ぜひ、今日星空をみてみてください。陽春の生徒さんで、星のことでわからないことがあったら、「星座に詳しい先生」に聞いてみてください。今3年生はお休みですので、上の説明がよくわからないときは、電話で聞いてもよいそうですよ!
1月31日(月)総合「節分・豆まき」
1月31日 この日の総合では先生が、なにかのお面をつけていました。
そのまま「節分」の話をききました。
陽春は海外から来た生徒が多いので、「節分」や「豆まき」を知らない人がほとんどです。
鬼が出ている豆まきの映像をみて、くすくすと笑いが起きていました。先生がつけていたお面は「日本のモンスター・鬼」でした。
そしてなぜ、豆をまくのか習いました。「鬼は外、福はうち」なんとなく聞いたことがある人もいたようです。
「豆はまくだけではありません 。どうすると思いますか?」実際に豆をみせてもらいながら先生に聞かれました。
「食べるのかな?」みなさん、感が良いです。「じゃあ何個食べると思う?」
「8個!縁起が良いから」「7かな?ラッキーセブン!」と予想をたてます。
先生が「人によって、食べる数が違うよ。陽春で一番多く食べる人は89個かな?」と言ったら
「あ!年の数!」とすぐわかったようです。「100個食べたいな~」とかわいらしい感想もありました。
年の数食べることで、邪気を払い、幸福や健康を取り入れることができるそうです。
豆まき集会は延期になりましたが、2月3日にみなさんもお家でぜひ「豆まき」をしてみてくださいね。
1月28日(金)道徳「仕事について考えよう」
1月28日 この日2年生の道徳は教科書の「宇宙人」というお話から、「仕事について考えよう」というタイトルで、行われました。
ある日、地球にきた宇宙人が、一人の少年を観察します。少年の名前は「リツ君」。リツ君は、将来、どんな仕事をするか悩んでいます。そのリツ君が、一人で食堂へきました。食堂にいたお客さんたちから、それぞれの仕事についての話を聞きます。その様子を見ていた宇宙人が、自然と役割分担を行い、助け合っている地球人に、おどろきと疑問を抱いているというストーリーです。
食堂、電機屋、魚屋、全くやりたくない仕事をしている人、花屋、イラストレーター、働いていない人の話でした。その後、「どんな仕事をしたいですか。そのわけも 書いてください。」と課題が出され、それぞれ考えました。
パイロット…どこにでも飛べるから
国際貿易…外国の人との交流ができる。国際分業の中で、自分の役割を果たすことで、達成感が得られる。
心理学者…様々な人々の価値観を聞くのが大好きだから。心理的な問題を抱えている人を助けたいから。
先生…陽春の先生に会って、そう思ったから。
医者…病気の人を助けたいから。
美容師…ファッションが好きだから。
と具体的な理由も述べられました。
最後に、「仕事をするときに 大切なことは なんですか?」を考え、発表しました。
一人一人が、「働く」という活動を通して、いろいろなことを深く考えていることが見てとれました!
1月27日(木)英語「ALTの先生」
1月27日 この日はALTの先生がきてくれました。3年生の1クラスは今年初めてALTの先生に会いました。
ALTの先生が、冬休みどんな風にすごしたかお話をしてくれました。
ALTの先生は年中暖かい国から来たので、初めて日本で雪を見て、とても興奮して、たくさん記念写真を撮ったそうです。
すてきな冬休みがすごせたようです。
それから、一人一人丁寧に、「How are you?」と、きかれました。
「I am sleepy!」「I am hungry!」「Fine thank you!」と元気に答えていました。
みなさん日に日に「How are you」に対しての返事の種類が増えてきたように感じます。
ALTの先生との会話は基本的に英語ですが、みなさん積極的に会話をしようとしていました。
この調子で、これからも授業を受けていきましょう!
1月26日(水)3年美術「レリーフ」
1月26日 3年生はこの日の美術から新しいことがスタートしました。
どんなことかというと
四角い木に文字が書かれた紙を貼り付けて・・・
カーボン紙を紙と木の間に挟んで・・・
上からペンで文字をなぞっていきます。ずれないように、ていねいに、ていねいに。
紙を外して、カーボン紙で転写された文字を彫刻刀で彫ります。文字のぎりぎりを三角刀や平刀を使って彫ります。
削った木くずが付かないようにマイエプロンや、手を切ってしまわないように軍手を持ってきている人もいます。本格的ですね!
三角刀の頂点を基準に彫り進めてしまうと、だんだん文字が削れて消えてしまうので、角度や辺も意識して彫らなくてはいけません。
みんなで文字を彫って、なにを作っているかというと・・・
3年後に完成する新校舎で使う、校歌のレリーフです!3年計画で進めています。かっこいい文字は書写の得意な先生が、一文字一文字こだわって書いてくれました。
「私たちの代わりに新しい校舎に連れて行ってもらえるんだね。」「そうだよ~何年も何十年も何百年も残るんだから!」「何百年はどうかな~?」と楽しそうに、でも、卒業する日を思いながらていねいに作っていました。
作業が終わったら、さすが陽春のみなさんです・・・
自然と掃除が始まり、自然と役割分担をしてきれいにしていました。
本当にすごい、準備から片付けまで自主的にできる生徒の皆さんでした。
1月25日(火)体育 「バドミントン」
1月25日 体育は全学年、今週から「バドミントン」がスタートしました。うさぎグループの様子です。
まずはしっかりとストレッチをして・・・
ラケットの持ち方の確認です。
個人練習です。真上に打つのに慣れたら・・・
もっと、高く高く打つ練習です。
みなさん上達が早いです。
次はペアでラリーです。相手が打ちやすいように返球します。
みなさん汗をかくほど熱中していました。
ちなみにらいおんグループは・・・
ネットを挟んで本格的にバドミントンをしています。
けがなく、安全に、楽しみましょう!
1月24日(月)学習会と受験ガイダンスと願書
1月24日 授業開始前に、学習会や受験ガイダンスをしています。
陽春の受験生たちをサポートするために、5教科の学習会を先生たちで開いてくれています。
みなさんの受験勉強のサポートとはもちろんですが、高校に進学したあとも困らないようにと先生たちは考えて学習会を開いています。陽春の先生はベテランの先生が多いので、受験対策もしっかりとサポートしてくれます。
受験のガイダンスとして、願書の書き方も先生たちにフォローしてもらいながら作ります。
間違えないように下書き、お手本をしっかりと見ながら記入して・・・
書けたら、あっているか先生にチェックしてもらいます。
手厚いです。
みなさんが安心して受験できるように、先生たちもサポートを頑張りますね。
1月21日(金)道徳「あきらめないでやりぬく~父の思いを受け継いで~」
1月21日 この日の道徳、1年生は「あきらめないでやりぬく~父の思いを受け継いで~」というタイトルで、
1964年の東京オリンピックで使われた聖火台を作った鋳物師の親子についてみんなで考えました。
鋳物は陽春分校がある川口市の代表的な産業の一つです。
そのオリンピックの聖火台を作ったのは、なんと川口の鋳物師「鈴木萬之助・文吾さん親子」です。
聖火台を作るという依頼を親子で引き受けましたが、当時最高の技術を持つと言われた父、萬之助さんは、志半ばで亡くなってしまいます。文吾さんは一人残されて、途方に暮れました。文吾さんは一人でこんなに大きい鋳物を作ったことがありません。期限も迫っています。
「さて、みなさんが文吾さんならどうしますか。」先生に問われます。
このクラスでは満場一致で「作り続ける!」と答えました。「でも、無理かもしれないよ?いま断ればまだ他の人が作ってくれるかもよ?」と言われましたが、「あきらめない!やります!友達とか家族に手伝ってもらってでも!」責任感が強い人たちです。
「作る!」とクラス全員で決めましたが、それでも、作り続けた場合のメリット・デメリット、作るときのを止めたときのメリット・デメリットを意見を出し合います。
「では、みなさん、あきらめないでやりぬく意味はなんでしょう?あきらめないでやりぬいたとき、どんな風に感じる?」
このクラスの生徒は、「達成感がある」「がんばってやりぬいたなぁって自信になる」「もっともっと頑張ろうと思える」と答えました。すてきな思いがあるように感じます。
最後に、「青木町公園」にある、東京オリンピックの聖火台のレプリカが紹介されました。父、萬之助が作っていたものを手直ししたものです。陽春分校から歩いていける距離なので、「知らなかった!いってみたい」と声が上がりました。みなさんは、興味津々でした。
この授業をした先生が、聖火台のレプリカを持っていました。国立競技場がなくなるときに販売されたそうで、石のプレートが、実際に聖火台が乗っていた土台の石を使ったものです。
「えー!すごい!」実際にみてみるとより身近に感じたようでした。
「やりぬくこと」の葛藤、そして得るものを道徳を通して、よく考えられたようです。
1月20日(木)3年生国語「論語」
1月20日 3年生の国語では、どんな冬休みだったかスピーチをしていました。
感染症の流行で、いろいろなところに出かけたりはできなかったようですが、それぞれステキな冬休みがすごせたようです。
生徒が冬休みの思い出を発表し終わった後、国語の先生がたまたま参観していた保健の先生に
「冬休みはどうでしたか。」と聞きました。保健の先生は、快くお話をしてくれました。
保健の先生は、毎年おせち料理を家族で分担して作っているそうです。
自分が担当しているおせち料理を食べてくれた人の話をしてくれました。温かい気持ちにしてくれる良い話でした。
その後は教科書に入り、内容は「論語」です。論語は漢字がほとんどなので、少し解読が難しいです。
先生が読んでいるところをペンでチェックしながらおいかけています。
今回の授業から「デジタル教科書」を使っています。
こちらのクラスでは、ホワイトボードに「デジタル教科書」を投影して大きくみえるようにしました。
ホワイトボードに投影することで・・・
欄外に手で書くことができ、ワークシートのように使うこともできます。
みなさんがよりよく学べるように、先生たちも日々たくさん考えています。
「デジタル教科書」、現代的で少しワクワクしますね。
「論語」は難しいかも知れませんが、学びが深まるだけでなく、楽しくなるといいな、と思いました。
1月19日(水)みんなで「わっはっは」
1月19日 この日全クラスに「ほけんだより」が配られました。
陽春では「ほけんだより」配布時に、ポイントを説明しつつみんなでやってみています。
今回のほけんだよりには免疫力アップの特集があり、その中で「笑う」というのをみんなでやってみました。
まずは「ほけんだより」の内容をみんなで読みます。
そして、「じゃあみんなで笑いますよ!わっはっはっは!」先生が大きな声で笑わせます。
みんなとっても良いすてきな笑顔です。
最初はみなさん照れていましたが、先生たちの笑い方につられ笑いで笑いの連鎖がおきていました。
すてきな学活でした。
1月18日(火) 1・2年美術「陽春版画暦」
1月18日 1・2年は今年初めての美術がスタートしました。この日から新しい作品作りが始まります。
それは・・・
陽春オリジナル、版画の暦(カレンダー)を作ります!
2年生は去年版画で彫刻刀を使用しましたが、1年生は彫刻刀自体使うのが初めての人ばかりです。
ケガをしないように、先生が丁寧に説明をします。皆さんは、しっかりと説明をきいています。
さて、いよいよ版画用のゴム版が配られました。練習です。名前を彫ってみます。
マジックで名前を書き、その線のぎりぎりの縁を三角刀で切ります。
その線に向かって、丸刀で文字の周りを彫っていきます。
練習なので、まだ失敗して良いのですが、思わず緊張して、呼吸するのを忘れてしまいます・・・
すごい集中力です・・・
うまくいくようコツをもう一度先生に聞きます。
少し緊張しますが、さくさく彫れると楽しそうです。
ケガに気をつけて、すてきな作品を作ってくださいね。